東村アキコさんの作品の書影

東村アキコ

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作品数:26

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プロフィール

東村 アキコ(ひがしむら アキコ、1975年10月15日 - )は、日本の漫画家。宮崎県串間市出身。血液型O型。女性。

東村アキコの作品

一覧
『かくかくしかじか』の書影

かくかくしかじか

4.05

22126

発刊: 2012.6.3 ~

完結・全5巻

自分は絵がうまい。本気でうぬぼれていた林明子(高3)は竹刀を持った絵画教師・日高先生に罵られ…!? 少女まんが家を夢みたあの頃を描くドラマチック・メモリーズ!

『東京タラレバ娘』の書影

東京タラレバ娘

3.61

14537

発刊: 2014.8.5 ~

完結・全9巻

「タラレバばかり言ってたら こんな歳になってしまった」 そんなにイケていないはずじゃないのに気づいたらアラサ―になっていた倫子。6年後の東京オリンピックまでには結婚したいと思うけど…。 東村アキコの女子に対する鋭い視点と笑いがさく裂する最新作!!

『雪花の虎』の書影

雪花の虎

3.51

4462

発刊: 2015.8.5 ~

完結・全10巻

東村アキコが描く、女・上杉謙信一代記! 戦国の世を、義を貫いて駆け抜けた軍神・上杉謙信。 毘沙門天の化身とされる名将中の名将は、実は、女だった――― 時は享禄二年、1529年。 越後の春日山城城主・長尾為景の第3子が誕生する。 不甲斐ない嫡男・晴景に代わる後継ぎとして期待された赤子は、 しかし女児だった。 失望する為景だったが、すぐに決意を新たにする。 「この子を、姫武将として育てる」「名を虎千代とする」と―― 強い父、やさしい母、穏やかな兄、健気な姉に囲まれ、小さな山城でお転婆に育つ虎千代。 その双肩に背負う運命の重さを、未だ知るよしもなく……。 東村アキコが挑む本格大河ロマン、 越後の虎、女・上杉謙信の一代記がいま、始まる!!

『主に泣いてます』の書影

主に泣いてます

3.45

4444

発刊: 2010.7.1 ~

完結・全10巻

死にもの狂いで非モテ道。あり余る美貌が故、絶対的不幸にさいなまれる美人美術モデル・紺野泉。涙腺ゆるゆる。幸せぽろぽろ。あの手この手で非モテ道に邁進する川沿い美人協奏曲開演。

『ママはテンパリスト』の書影

ママはテンパリスト

3.81

4193

発刊: ~

完結・全4巻

革命的面白さの、新世代育児エッセイ!漫画連載を多数かかえる作者は、初育児に毎日テンパりまくり(=あわてて動揺する)!!息子ごっちゃんの、予想を裏切る驚愕リアクションの数々…。そのデンジャーな魅力に、やみつきになる!

『きせかえユカちゃん』の書影

きせかえユカちゃん

3.60

3685

発刊: 2001.7.3 ~

既刊11巻

ユカちゃんは、オシャレで生意気な小学6年生。少し口は悪いが気はやさしい。そんな彼女が起こす騒動の数々!?乙女のおしゃれ心を刺激するモード系コミック登場。

『美食探偵 明智五郎』の書影

美食探偵 明智五郎

3.37

3419

発刊: 2016.1.4 ~

既刊10巻

食にまつわる探偵奇譚! 事件のカゲには食があり食の裏にはナゾがある… 名探偵・明智五郎の華麗なる推理劇、幕開け! 読切版「美食探偵」も収録! 【収録作品】美食探偵

『偽装不倫』の書影

偽装不倫

3.41

3055

発刊: 2018.10.3 ~

既刊5巻

「嘘でもつかないともう恋なんてできない」★東村アキコ最新作!★著者初のオールカラー長編独身、実家暮らしの鐘子(しょうこ)は30歳。3年がんばっても成果の出ない婚活に疲れ、癒しを求めて韓国へひとり旅ーーのはずが、行きの飛行機でイケメンと「禁断」の出会い!?不毛な婚活により女としての自信をなくし、「私は絶望的にモテない」と自覚する鐘子は、突然目の前に現れた若く親切な韓国人男子を前に、自分を偽ってしまう……。WEBマンガサービス「XOY(ジョイ)」でスタートし、現在は統合先の「LINEマンガ」で大人気連載中の著者初の“縦スクロールWEBマンガ”を、コマ割り形式で単行本化。東村作品の真骨頂、現代女性の不器用で切実な恋愛模様を、美麗カラーの大判コミックでお届け!

『ハイパーミディ中島ハルコ』の書影

ハイパーミディ中島ハルコ

3.43

3019

発刊: 2018.11.2 ~

完結・全4巻

菊池いづみ38歳・独身。しがないフードライター。割り切っていたつもりが割り切れないでいる不倫関係はすでに10年モノ。そんないづみがパリで出会ったのは最高にパワフルでとんでもなく型破りな女社長だった。彼女の名は中島ハルコ。ハルコは停滞するいづみの人生に嵐を巻き起こし…!? 【同時収録】おまけマンガ

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作品レビュー

一覧

4.6

10巻まで読みました

「越後の龍」と称され、越後国を統一し安寧を齎し、「甲斐の虎」と称される武田信玄と川中島の戦いを行ったことで知られる、軍神・上杉謙信。
髭面の強面で頭巾が特徴のこの偉丈夫には、実は女性説があります。
小説家の八切止夫氏が、トレドの修道院で発見した日本についての報告書内に、"上杉景勝の叔母"という言葉を見つけたのがきっかけです。
死因が、婦人病を示す"大虫"であること、謙信のことを「男もおよばぬ大力無双」と歌った瞽女歌が発見されたこと、性格、風貌が女性的であったこと、生涯独身で子供がいないことなどが根拠としており、極めつけとして、林泉寺に残された、生前描かれた謙信の肖像画を見ると、そこには全くイメージの異なる、女性的な風貌の人物が残されているというものです。
ただ、その根拠となった資料、例えば"トレドの修道院の報告書"や"瞽女歌"は、存在をそもそも確認されておらず、大虫=婦人病というわけでもないです。
そのため、女性説自体が研究の甘さから歴史研究家からは批判されていて、女性説はトンデモ説の一つであることを念頭に置く必要があります。

本作は、『上杉謙信がもし女性だったら』というIFのストーリーとなっています。
上記の謙信女性説が題材として用いられていて、読むと本当に上杉謙信は女性だったのかもしれないと思わせられる内容でした。
ただ、確かに月に一度戦を中断していたり、妻を娶らなかったり、上杉謙信については女性であればしっくりくるエピソードもあるので、そういう意味でかなり説得力のある作品だと思います。

上杉謙信幼少期から始まり、その生涯が描かれています。
体が弱い晴景の代わりに跡継ぎとして男子を切望していた長尾為景は、妻の夢枕に毘沙門天が立ったことで、立派な男子が期待されていた。
だが、生まれたのは女子であった。
一度は気落ちしていた為景だったが、その子を男子として育て、将来は姫武将とすべく、幼名:虎千代と名付けて育てる決心をします。
謙信が女性として生まれたところ以外は史実に基づいていて、歴史オンチの私にもわかりやすくかったです。
また、筆者は『海月姫』や『東京タラレバ娘』の東村アキコで、ギャグパートも多くとても読みやすかった。
歴史オンチ向けには「アキコのティータイム」というショートカットが設けられていて、ダイエットティー飲みながらパンを食べるアキコと難しいところを雑に飛ばすこともできます。

基本的には史実に基づきますが、実在が怪しまれる鬼小島弥太郎や、武田信玄が「気弱な優男」であった説を採用するなど、全くカチカチの歴史マンガというわけでもないです。
ただ、"敵に塩を送る"という逸話もあり、武田信玄とは友情があったのではないかという説はあります。
全くのファンタジーというわけでもなく、謙信に関するいろいろな逸話が矛盾なく盛り込まれていて、面白い歴史ドラマでした。
歴史が苦手な方、逆に歴史好きな方にもおすすめです。

雪花の虎

レビュー(77)件

完結・全10巻

3.0

5巻まで読みました

泣ける。その一言に尽きる。

かくかくしかじか

レビュー(448)件

完結・全5巻

まぐさんのアイコン

まぐ

mrmug
7ヶ月前

3.0

1巻まで読みました

絵が合わない

海月姫

レビュー(198)件

完結・全17巻

鳩さんのアイコン

hato_kam
7ヶ月前

3.0

17巻まで読みました

3巻までkindle所持

海月姫

レビュー(198)件

完結・全17巻

すべて表示(1760)

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