ワケあり美形がひしめく屋敷で雷蔵は恋をした。相手の紺は、無愛想でつっけんどんで、でも雷蔵のことを嘲笑(わら)ったりしない美少年。住人Sのちょっと激しめなラブシーンにあてられながら毎日紺を好きになる雷蔵。ところが紺は、屋敷を訪ねる客相手に秘密の“仕事”をやっていて……。志水ゆきの逃げられないLOVEDESTINY、開幕!!
階段からの落下事故をきっかけに精神だけ6歳になってしまった17歳の「霧里七華」と、その幼なじみで、周囲からは"怒髪の稔二"と恐れられている「凪原稔二」を主人公としたラブコメディ。 元に戻った時の居場所を残しておくため、七華が6歳になってしまったことは周囲には秘密にするのですが、元々暗い性格で成績だけ良く、クラスにとけ込めず浮いてしまっていた七華が、急に精神だけ小学生の無邪気なお子ちゃまになるので違和感無いわけがなく、ぶりっ子のようになってしまった七華にクラスの女子からはさらに反感を買ってしまいます。 そんなななかを事情を知っている稔二がフォローをする展開で、前は荒れていた稔二を優等生の七華が嗜める関係性だったのが逆の立場になることで稔二はななかの代わりに大人の対応を身につける。 一方で稔二のために無理に背伸びをして大人になろうとしていた七華は、ななかと稔二の関係に微妙な感情を持ってしまう。 七華はなぜ6歳のななかになってしまったのか、元に戻ることはできるのかというストーリー展開を縦軸にして、天真爛漫なななかと、それに振り回される稔二のドタバタを描いた作品です。 進展のあるストーリー以外は一話完結という形をとっています。 心に負った傷から生まれた6歳のななかという存在と、現在の自分との折衝、序盤は"いじめ"とも取れるクラスメイトとの軋轢が描かれ、また、稔二に恋心を抱く「雨宮ゆり子」というキャラクターとななかとの三角関係の縺れが描かれるなど、展開的に暗い話が多いです。 その中心人物は主人公の稔二であり、彼がため傷つく人が現れたわけで、読んでいて彼の辛さが感じられるシーンもあります。 ただ、タッチはコミカルで、いつも無邪気な微笑みを浮かべるななかがトラブルを引き起こす様子は、どこかほっこりさせてくれます。 展開こそ暗いですが、楽しい気持ちにさせてくれる作品でした。 ラストは少しほろりとさせてくれます。 いい作品でした。 ちなみに本作は過去にアニメ化しています。 アニメはOPがFunta、EDがCooRieと両方名曲なので、主題歌目当てでもアニメもおすすめです。
by うにたべたい (585)宮崎駿が描き下ろしたオールカラーの絵物語。1982年「アニメージュ」にて『風の谷のナウシカ』の連載を開始したのとほぼ同時期に描かれた作品である。水彩の淡い色をいくつも重ねて着色した絵が美しい。 <p> 作物の育たない貧しい国の王子シュナは、大地に豊饒をもたらすという「金色の種」を求め、西へと旅に出る。つらい旅の途中、人間を売り買いする町で商品として売られている姉妹と出会う。彼女らを助けた後、ひとりでたどり着いた「神人の土地」で、金色の種を見つけるが…。どんな状況にあっても、生きようとする人間のたくましさ。強い心だけが生みだすことのできる、やさしさ。そして、弱さと無力さ。宮崎は、短い物語のなかに、そんなものを、ただそのまま描き出してみせる。 <p> 世界観の作りこみとそれを表現する絵の力は圧巻。特に「神人の土地」にあふれる虫、植物、巨人、月の造形には、一切の迷いが見らない。彼の頭のなかに広がる原風景を見せられているようで、生々しいほどの迫力に満ちている。死と生、喜びと恐怖の一体となったこの世界観は、以降の宮崎作品にも幾度となく登場する。 <p> チベットの民話に感銘を受けた宮崎が「地味な企画」ということでアニメ化を断念し「自分なりの映像化」を行ったものが、本作である。だがアニメという万人に向けた形をとっていれば、また違うものになっていたはずだ。淡々と、厳かに物語が進行する本書の独特の雰囲気は、絵物語という形態であればこその魅力といえるだろう。(門倉紫麻)
照屋光、6歳。小学校入学を間近に控えたある日、東京に住む照屋一家を、伯父の洋平が訪ねてきた。洋平の住む沖繩の唄美島では、ただひとりの小学生が転校することになり、島民たちは廃校=廃村かと危ぶんでいるという。小学校を存続させて島を守るため、光を島へ連れていきたいと頼む洋平だが…。
ちょっとした超能力が使えるのが取り柄の南丸こと、ナン丸はある日、知り合いでもない民俗学の教授・丸神から呼び出しを受けた。だが丸神は調査のため「丸神の里」へ行ったきりで戻っておらず、残された研究生からは「教授とナン丸は、同じルーツを持つらしい」と告げられ、心当たりを尋ねられた。だが何も知らない――。いっぽう「丸神の里」東北の丸川町では、殺害方法のわからない猟奇事件が起きた。失踪した丸神教授の研究内容と足取りを追って、丸神ゼミとナン丸は「丸神の里へ」おもむくが…。
中学3年生の夕城美朱(みあか)は現在、花の受験生。女手ひとつで育ててくれた母親の期待に応えるために、超難関進学校の城南学院を目指して猛勉強の毎日を送っている。ある日、美朱は親友の唯と受験勉強をしていた図書館で「四神天地書」という古い本を見つけた。この本を読み終わると、本の主人公と同じように朱雀(すざく)の力を手に入れて、望みがかなうという。その本を開いてしまった2人は、本の中に吸い込まれてしまい…!?
教会に祖母と二人で暮らしているアミー。ある日、彼女の前に天使のリコルとラミエルが舞い降りた。二人はアミーに千年に一度交代する星天使(せいてんし)の候補に選ばれたと言ってきた。星天使になればなんでも願いが叶うと言われてその気になったアミーだけど!?ミラクル・エンジェルストーリー第1巻!!
人工物なのか自然物なのかもわからない巨大な廟のある世界。そこに突如現われた、ヒトの目では捉えられぬスピードで人間を殺戮、捕食する真っ白な怪物。“白奇居子(シロガウナ)”と呼ばれるその異形の怪物の出現とほぼ同時に、養殖所で働く男、駆動電次の元にタドホミという女が訪れる。その直後、現われた白奇居子は死骸となり、その側には駆動が倒れていた…。
バトルシティトーナメントを制して、しばし休息の遊戯達。だが天馬夜行が率いるインダストリアルイリュージョン社が海馬コーポレーションを乗っ取り、遊戯に魔の手が伸びる。新たな神のカードを持つ天馬に杏子を人質に取られ遊戯は!? ※デジタル版には同梱カードは付属しておりません。ご了承ください。
千葉県の幕張にある高校の野球部を舞台に、3度の飯よりおっぱいが好きな塩田鉄人(しおだ・てつひと)とロリコンで変態な奈良重雄(なら・しげお)が活躍する青春下ネタギャグコメディ。幕張南高校の野球部に仕方なく入部した塩田と奈良は、生徒に手を出した野球部監督・野村(のむら)を脅迫してファミレスで飯をおごらせる。しかし、野村は財布を落としてしまい、塩田達は勘定をどうするかで奇策をめぐらせて……!?