『俺と寝てほしい』 大好きな部長からお願いされたのは――。 霊が視える体質の佐々木みかんは、片想い中の上司、亜久津部長に大量の霊が憑いていることが気がかり…。残業後、公園でひとり誕生日を満喫していると…目が覚めたら目の前には寝起きの部長が――! 迷惑をかけたお詫びの恩返しは同じベッドで寝ること!? 耳元の、低く甘い声に振り向いたら――不器用な男女が心の距離を夜毎縮めていくベッド・タイム・ラブストーリー。
霊が視える体質のOL・佐々木みかんは、片想い中の上司・亜久津部長に大量の悪霊が取り憑いていることがかなり気がかりだった。ひょんなことから、阿久津部長に酔っぱらっているところを介抱され、同じベッドで寝ることに。実は悪霊のせいで眠ることができなかった阿久津部長は、その日はぐっすり眠れたようで…。そこから、阿久津部長に「俺と寝てほしい」と提案されてしまったみかんは…? オフィスラブ×TL要素×ファンタジーミステリーといういいとこどりの本作。登場人物のエロい表情とか、エッチ中の液体多めの描写とかつきのおまめ先生の得意な部分を十分に生かしつつ、ストーリーはピュアで初々しさがある。 とにかく阿久津部長がエロい。行為中の言葉ひとつひとつが女性が言われて嬉しい言葉ばっかりで、慣れてんな~と思いつつ、これはノックアウトされてしまう…。作家さんが女性のドストライクをつくのうまいなぁと改めて実感させられた。 お互いが結ばれて、謎の霊の真相に迫りつつあるが、そのストーリーもしっかりしているので毎話気になるところもうまいなと感じる。
by れとれとさん (961)それは「私に欲情できる男なんて、この世にいないかも」という呪い───。石田真澄・25歳。恋愛オンチで結婚どころか彼氏もいない。そして何より… この歳になっても処女!? こんなことになってしまったのも、真澄が高校時代に付き合っていた 初カレの一言が原因だった。焦る真澄の前に現れたのは、職場の先輩・高遠英至。未婚で身元もはっきりしてて安心。早速、英至で処女を捨てようとするが、 真澄の一方的なお願いに英至はどこか怒っていて…。結局、処女を捨てられないまま英至とお付き合いをすることに!? 恋愛オンチな真澄は英至を怒らせてばかり。「そこそこ好き」なうちに処女を捨てたい真澄と、「この人としたい」と想われたい英至の恋の行方は…?