3年前の8月31日。 突如 『侵略者』の巨大な『母艦』が東京へ舞い降り、 この世界は終わりを迎えるかにみえた―― その後、絶望は日常へと溶け込んでゆき、 大きな円盤が空に浮かぶ世界は 今日も変わらず廻り続ける。 小山門出(こやまかどで)、 中川凰蘭(なかがわおうらん)、 2人の女子高生は 終わりを迎えなかった世界で 青春時代を通行中! 『ソラニン』『おやすみプンプン』の 浅野いにお最新作! 2人の少女のデストピア青春日常譜、開幕。
幽霊肯定派の女子校生・綾瀬桃と、同級生の怪奇現象オタク・オカルト君。互いに否定するUFOと怪異を信じさせるため、桃はUFOスポットの病院廃墟へ、オカルト君は心霊スポットのトンネルへ行くのだが…。運命の恋が始まる!? オカルティック怪奇バトル開幕!
世界が崩壊しても、片想いは終わらない。 押見修造(漫画家)、驚嘆。 志村貴子(漫画家)、恐怖。 村田沙耶香(小説家)、絶賛。 高月(こうづき)かのん、23歳。 高校時代からストーカー的に想いを寄せる境(さかい)先輩と、 アルバイト先の喫茶店で再会を果たす。 でも、いけない。 先輩は世界の英雄で、そして他の人のモノだから。 ストーカー気質メンヘラ女子の痛すぎる恋に、共感の嵐です!
この世界では、廃人こそが最強 ネットゲーム「プラネット」において最強と呼ばれる4人組がいた。 4人組の名前は”赤羽一家”。彼らはネットゲーム上の疑似家族だった。 互いには知らないが、彼らの正体は現実世界で崩壊した本物の家族である。 引きこもりの長男、優等生の次男、我が子から尊敬されない父親、家庭を顧みない母親… 彼らは家族のぬくもりを知らない。 ネットゲーム上の家族が仮初めのぬくもりである事も知らない。 そして互いが本当の家族である事も知らない。 赤羽一家を中心としてネットゲーム『プラネット』の中で繰り広げられる、 モンスターとのバトル、ギルド同士の戦い、そして最終標的”黒い鳥”をめぐる権謀術数… 物語は現実世界を、そして現実の家族を巻き込んで大きく動き出す―
長峰(ながみね)ミカコと寺尾(てらお)ノボルは同じ高校を目指す中学3年生。受験を控えたその夏、ミカコはふいに国連宇宙軍に選抜され宇宙に行く事を、ノボルに告げる。ミカコの最終的な目的地は太陽系外縁部。宇宙と地上で連絡をとりあうふたり。しかし、人類が初めて体験する距離は、ふたりの時間や心を、決定的に隔ててゆく……。アニメーション『ほしのこえ』をコミカライズ!
『君の名は』で世界に名を轟かせた新海誠監督の初期原作アニメ『ほしのこえ』を、佐原ミズ先生がコミカライズ。 先生の絵は非常に繊細で切なく、とても美しいです。初めて観た時は驚きました。しかもデビュー作です。 『秒速5センチメートル』など切ない物語で有名な監督作品との絵とストーリーが絶妙にマッチしており、これ以上相応しいマンガ家さんはいないのではないでしょうか。 新海アニメの中で『ほしのこえ』が最も好きですが、その魅力が存分に引き出されています。またこの作品はいくつかノベライズもされていて、それぞれに少し異なるストーリーにも惹きつけられます。/ 2019 ------ 久しぶりに読み返しましたが、いま観ても素晴らしい作品です。☆4.6→☆5.0 / 2023.6
by シン (1409)