マンガ好きが選ぶ読書記録サービス
美しい作品。
全11件
4.06
23749
発刊: 2017.9.5 ~
既刊5巻
旅、ときどき探偵。 舞台はアイスランド島、北緯64度のランズ・エンド。 17歳の主人公・御山慧には3つの秘密があった。 ひとつ、クルマと話ができる。ふたつ、美人な女の子が苦手。 3つ、その職業は、探偵――。 あるときは逃げ出した飼い犬を連れ戻し、 またあるときはひと目ぼれの相手を探し出す。 愛車ジムニーを駆りながら、 胸のすくような探偵活劇が、いま始まる! 若き魔法使いの成長を描いた『乱と灰色の世界』から2年。入江亜季の最新作は極北の大地が舞台の"エブリデイ・ワンダー"!!
あまりに素敵な世界観。暖かい空気と少しのミステリー。入江さんの絶妙さ加減はどこまでいけるか。
3.88
16985
発刊: 2017.0.1 ~
既刊10巻
小さな村の少女・ココは、昔から魔法使いにあこがれを抱いていた。だが、生まれた時から魔法を使えない人は魔法使いになれないし、魔法をかける瞬間を見てはならない……。そのため、魔法使いになる夢は諦めていた。だが、ある日、村を訪れた魔法使い・キーフリーが魔法を使うところを見てしまい……。これは少女に訪れた、絶望と希望の物語。
とにかく美麗。バツグンの絵のお上手さと、細部のまで気の使われた構図と演出に舌を巻きます。キャラクター達も魅力的で応援したくなりますね。
3.89
15124
発刊: 2013.6.2 ~
既刊11巻
今から遠い未来。地上の生物が海に沈み、海底の微小な生物に食われて無機物となり、長い時間をかけて結晶となった宝石生命体、のような存在が生まれた。その宝石のカラダを持つ28人は、彼らを装飾品にしようと襲い掛かる月人(つきじん)に備えるべく、戦闘や医療などそれぞれの持ち場についていた。月人と戦うことを望みながら、何も役割を与えられていなかったフォスは、宝石たちを束ねる金剛先生から博物誌を編むように頼まれる。漫画界で最も美しい才能が描く、戦う宝石たちの物語。
宝石の擬人化。男とも女ともつかないゆるやかな身体、一人称、あっけなく崩れてしまう存在。 謎も気になりますが、彼らの物語をずっと眺めていたい。段々と暗く、つらく、しんどくなっていきます。 打ちひしがれながら、最後まで見届けます。
3.92
12107
発刊: 2009.9.4 ~
通常版・他1作品
中央ユーラシアに暮らす、遊牧民と定住民の昼と夜。 美貌の娘・アミル(20歳)が嫁いだ相手は、若干12歳の少年・カルルク。遊牧民と定住民、8歳の年の差を越えて、ふたりは結ばれるのか……? 『エマ』で19世紀末の英国を活写した森薫の最新作はシルクロードの生活文化。馬の背に乗り弓を構え、悠久の大地に生きるキャラクターたちの物語!
かきこみやっば。
3.75
7932
発刊: 2003.6.5 ~
完結・全19巻
“あやかし”が視えてしまう霊感体質の持ち主、四月一日君尋(ワタヌキ・キミヒロ)はある日、吸い寄せられるように一軒の家に……。そこは、市原侑子(イチハラ・ユウコ)という名の妖しい女性が主人をつとめる店で、どんな願いも、見合った対価をはらえばかなえるという。そこで働かざるを得なくなった君尋は、今日もコキ使われて…!?人間の内面を描き出す、不思議コメディ!『ツバサ』読者も必読です!
雰囲気は良かったけど(ツバサ読んでないせいかもしれないが)終盤何言ってんのかイマイチ理解出来なかった。
7591
発刊: 2000.10.1 ~
この世はヒト知れぬ生命に溢れている――。動物でも植物でもない、生命の原生体――“蟲”。それらが招く不可思議な現象に触れたとき、ヒトは初めてその幽玄なる存在を知る。蟲とヒトとをつなぐ存在――それが“蟲師”たる者。
絵もドラマもエレガントで美しすぎる。 1日の間に寿命が来て死んでまた生き返る…少女のエピソードが特に好き。 どうやったらこんな話が描けるのか…
3.97
6153
発刊: 2011.8.5 ~
既刊1巻
最初と最後の話が特に好き。 『第一印象が大事』『終わり良ければすべて良し。』を見事クリアしもれなく家の本棚へやってきた。 春子先生の作品はいつも悲しくて優しい世界がある。 信頼から成り立つキャラクター同士の下らないやり取りも好きだ。
3.70
2740
発刊: 2014.9.5 ~
完結・全14巻
最澄x空海 ふたりの天才の物語が始まる! 日本仏教の要である、比叡山延暦寺の開祖である最澄、 弘法大師の名で日本人なら誰もが聞いたことがある空海。 レオナルド・ダ・ヴィンチにも匹敵するといわれる日本史上、 比類ない天才である、最澄と空海がまさに華麗に、繊細に、 そして豪快に描かれる人間ドラマです! 平安の世、当時のニッポンを変えた!といっても過言でない このふたりは、その青年期は人も羨むエリートコースを 歩んでいたが・・・・・・・・・・・ 本作『阿・吽』は、『サプリ』『&-アンド-』で女性の心情を 美麗な筆致で、細やかに描いてきた著者の新境地です!
阿頼耶識(あらやしき)という思想を感じ取ることのできる美しさをもつ。自らの重い重い業に向きあうことは苦しくもあり、救われることもある。寂しくて面白いのだ。
3.76
1745
発刊: 1995.7.2 ~
通常版・他2作品
冬の終わりのその朝、1人の少年が死んだ。トーマ・ヴェルナー。そして、ユーリに残された1通の手紙。「これがぼくの愛、これがぼくの心臓の音」。信仰の暗い淵でもがくユーリ、父とユーリへの想いを秘めるオスカー、トーマに生き写しの転入生エーリク……。透明な季節を過ごすギムナジウムの少年たちに投げかけられた愛と試練と恩籠。今もなお光彩を放ち続ける萩尾望都初期の大傑作。
詩のような漫画。少年美。若さゆえの堕落。若さゆえの葛藤。若さゆえの歯痒さ。が詰まって(読者の)肺が詰まります。そんな漫画です。 同性であるが故の精神的な純愛と葛藤、そして儚さ。にあると思うが、本作では少年美というのも加わり、有限の時の中での儚さがより情緒に拍車を掛けている。 同性同士で思い合う姿は愛や肉欲などを超越した様を描いた究極の形を示している。一連托生、輪廻転成してもまた会うと言う位の強固な惹かれ合いだ。
3.68
1705
発刊: 1998.6.3 ~
通常版・他5作品
吸血鬼モノ漫画の金字塔。 ここまで、エログロ無し、エレガントかつ美しく詩的で洗練された悲しい吸血鬼漫画が他にあるか?いや無い!(反語)
3.56
1363
発刊: 2014.3.3 ~
動物でも植物でもない、生命の原生体──“蟲”。時にそれはヒトに妖しき影響を及ぼし、人智を超えた現象をも呼ぶ。それらを調査し、それぞれがあるべき様を示す“蟲師”ギンコの果て無き旅路。この世はヒト知れぬ生命に溢れている。連作『蟲師』連載終了から5年を経て、待望の現出を果たした特別読み切り前後編が単行本化!
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