『死』への揺らぎに、眠りつくは賢人。駄駄(だだ)を捏(こ)ね、生き場を求めるは愚者。赤子が零(あや)し、魍魎(もうりょう)が笑うこの“檻(かご)”は最早、舵を失った船のように、ただ彷徨うことしかできない──…。
3.48
1724
発刊: 2008.01.30 ~
完結・全9巻
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a20世紀。東西を分断した歴史の闇から、その怪物は生まれた――。コミック史上最高のサスペンスが、連載当時のカラーページを完全再現した“完全版”で堂々復活!!
3.46
1701
発刊: 2008.09.22 ~
完結・全1巻
新刊通知
a「弐瓶先生いったいどうしちゃったの」――(本田透)名作『BLAME!』の続編!ギャグ外伝『ブラム学園!』も!入魂の10作品、オールカラー化!!【収録作品】ZEB-NOID/ブラム学園!/ブラム学園!京都奈良相合傘/ブラム学園!桜咲く塔の下で/小包/ネットスフィアエンジニア/ポンプ/BLAME!2第八系子体プセルの都市構造体脱出記/沼の神/戦翅甲蟲・天蛾
ベトナム戦争の渦中、アメリカ軍の従軍カメラマン・ヒカルは、米兵によるベトナム人少女の集団レイプ現場に遭遇。口封じのため銃を向けられるが、ゲリラの少女に命を救われる。美しくも残忍に人々を斬り殺していく“お姫さま(プランセス)”に一目惚れし、偶然撮影した写真を片手に自慰に耽る彼をよそに、闘いは凄惨さを増していく。
3.37
1664
発刊: 2014.05.08 ~
既刊1巻
新刊通知
a青春したい女子高生、通称ギドラが謎のサークル“ブラックギャラクシー”を設立!! 男女6人(プラス1)の学園コメディ!!
3.57
1659
発刊: 2020.01.11 ~
既刊3巻
新刊通知
a私のことも生きてるだけエライってほめてくれよ――!! 彼氏ほしいけど、モテないし、仕事はそこそこに頑張ってるけど……。ネットに発表してる自作の小説の評判はまぁ…うん……。てか、なんで出版社声かけねぇんだよ!! イタイのになぜだか愛おしいショートさんの日常マンガが描き下ろしを加えて、ついに書籍化!
「殺人事件や拷問の方法など 人の冷たくデリケートな側面を渇望する 私たちのような人間は時に“GOTH”と呼ばれる」。この「GOTH」である「僕」と森野夜のふたりが、遭遇する猟奇的な事件を描く連作短編集。乙一による6話で構成される同名小説のなかから4話を選んで漫画化したもの。 <p> 「『小説のイメージどおりだ』という声がいくつも寄せられた」と原作者の乙一があとがきで書いているように、黒髪の美しい少女、森野夜のキャラクターに引かれる人も多いだろう。だがもうひとりの主人公、「僕」のキャラクターはさらに印象深い。いつも事件を解決に導く「僕」であるが、彼は決してヒーローになりたいわけではない。暗がりを見たいというその思いだけが、彼を突き動かし核心へと連れて行くのだ。 <p> あらゆるものの手を切断して冷蔵庫に保管する教師の話(「リストカット事件」)、人間を土の中に生きたまま埋めることに執着する男の話(「土」)など、苦手な人には耐え難い(好きな人にはたまらない)表現が続く。ビジュアルでは本書最大の見せ場ともいえる凄惨な死体の様子が描かれているのは、「暗黒系」。執拗なまでに丁寧に描かれたそれは、恐怖を忘れて見とれてしまうほどの完成度である。また、どの話にも必ず巧みな「裏切り」があって、謎解きのおもしろさも存分に与えてくれる。特に森野夜の過去の事件を描いた「記憶」には大きな裏切りが用意されていて、4話で完結するマンガ版の、最終話としてきれいに全体をまとめている。(門倉紫麻)
産科の次は終末期病棟! 沖田×華、最新作 累計325万部超(電子版含む)! 講談社漫画賞少女部門受賞! NHKで連続TVドラマ化の大ヒット作『透明なゆりかご』著者・沖田×華の渾身新境地!! 『透明なゆりかご』で産婦人科という「産まれる命」を描いてきた著者が次に描くのは、「死にいく命」が集う終末期病棟(ターミナル)。死が一番そばにある病院で働く2年目の看護師・辺見。彼女が目にするのは、さまざまな患者の“死と人生”をめぐる赤裸々で剥き出しの悲喜劇ドラマです。長寿が誰にとっても当たり前となった現代であなたにとって、家族にとって「生きるとは? 死とは?」をストレートに問いかける問題作、ここに登場!!
家庭に問題のある子供達を引き取る施設『鬼燈学園』。そこには、知ってはならない『秘密』がある――。“登ってはいけない階段”。“書き殴られた悲痛の叫び”。“白いワンピースの少女”。そして“嘘が得意な大人達”。自然豊かで優雅な離島が、虚偽と欺瞞で血に染まる…。
3.46
1579
発刊: 2013.01.31 ~
完結・全3巻
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a鉄道周辺のあれこれを舞台に展開するコミックス『鉄道少女漫画』。同書に収録された「木曜日のサバラン」からスピンアウトしたアコちゃんと小平君のお話がコミックスに!! 描きおろし多数。
同作者の"鉄道少女漫画"内の一作"木曜日のサバラン"のスピンオフ。 "木曜日のサバラン"は、洋菓子店の"奥"に誘われたサラリーマンの話でしたが、本作は"奥"のメンバーの女の子を主人公にした、恋愛マンガとなっています。 奥の部屋に鉄道模型店がある洋菓子店で常連だった老人を祖父に持つ少女「倉木亜子」が主人公です。 "木曜日のサバラン"で祖父が他界し、祖父に代わって亜子は模型店に通うのですが、そこで"木曜日のサバラン"主人公の既婚の男性を好きになってしまう。 そんな亜子と、彼女にしつこく絡む男の子「小平」の物語です。 本作も鉄道、特にSLが重要なキーアイテムとして登場します。 実際の秩父や大井川鐵道のSLが登場して車内を舞台に物語が展開したり、鉄道少女漫画同様小田急線の路線が登場するため、鉄道少女漫画に比較するとドラマの比重が高いですが、鉄道好きにもおすすめできる内容だと思います。 ただ、相手の小平が、空気を読めないわしつこいわ、大人しく叶わない片思いをしている亜子ちゃんに馴れ馴れしく絡みに行く様は、個人的には良い印象を感じなかったです。 本作の雰囲気は良いと思ったのですが、私的には男側のキャラがダメでした。 なんでそんなチャラ男とくっついてしまうのか、亜子ちゃんがかわいいだけに余計になんか嫌でした。 個人的に小平が嫌というだけの問題なので、気にならない方には、終わり方もキレイで良作と思います。
by うにたべたい (525)猫で彼氏――? ドジだけど明るく素直な彼女と、彼女思いのやさしい彼(猫……?)。 ほんわか癒やしカップルの、ゆったり「おデート」物語。 あったかでモフモフな、幸せいっぱいラブコメディです。
3.76
1549
発刊: ~
通常版・他3作品
新刊通知
a産業用ロボットが、ある日突然意識を持った!それは、少年さとると少女まりんの純粋な心が作り出した意識でもあった!父親から「うちの会社にロボットが入社する」と聞いたさとるは、興味津々。モンローと名付けられたロボットとさとるは出会うが!?
3.54
1507
発刊: 2014.02.25 ~
完結・全1巻
新刊通知
a焼肉をはさんで女がふたり。生ハムを前に男は妄想。糠に手を入れ、女が思う。恋を知らない者にはソーセージの奇跡を。鬼才・ヤマシタトモコが贈る、恋と食欲を謳うオムニバス!
3.50
1484
発刊: 2012.08.24 ~
完結・全1巻
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a「オタクがばれない服が欲しい…」そんな決意をして幾星霜。みずからのコンプレックスと闘い、煩悩に敗北し、欲望に戸惑い、憧れを胸に抱く、前代未聞のファッションエッセイ! 読切り3編を収録して、あなたに問いかける、オシャレ問答! 【同時収録】あなたカレー/美青年/縞々々
天使と悪魔のキャットファイト おとぼけ天使・エニエルと、きまじめ悪魔・デヴィエラ、ふたりの些細な喧嘩は世界を巻き込む大騒動に発展する! 人気コスメを奪い合ってニューヨークを大破壊。洋服を取り合ってパリ市街でカーチェイス。温泉作りで悪ノリして、東京水没、ゾンビ発生!? はた迷惑な美貌のふたり組、ここに降臨!
3.22
1410
発刊: 2007.01.27 ~
完結・全2巻
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a舞台は平成18年、雛見沢。雛見沢――それまではごく平凡な山間の小さな寒村に過ぎなかった。しかし、昭和58年6月に起こった大災害により一夜にして村は全滅する。20余年の年月を経て、やっと封鎖が解かれたその村に、何者かに呼び寄せられるがごとく集まってくる者達。奇しくも、かつて綿流し祭りの行われていた初夏、彼らに訪れる運命とは!?長き眠りについていた鬼が、再び目を覚ます!ゲームから始まり、コミック、アニメと異例の大ヒットを続ける「ひぐらしのなく頃に」の原作者・竜騎士07が書き下ろしたひぐらし外伝!!
コミカライズ版の「ひぐらしのなく頃に」で、漫画オリジナルストーリーです。 本編の外伝的な作品で、本編のバッドエンドを迎えた数年後の雛見沢村を舞台としています。 火山性ガスの噴出により村民が死に絶え、長年に渡り全域封鎖となった末、ようやく立ち入りが許可されるようになった雛見沢村に、ある事情から仲間と車でやってきた乙部彰は、1人はぐれて雨でぬかるんだ山道を歩いていた。 そんな中、着物姿の謎の女性に遭遇する。 彼女は自身を「園崎魅音」と名乗り、一緒に村に行くことになる、という展開です。 作画はみもり氏。 線の太い独特なタッチで、終始シリアス展開の本作には合っていると思います。 部活メンバーは登場せず、無意味に熱い展開やグロいシーンなども無いので、ひぐらしのコミカライズの中では地味目な作品だと思います。 舞台は平成で、キャラも一新されており、ストーリーもひぐらし本編の謎のTIPSとなっているわけでも無いです。 また、園崎家の家宝なるニューアイテムがポッと出で登場し、ストーリーの核となります。 そのため、本作はひぐらしの設定を借りた別ストーリーと見ていいと思います。 別ストーリーですが、下敷きとしてひぐらし本編のバッドエンド後であると設定されており、本編の展開を知っていないと面白さは激減します。 本編の出題編は最低限知っておく必要があると思います。 ただ、本編と密接に関わる展開では無いので、なんとなく概要で知っているレベルで読むのに支障はないです。 本編には出なかった家宝とやらが出てくるし、知らないキャラが重要人物として以前からいた体で登場するし、他のひぐらし作品とは異質な感じがしますね。 悪くは無いです。作画の雰囲気で気になった方は読んでみていいと思います。
by うにたべたい (525)