はまじあき

陰キャで最初は目も合わせられなかったぼっちちゃんが少しずつ成長していく音楽漫画です。
とても面白く、ぼっちちゃんが自分の暗い未来を想像しているシーンでは、私も気を付けなければいけないなと思うくらい引き込まれるので読んでみてください。

まんがタイムきららMAXでのゲスト掲載時から注目していた作品で、ついに今回第1巻が発売されましたが本当に面白いです！
主人公の後藤ひとりことぼっちちゃんは基本的に根暗ですが、顔面を崩壊させたり自虐ネタを入れたりと魅力的なコマがとても多く毎話笑っていられます。ですがそんなぼっちちゃんも結束バンドが自信を無くしてしまったライブでは覚醒し、そんな状況を壊したりとただのギャグキャラでは終わらない所もよかったです。
ぼっちちゃんの他にも魅力的なキャラクターが多く、自分はリョウさんとぼっち妹のふたりのキャラがすごく好きですwこれからぼっちちゃんを取り巻くこのキャラクター達もどうなっていくか楽しみです。
自分はきららMAXで連載を追っていましたが、単行本という形で今までの話を一気に読んでいくとまた違った楽しさがあると思います。自分と同じく連載を追っていたという人も是非単行本で楽しんで欲しいです。書き下ろしも結構あるので本当に買って損はしないと思います。

ぼっちちゃんが私と似てるところがあるので愛着がわきます。顔芸が可愛いし面白くてお気に入りです。絵も可愛くて読みやすいです。
虹夏ちゃんに「変人」「金欠」等言われて少し嬉しそうな照れてる感じのリョウが可愛かったです。
虹夏ちゃんとリョウのやりとりがコントみたいで表情も可愛いくて和みます。

陰キャならロックをやれ！の格言のとおり引っ込み思案な女の子がロックバンドをやる物語。
普通のバンド漫画と違うのは主人公の後藤ひとり（通称ぼっちちゃん）が強すぎるネガティブ思考でマイナス方向に暴走しまくること。
ネガティブな言動行動は、それわかると共感できるものから暴走しすぎで思わず笑ってしまうものまで様々で、見ているだけで楽しめます。

逆にバンドのシーンはしっかりしていて、ネガティブ9割のぼっちちゃんも残りの1割を振り絞ってギターで魅せてくれる場面もあるのがかっこいい！
バンドのメンバーも明るい虹夏（ドラム）クールなリョウ（ベース）コミュ力高い喜多（ギターボーカル）とみんな個性的でかわいい！
紆余曲折を経て友情を深めていく展開もあり青春モノとしても面白い！

それとぼっちちゃんがショックを受けた時たまにする(രдര)みたいな溶けそうな表情がやばくて好きです。