安西水丸作作のストーリー漫画。1985年の1月から1年間「月刊カドカワ」で連作された作品群。
表題作「黄色チューリップ」は、初冬の青山通りの花屋の店頭で見たあざやかな黄色いチューリップから思いあたった。きーんとつめたい冬のよるを、黄色いチューリップで描けたらいいなあと思った。黄色という色はとてもふしぎな色だと思う。赤や青にくらべ、黄色には、どこか不良じみた魅力があった。なにか秘密めいたことを、そっと教えてくれるようなところがあった。あの明るさが、どこか病んでいるようにも思えた。(あとがきより)
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