中央ユーラシアに暮らす、遊牧民と定住民の昼と夜。 美貌の娘・アミル(20歳)が嫁いだ相手は、若干12歳の少年・カルルク。遊牧民と定住民、8歳の年の差を越えて、ふたりは結ばれるのか……? 『エマ』で19世紀末の英国を活写した森薫の最新作はシルクロードの生活文化。馬の背に乗り弓を構え、悠久の大地に生きるキャラクターたちの物語!
貴族ウィリアム・ジョーンズはかつての家庭教師、ケリー・ストウナーを久方ぶりに訪ねた。そこで眼鏡をかけた聡明なメイド、エマと出会い、徐々にふたりは惹かれ合う……ヴィクトリア朝の英国ロンドンを舞台に、伝統と革新のブリティッシュロマンスが始まる!
「エマ」の著者、森薫氏が個人誌のみで発表された3作品が1冊となって登場。 「シャーリー・メディスン」「僕とネリーとある日の午後」「メアリ・バンクス」を収録。
短編漫画からイラストレーションまで、森薫の軌跡がこの一冊に 収録内容:「モードリン・ベイカー」「見えるようになったこと」「ブカちゃん」「昔買った水着」「お屋敷へようこそ旦那様!」「巣穴紳士倶楽部」「クレールさんの日常茶飯事」「すみれの花」ほか。 短編漫画約120ページを中心に、漫画家・森薫が連載の合い間にこつこつと描き貯めてきた、イラストレーション、サイン会インフォメーションペーパーなど約80ページをあわせて収録した"拾遺集"。
悠久の大地に暮らす、遊牧民と定住民の昼と夜。 作者の肉筆に近いサイズで絵が楽しめる、迫力の<ワイド版>コミックス。函入り豪華仕様、長期の保存に耐えうる愛蔵版『乙嫁語り』の刊行です。 これまで日本では、漫画は雑誌で連載するために描かれ、コミックスはそれを簡易にまとめたものが発売されてきました。ゆえにサイズは小さく、収納場所は少なくて済むのですが、原画で描かれた迫力を楽しむためには雑誌を読むか、原画展に行くしかありませんでした。今回発売される<ワイド版>では出版するサイズを、連載誌・青騎士と同寸の天地240ミリ×左右170ミリに大判化。漫画家が紙につけペンで描き込んだ、熱量まで感じ取られる大きさになりました。 さらに近年、日本以外の国では、漫画単行本の仕様が高級化しています。『乙嫁語り』も、英語版はハードカバー、フランス語版はワイド版で発売されており、2021年に発売されたベトナム語版『シャーリー』は函入りで発売されています。日本の読者のために、最も良い状態で漫画を楽しんでもらいたい。そこで乙嫁語り<ワイド版>は大判、函入り、上製本仕様で発売することにいたしました。
漫画家・森薫が描き連ねたSCRIBBLES(落書き)の数々を、1ページに1枚ずつ収録。第1巻では過去に小冊子として編纂された『SCRIBBLES』シリーズの、小冊子1から小冊子4までのイラストを収録しています。1枚につきひとつずつ、作者からのコメントもあわせて記載。『シャーリー』から『エマ』、そして『乙嫁語り』に至る漫画家の、興味や好奇心、練習から息抜きまで、すべてのルーツがここにあります。