警察のマル暴――暴力団担当の刑事が、ヤクザ顔負けの迫力ある容貌をしてることは有名だ。事実、暴対法以前のマル暴は、ヤクザと五分で渡り合わなければならないため、まさに極道と紙一重の日常を送っていた。抗争が相次いだ時代であれば、それは尚更だった。広島を舞台に、終戦直後から昭和40年代半ばまで続いた「仁義なき戦い」の只中、広島県警にはヤクザに恐れられる、突出したマル暴刑事がいた。広島と呉で勢力が四分五裂した抗争を繰り返すヤクザ、とりわけ神戸の二大組織・山口組を後ろ盾にした打越会と、本多会をバックにした山村組の抗争は、因縁の戦いを様相を見せていた。そしてその両組織の幹部に友や縁者を持ち、ヤクザと時に渡り合い、時に恐れられたマル暴――極道刑事。彼は拳銃を取り上げられ、警棒しか持たせられなかった時代から警察官を始め、長く血塗られた抗争の時代を駆け抜けた。波乱に富んだ型破り刑事の一代記!
悪役令嬢、ハッピーエンドを迎えてみせます物語の中に、プロの“悪役令嬢”を派遣する【悪役令嬢ギルド】。ギルドのエース・マデリーンは転生を繰り返し、93篇もの物語を盛り上げてきた。次の転生で昇格したら、“悪役おばちゃんギルド”に移ってスローな悪役ライフを…と思ってたのに、手違いで学園恋愛物語にヒロイン転生!?王子に騎士に魔導士にと、うんざりするほどの恋愛イベントに加え(貞操と命が)危険なイベントも満載で…!でも、93回悪役を演じてきた誇りにかけて…イベント回避なんてしたくない。サポート役のイケメン教師・リオルドと協力して、この世界で“ヒロインとして”ハッピーエンドを迎えてみせる――!元・悪役令嬢ヒロインのお仕事転生ラブコメ!
インスタグラムで話題!広告代理店で働く営業女子の苦悩と成長を綴ったコミックエッセイが遂に書籍化!お客様や上司から、新社会人の洗礼をうけてきた著者が壁にぶつかりながらも、営業として奮闘した実体験!がんばっているのに、どうしてうまくいかないの――?「せっかくアンタを信用したのに大損だよ」「小娘を弊社の営業担当にしないでくださいよ」辛辣な言葉と、ハードな仕事に追われる日々。――私、営業に向いてない?――辞めたほうがいいかな?だけど、乗り越えた先でつかんだ“見えない成果”と“見える結果”は、私を成長させてくれた……。「私と同じだ!」「自分もはじめはそうだった」「ちょっと泣ける」等々、共感の声多数!悩みながら働くすべての人に贈る、お仕事エッセイ!※大幅改稿、ほぼ全ページ描き下ろしの192ページ、大ボリューム!