「お前ならいけるんじゃないか?【氷鉄の女】落としてみろよ!」クールかつ事務的に仕事をこなす姿から社内で【氷鉄の女】と呼ばれるOLの吉永奈央。ある日、奈央は先輩社員たちが自分を落とせるか賭けをしている場面を目撃してしまう。そこには奈央が長年片思いをしていた同期の里村もいて…!?「…でもこれってチャンスじゃない?」賭けからはじまる2人の恋の行方は――!?「コミックELMO」掲載話、第1話~8話までを収録しています。
クールで事務的に仕事をこなしていることから社内で「氷鉄の女」と呼ばれているヒロイン・吉永奈央。ある日、自分のことを落とせるか賭けをしている先輩社員たちを目撃してしまう。その中には入社してから長年片想いをしている同期の里村もいて…。賭けから始まる恋の行方が気になるラブストーリー。 頼みを断れなくて自分の意思がない里村がいまいちかっこいいと思えない。奈央と付き合い始めて彼女に惹かれていくが、賭けであることをいつまで経っても伝えられないところも、もどかしさと言うよりもさっさとしろや!とお尻を叩きたくなる。 キャラの一貫性は感じられるが、そのキャラクター性に魅力を感じるかと言われると違うな、と思ってしまうヒーローだと感じた。 個人的に奈央と奈央の親友・理子の学生時代の出会いのエピソードはあるあるだったけど、良かった。
by れとれとさん (961)17時頃はじまるこっちの学校―― 定時制夜間高校。さまざまな事情を抱えた生徒が通う学校に、道下鳴は今日も通学している。全日制高校とは違って世間の日の目は当たらない、まるで夜の動物園のようなところで、鳴は地べたにいる野良猫のように息を潜めて生きていた。居心地は悪くないけど、ただ一つ、高いところから見下ろしているような超然としたクラスメートの岩月が苦手だった。そんな時、鳴が誰にもバレたくなかった秘密の夜のバイトを知った岩月が、父親が失踪してアパートを追い出された鳴へ「俺が飼ってあげる」と告げてくる。孤高の美しい生き物のような岩月はまるでユキヒョウ。野良猫の自分など、きっと一瞬で食われてしまう。その恐怖と期待に戸惑いながら、彼のマンションで“飼われる”ことになり――。電子限定おまけ付き!!