「…どうやって入った、人間」獣人と人間ーーふたつの種族のあいだには永遠とそびえ立つ、大きな壁がある。偶然見つけた壁の亀裂から獣人の住処へ忍びこんでしまった花は、迷い込んだ先で漆黒の獣人・サナティに出会い、大きな体躯に組み敷かれる。鋭い双眸で侵入した目的を問うサナティの迫力に身震いする花。もう逃げられないーー!だけど、「侵入者」である花を捕らえるはずが、他の獣人から庇うように身を挺してくれて…?いったい、どういうこと?じんとあったかくて、甘くてピュア!だけどエッチ!壮大な異種間恋愛、開幕ーー! デジタル書店で大人気!「人外×乙女」異種族カップルの話題作がついに単行本化!コミックス限定書下ろしマンガも収録!
高知に度胸と腕っ節にかけては誰にも負けぬ侠がいた。その名は中山勝正。地元を仕切る中井組組長、中井啓一にその男っぷりを買われ、中山は中井の盃を受ける。日本の高度成長の波に乗り、中山はシノギで頭角を現す。そしてそのシノギを黙って中井親分に渡す中山には、親子の盃の重さが何かを知っていた。親分・中井の市議選、侠道会・菅谷組の高知進出阻止を経て、中山の名は山口組三代目・田岡一雄の耳に達して面会を許され、やがて自らの組織「豪友会」を立ち上げ、若くして山口組直参に名を連ねる。中山は、当時山口組を悩ませていた菅谷組の菅谷政雄ことボンノの引退にも奔走、対話と力で事態を収拾し、侠を上げる。そして田岡一雄三代目、山本健一若頭が相次いで逝去、四代目継承を巡る「山一抗争」では一貫して竹中正久を盛り立てて奮戦。竹中四代目の誕生と、自らの若頭就任を勝ち取るが……熾烈な生き様を貫いた侠の一代記!
うまい・安い・早い! どんな患者の希望でもかなえることができるダーウィン進化病院。ここは現代社会に悩める患者を救うため、活動し続ける病院である。今日も悩みを抱えた患者がこの病院にやってくる。今日の患者は受験にも失敗し、何をやってもダメな性格が暗い青年。かつて空を飛びたいと願った爬虫類が空を飛ぶことが出来たという話を聞かされた青年は、空が飛べれば自分の根暗も治る!(ちょっと方向性がちがうような…)と信じ、空を飛ぶ練習を始める! 青年は完治することができるのか…!? 魅惑の《ササケイ》ワールド。おばかでシュールなナンセンスコメディが炸裂! シリーズ読み切り3本+ショート&ショート12本も収録した大ボリュームの1冊!
欲しいオトコできた! 見るからにワガママで気まぐれでギャンブルばかり。 ときどき目が合うけれど、いつだってオンナに囲まれてるヒト……。チナが恋した相手は手ごわそうなアソビ人。 名前も知らない彼の気を引きたくてキスを仕掛けたら、もっとエッチなキスでお返しされちゃって…… くちびるからはじまった刺激的な恋のゆくえは……?
違う世界に連れていってくれる名作。何度も読み返したくなる。 恋や愛について、一切の妥協なく描かれている。 ストーリー・セリフ・キャラクター・世界観のボリューム感とリアリティが他の恋愛作品と一線を画してる。ドラマや映画を観てるような構成力の強さも凄い!絵もキレイで、色々なこだわりが伝わるので何度読み返しても楽しい。 そして何より、登場人物それぞれの魅力がもう最高に良い意味で筆舌に尽くし難い。チナちゃんというヒロインがとにかくパワフルで可愛らしくて、「イイオンナ」すぎて何度惚れてしまったことか…ヒナセとの関係性はもちろん、他の男性陣との危うかったりそうでもなかったりな関係性もかなり美味しい。 特に丹吾くんの青さというか、思春期らしさというか…あそこまで繊細にキャラクターが描写しきれている恋愛漫画は中々ない気がする。人物同士の関係性がかなり丁寧に描かれているが故に人物像が際立って見える。 物語も相当作り込まれているので、漫画に描かれていない彼らの日常が容易に想像することができて楽しい。 この漫画がきっかけでジャズを聴くようにった。
by りっちゃん (448)