マンガ好きが選ぶ読書記録サービス
作品数:14
全305件
うっちゃん
3.6
ちょっとハードル上げすぎた
銀河の死なない子供たちへ
レビュー(104)件
完結・全2巻
🦦
3.0
Twitterでhighlandさんが読んでいたので読んだ。わたしもご飯食べる時すごい色々考えちゃう
鬱ごはん
レビュー(27)件
既刊5巻
匹七
5.0
素晴らしい…
バーナード嬢曰く。
レビュー(77)件
既刊7巻
oneshot
私はこの作品を愛している。毎回最新作が最高傑作で、今回の6巻も素晴らしかった。多分、並行して上梓された「鬱ごはん」4巻の影響があるのではないかと思う。というのも、ド嬢は回を重ねるにつれそのテーマが本自体から本を読む人間そのものにシフトしてきているからだ。1巻初めでは、ド嬢たちの性格は対照的で分かりやすかった。しかし、それはテーマの中心である本や名言を説明するためであって、性格はただの記号でしかなかった。「マンガで分かる○○」とかに出てくるキャラクターみたいな感じだ。これはある意味で分かりやすいが、やはりリアリティにおいて欠けるという欠点がある。しかしド嬢たちの関係は次第に現実味を帯びてくるにつれ、単なるフィクションではなくなる。ド嬢や神林たちは互いに共通点を見つけ、そして自分に欠けているものを相手に見出したりする。この人間関係の描写における解像度の高さというのが意外なギャップなのであり、それ故読者はこの作品の世界に没頭してしまう。例えば神林がツッコミでド嬢を殴るシーン、これはマンガ的、あまりに普通なマンガ的表現であり、私達はそれをつい見逃してしまうが、最新刊でそうしたマンガ的表現がめっきり減って、神林がド嬢を殴ることがなくなった。これは、単に優しくなったからとか、仲が良くなかったからだというだけではない。現実だからだ。神林は一人の人格であり、だから当然、一人の人間としてド嬢を殴ったりしないのである。我々は次第に、この作品世界が現実に迫っていることを悟る。神林のデレにこれ程にないまでの尊さを感じ、ド嬢の懐き具合にこれ以上無いほどの安心を覚えるのは、フィクションではなく現実への驚きを感じているからとも言える。こうした解像度の高さ、アクチュアリティの高さは、『鬱ごはん』に見られるよう、ひとえに作者の人間の普遍性を見つける力、有り体に言えば広い意味で人間の「あるある」を観察する能力の高さによると思う。こうした人間の機微というか、なんとなく言葉にできないすれ違いや、他者と通じ合う喜びは、自分を見詰め、観察できる人にしか書けないと思う。その上で、バーナード嬢はある種文学である。それも、まさにこの作品に登場するような、名作である。
せーふぁ
4.0
きったない食事シーンにクソ長い独白。"逆"孤独のグルメ は言い得て妙だ。ただ、タイトル「鬱ごはん」から想像されるようなダウナーーーなのは1巻だけ。それでもぐいぐい読ませる文章は、さすがの施川ユウキ先生である。
原作者の『銀河の死なない子どもたちへ』の後に読むと、根底にある哲学的なテーマが少しわかる気がします。うまく言語化できないのですが、「生々流転」、「輪廻転生」でしょうか?原作と秋☆枝先生の作画がマッチしていて、ホラーありギャグありヒューマンありの、バラエティに富んだ内容が読みやすくなっています。秋☆枝先生の作画が好きであれば、マストです。
ハナコ@ラバトリー 新装版
レビュー(2)件
既刊2巻
orange
3.4
メモ
ぽてとたろう
3.5
センスオブワンダー
サナギさん
レビュー(12)件
完結・全6巻
4.9
施川ユウキが信頼に足る「作家」であり、そしてまた信頼に足る「読者」であることが、端々から伝わってくる。マンガにせよ文章にせよ、本当に素晴らしいリズムを持っていると思う。
今を生きるラップ、時を超えるシェイクスピア。元気な時に読むのをおすすめする。
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