時は大海賊時代。いまや伝説の海賊王G・ロジャーの遺した『ひとつなぎの大秘宝』を巡って、幾人もの海賊達が戦っていた。そんな海賊に憧れる少年ルフィは、海賊王目指して大いなる旅に出る!!
類稀な身体能力を持つ高校生・虎杖悠仁は、病床に伏せる祖父の見舞いを日課にしていた。だがある日学校に眠る「呪物」の封印が解かれ、化物が現れてしまう。取り残された先輩を救う為、校舎へ乗り込む虎杖だが!?
多くの人間が“個性"という力を持つ。だが、それは必ずしも正義の為の力ではない。しかし、避けられぬ悪が存在する様に、そこには必ず我らヒーローがいる! ん? 私が誰かって? HA‐HA‐HA‐HA‐HA! さぁ、始まるぞ少年! 君だけの夢に突き進め! “Plus Ultra"!!
【デジタル版限定!「少年ジャンプ+」掲載時のカラーページを完全収録!!】怪獣発生率が世界屈指の日本。この国は、容赦なく怪獣が日常を侵していた。かつて防衛隊員を目指していたが、今は怪獣専門清掃業で働く日比野カフカ。ある日カフカは、謎の生物によって、身体が怪獣化、怪獣討伐を担う日本防衛隊からコードネーム「怪獣8号」と呼ばれる存在になる。
魔王を倒した勇者一行の後日譚ファンタジー 魔王を倒した勇者一行の“その後”。魔法使いフリーレンはエルフであり、他の3人と違う部分があります。彼女が“後”の世界で生きること、感じることとは―― 残った者たちが紡ぐ、葬送と祈りとは―― 物語は“冒険の終わり”から始まる。英雄たちの“生き様”を物語る、後日譚(アフター)ファンタジー!
誰もが魔法を使い、その優劣が全てを決める魔法界。人里離れた森の中で、日々筋トレの鬼と化す少年・マッシュの秘密は、魔法が使えないこと。その秘密を他人に知られた時、日常は一変!! なぜか魔法学校に入学し、トップを目指すことに…!? 鍛え上げた筋力とパワーで、全ての魔法を粉砕するアブノーマル魔法ファンタジー、ここに開幕!!
魔法の呪文「トッテモコマッタンガー」を偶然の一致で唱えてしまい、失敗ばかりの魔法使い「タルルート」を呼び出してしまった小学生「江戸城本丸」が主人公。 次の話に続くこともありますが基本的に一話完結型のギャグ漫画です。 作者の江川達也はいろいろ批判の声が多い人物ですが、本作を読んでいるとあの江川達也がこれほど高レベルの作画で、しかも週刊連載を何年も続けていたなんて信じられない思いがします。 本作は絵こそ荒いですが力強く、一コマ一コマに勢いがあって読んでいてすごく楽しい作品でした。 氏の最近の作品や言動から批判する気持ちは十分分かるのですが、本作については紛れなく名作です。 本作はドラえもんへのアンチテーゼを謳っていたが、結局は模倣に終わったと作者は自己評価しています。 ですが、ドラえもんへのアンチテーゼと言われると納得する部分が多いです。 確かに話の展開は似ていて、のび太やジャイアン、スネ夫、しずかちゃんポジションと言えるキャラクターが登場するのですが、本丸はのび太くんと違い、タルの不思議な魔法の力を使って勝利するのではなく、魔法の力で特訓をして、努力に努力を重ねて苦手を克服し、勝ってしまう、そして人として大きく成長する物語となっています。 少年誌らしからぬエロ展開が多いのも特徴の一つです。 後発のジャンプ漫画に比べるとぬるい展開ではあるのですが、女の子が体を洗うタオルに憑依してしまう、魔法のメガネで服が透けて見えるなど、当時の小学生男子にはドキドキの展開が多かったです。 ネタバレはしたくないので細かく書きませんが、最終回直前の展開がかなり熱く、少年誌らしい燃える展開でした。 ラストは打ち切りだそうなのですが、それを感じさせない余韻を残した終わり方になっています。 大変きれいなスッキリとした、そしてタルルートらしい良い最終回だと感じました。 本作を読むと、もう本当に最近の江川達也はどうなってしまったのかと思います。 本作は現在の氏が想像できないほどハイクオリティーでメッセージ性に溢れ、熱い、素晴らしい作品です。
by うにたべたい (528)