この漫画のレビュー

5.0
4.0
3.0
2.0
1.0
3.84

1573件の評価

4.6

74巻まで読みました

結構低い評価も散見されているのですが、実際のところなんだかんだで面白かったです。
あとで振り返ってみると、後出しのこじ付けで話が進んだり、未回収のまま設定が置き去りになっていたり、何話も使って話が進んでいなかったりするのですが、そういった細かい粗は気にしない方におすすめ。
私自身評価を先行してマンガを読んでいたのですが、読んでいる間は個性的なキャラクター、設定に引き込まれて、気にならなかったです。
ただ、オサレなことには違いないです。これに関してはその通りです。

オレンジ髪の高校生・黒崎一護は、幼い頃から霊感が強く、幽霊が見えているという特徴があった。
ある日、自分の部屋に悪霊を退治にやってきた死神と名乗る朽木ルキアが現れる。
死神の存在を信じられなかった黒崎一護だが、ホロウ(虚)と呼ばれる悪霊が現れ、一護の家族が襲われてしまう。
一護を庇い重症を負ったルキアは、最後の手段として一護に死神の力を渡す。

そうして「死神代行」として立ち上がった一護と虚の戦いを描く死神代行編。
死神の世界・尸魂界(ソウル・ソサエティ)で罪人として裁かれようとするルキアを助けるために尸魂界で奮戦する尸魂界篇。
ルキアの体内に隠されていた崩玉を奪い世界を手中に収めいようとする本当の敵を倒すため虚圏(ウェコムンド)を舞台に戦闘を行う破面篇。
世界を護りきれた代償として死神の力を失ったが平穏な日々を過ごしていた中で仲間が謎の敵による襲撃に会い謎の男・銀城空吾とともに死神の力を取り戻す死神代行消失篇。
尸魂界が突然見えざる帝国(ヴァンデンライヒ)からの襲撃を襲撃を受け、滅却師とユーハバッハを迎え撃つ千年血戦篇で構成されています。

現世の仲間たち、護廷十三隊、仮面の軍勢、破面、十刃、完現術者、星十字騎士団など、登場キャラが非常に多いのですが、各々個性的でキャラにかぶりがほぼないです。
例えば尸魂界には死神の組織が13隊ありそれぞれに隊長と配下がいるのですが、隊長、副隊長も元より端役に至るまでキャラが立っていて、あとで登場したときに読んでて気付けるのがすごいと思います。
組織が多数登場し、それぞれの思惑で動いているのですが、絵がごちゃごちゃとなりすぎず、混乱しないです。

序盤はいまいちでしたが、尸魂界篇の中頃あたり、本格的にバトル漫画に入ってきたあたりから面白くなります。以降はその勢いのまま、死神代行消失篇あたりでちょっと失速がありましたが、ラストまで走りきった感じがあり、一気に読めます。
15年という長期連載作品ですが、最終回ではあっさりと幕を閉じたのも良かった。

ネット上では色々話題が多い作品ですが、漫画好きなら読んで損はない作品だと思います。

4.9

2回目読了。中学〜高校のときにどハマりし、僕を漫画好きに導いた不朽の名作。1度大学の頃くらいに読み終えましたが、内容忘れまくってたので一気読み。
バトル漫画としては☆5。中高生にささるカッコイイ技名、解号、斬魄刀の当て字、イタリア語たち。そしてなんといってもオサレな絵。名作です。
ただ、今読むと戦う理由が浅いなと思ってしまう。最近進撃やネバーランドで正義について考えすぎてたせいもあるかもしれないけど、愛染も月島もユーハも結局のとこなにがしたいんやろと思ってしまた。
そういう意味で東仙は好きなキャラなんだけど、大義を説く割になんか普通だし、ギンはなんなん笑。もっとやりようあったやろと思ってしまう。愛染はクズすぎて逆に好き。
一護がルキアを助ける理由も友だちだからって感じだったけど、納得はできるけど共感度は低いし、
護廷十三隊のみなさんほかの隊の人の始解や卍解みて、初めて見る!っていうくらい普段尸魂界って平和なみたいなのに、旅禍きた途端、仲間内で斬り合いまくってんの草。
最初から一貫して行われた一護のスーパーハイスピードパワーインフレも、結局血筋最強があとからわかる展開も、敵の方強いのに味方誰も死なんのに助けがきて敵死ぬっていうスーパーご都合もジャンプだから許したとしても、
敵がチートすぎるんですわよ。バトルで解決できない能力倒すときってどうやって倒すんだろうってすごく気になるけど、結局いろいろ試したあげく、やったか、、、?からの倒してなくてさいごはうおーーーーーーーって斬りかかると勝てるみたいな、いや、じゃあさっきまでのくっっそ難しい専門的な説明なんだったん?と。なりますよね笑。俺が頭悪いだけかもしれないけど。
にしても、敵のいろいろな能力とかよく考えるなあと思うし愛染の侵入禁止エリアのシーンとかうおおおおってなったし、構成もとても面白かったですね。やっぱ鏡花水月すきですね、、、一体いつから鏡花水月を遣っていないと錯覚していた?は名シーンですね。あと織姫すこ。人生5回は名シーン。

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