家族の輪に入れない。友達ができない。仕事で迷惑をかけしまう・・・。私はいつもひとりぼっちだった。不安と自己嫌悪で死にたいと思う毎日の中、出会った“レジリエンス”。必要なのは、自己肯定感じゃなかった。――発達障害の著者が出会った不安との付き合い方。*****大人になって、発達障害の診断を受けた、あめ。思えば、幼い頃から厄介者の扱いを受け、家にも学校にも居場所がなかった。その影響で、二次障害(うつ、摂食障害、パニック障害、自傷など)を引き起こし、「死にたい」と思い続ける日々――。自己肯定感を持つこともあきらめたあめだったが、落ち込んで不安になっても折れず、回復に導く力・“レジリエンス”に出会って、不安との付き合い方を知り、過去に影響されない自分へと変わっていく。*****しかし、彼女の苦悩の本当の原因は、発達障害ではなかった。私を見てほしかった。一体何がつらいのか、なぜ生きにくいのか、一緒に考えてほしかった。誰でもない母に――。――彼女が本当に手にしたいと思っていたのは、母からの愛情だった――。親からの影響に苦しむ子どもの立ち直りコミックエッセイ。★単行本カバー下画像収録★
「この“逃避行”が終わるまでは 好きでいさせて。」 秘密を抱えたずるい大人×孤独でひたむきな男子校生 俺はあの冬、年齢も仕事も、 本当の名前すら知らないオトナに、 恋を…してしまった――。 ――――――― 大手企業の跡取り息子・はじめは、 家柄ゆえに何となくクラスに馴染めず、 かわり映えしない日常を送っていた。 そんなある日、はじめはヒロセと名乗るスーツ姿の怪しい男と出会う。 自分のことを何も知らない相手に居心地のよさを覚えたはじめは、 「追われている」と冗談交じりに告げるその男に、すっかり心奪われてしまう。 けれどヒロセは、いつどこへ行ってしまうかも分からない。 不安を抱いたはじめは、 家出同然でヒロセに着いていくことを決めるが……? 少年の青春と大人の葛藤が絡み合う、年の差・逃避行ロマンス。