竜のイドルへの生け贄になったシスターが、竜の知らない魔法「ソウジ」を使って、世界を少しだけ変えていく。拭いたり掃いたり磨いたり、“お掃除”は魔法なのです。シスター&ドラゴンのほっこり異世界お掃除コメディー! 描き下ろし6.5話「秘密のクリエラ」収録。
怠惰の七竜であるイドルの生贄として森へやって来たシスター。しかし、イドルの住処の汚さに落胆し、イドルと掃除をすることに。みるみる見違えったように綺麗になっていく住処を見て、イドルは掃除を魔法だと思い込む。そんな竜と人間の異世界お掃除コメディ。 めんどくさい印象を持たれがちな掃除を魔法のように扱うシスターを見ていると、不思議と掃除をしたくなってくる。きれいになっていく過程も丁寧に描かれているので、なおさら掃除の意欲が湧いてくる。 最初は生贄であるシスターを食べる気でいたイドルだったが、心優しいシスターと過ごすうちに情が湧いて、助けてしまう彼もまた、本当は心優しい竜なのだろう。
by れとれとさん (961)「小説家になろう」日間・週間・月間・四半期1位獲得の人気タイトル、待望のコミカライズ!ブラック企業に勤務するサラリーマン、佐藤亮太。彼は突如として、あらゆるものがモンスターからドロップされる、不思議なダンジョンへと転移してしまった! しかも、体力・魔力などのステータスはすべて「F」(最弱)の上、レベルは固定で「1」(最低)という最悪の状態で…!!だが、それに反して謎のユニークスキルを持っていたことが判明する。いま、過労死リーマンが、最強勇者へと異世界転職を果たす!?
この物語は、家族を知らずに育った永井仁清が、ある家族を護ろうとする漢のドラマである。生まれてまもなく捨てられ、福祉施設で擬似家族を体験した仁清は、より強い絆を求めてヤクザになった。仁義・恩義・律義に生きる無骨な生き様に熱くなる!!
ステゴロでヤクザ一組を壊滅させた後、刺し傷だらけの身体で、ゆうゆうとお縄についたことで"伝説の漢"として裏社会に畏怖をもって伝えられている「永井 仁清」を主役に据えた、アウトローマンガ。 ヤクザだった仁清は、ある日、川で溺れている少女を助けるが、その少女は、警察署署長「円城寺 正義」の一人娘だった。 正義にお礼にと夕食に招かれた仁清は、その家族の温かみに触れ、惹かれていく。 本作のプロローグでは正義は故人になっていて、正義と出会ってから彼が不明になるまでが描かれる展開となります。 財政界の膿や汚泥に身近な人が巻き込まれ、学はないが一本気質でタフででかい仁清が、ほぼカチコミで解決する展開となります。 裏で糸を引いている汚い悪党も、仁清が睨みつければ怯え、ぶん殴ればべっこりヘコむのが爽快でした。 残酷なシーンはありますが胸糞悪く終わることはなく、ガタイのいいオヤジが思いっ切りぶん殴って解決する展開が好きな方にはうってつけの作品です。 なお、後で知ったのですが、本作は同作者の別作品"高校鉄拳伝タフ"のスピンオフだそうです。 私は元作品は読んでないですが、全く違和感なく読めました。 おもしろかったですが、終盤は病により仁清が弱体化します。 また、序盤から死ぬことは知っていたのですが、結局正義が最後どうなったか不明のまま終わったり、序中盤に数話でてきたキャラクターが使い捨てになったりするなど、尻切れのまま終わった感じがあります。 掲載誌だったビジネスジャンプの休刊と同時に終了となったそうですが、ビジネスジャンプが続いていればその辺も描かれたのだろうかと思うと少し残念です。 漢の生き様を描いた名作と思います。
by うにたべたい (528)成人した全員に神様から「神器」と「職業」が与えられる世界。宿屋の少年・レリウスに与えられた職業は、最弱職の『鍛冶師』だった! お先真っ暗かと思いきや、神器のハンマーは壊したものを何でも鑑定・創造できるチート神器で…!? “万物創造”で成り上がる最強スローライフ、ここに開幕!! 累計3200万PV超え! 「小説家になろう」発の高速成り上がりファンタジー!!成人した全員に神様から「神器」と「職業」が与えられる世界。宿屋の少年・レリウスに与えられた職業は、最弱職の『鍛冶師』だった! お先真っ暗かと思いきや、神器のハンマーは壊したものを何でも鑑定・創造できるチート神器で…!? “万物創造”で成り上がる最強スローライフ、ここに開幕!!
1巻収録分までで休載が4回、その後も単行本作業の名目で連続2回と割と休載が多く、1巻が出るまでは1年半かかったのでした。 旧作と舞台は地続きにはなっているものの、本作中でのHTTにはたいした存在感がなく(つながっているのがむこうも1巻のエピソードだからかな)、シリーズとしてくくられるのに違和感を覚える程度に別の話になっています。 音楽(というか曲の描写がないので楽器)6割くらいの安定した日常まんがの趣で派手さはない気がしますが、この雰囲気は続いてほしいかななんて思います。 旧作のような商業展開を望むかというと迷うのです。もっとも、それでまた当てようというような野心は、よくも悪くもこの1巻からは伝わってきませんが。
by さくらめぷりあ (25)