さもえど太郎

フランスを舞台にした料理マンガ。
主に人間模様を描いていて、キャラクター達が変わっていくのを読んでいるのが楽しいです。
舞台がフランスで、オシャレだったり、フランスの生活垣間見えたりするところも面白いです。

パリのレストランの厨房で皿洗いをしている気弱なジルベールにはある特異な才能があって、怖いけどそれでも料理が好きという気持ちを信じて成長していくというようなお話。
元有名シェフのレストランで副料理長を任されてバラバラだった厨房内がまとまっていく過程がいい。

主人公がアパートやレストランで周りの人達を通してトラウマを克服して成長していく話。料理も美味しそうだし、世界観がお洒落で読んで楽しい。

人並外れた嗅覚と味覚を持ち、生きづらさを抱えながら料理人として生きる主人公。人間関係が苦手だけど、そんな彼を羨ましく思ったり、慕ってくれる友人達との出会いあり。
絵もストーリーも素敵です。

超気弱だけど天才的な技術を持つ料理人、ジルベール。パリのレストランでいろんな人と関わることで、どんどん気持ちに変化が現われていく様子が、素朴に丁寧に描かれていて泣ける。人の優しさにハッとする物語。

おすすめ
ほのぼのとした世界
自立してる

主人公がちょっとヘタレすぎて、読み込めない。

丁寧でどんどん好きになる

主人公がナヨナヨしすぎている

対人関係で悩みを抱える主人公が、その悩みの原因であった「才能」で人と繋がり、夢である料理人に一歩ずつ近づくお話。短所が長所として認められていく瞬間瞬間で胸を打つ。「王様たちのバイキング」が好きな人にオススメかも。