3.37
9
発刊: 2015.09.23 ~
完結・全6巻
新刊通知
aどんな家にも必ず、大なり小なり“問題”がある。恋に友情に忙しい、華の女子高生・田処志乃(たどころ・しの)。彼女の悩みは、引きこもりの兄・保(たもつ)の存在。親しい友人にも、自分はひとりっ子であると偽り、頑なに秘密にしてきた。そんな志乃の気も知らず、保が突然「脱・引きこもり宣言」をして――。まだ間に合う!? 作り直しの“家族”物語、開幕!!
“空”に穴が空き、大混乱が訪れる「この世」で、“文字”を知る杏は多くの者の心を掴む。そして彼女は世界を繋げるべく、動き出す。捨吉は病に臥(ふ)せるアンのため、急激に“老い”が押し寄せる「あの世」へ。なすすべもなく惑う人ごみの中で出会ったの者とはーー。平治、我次郎は山之内父と出会い、荒唐無稽な夢は現実味をおび始める。小さき者たちが運命に突き動かされる頃、かりそめの世界は、もう崩壊寸前。
自然界を超越した異形の生物──HA(ヒューマナイズド・アニマル)。それは遺伝子を”設計”された、ヒトと動物とのハイブリッド。HAが備える驚異的な身体能力は、野心を抱く人々の策略によって殺りくの現場へと投入され、その真価を発揮していく。ヒトは何のためにこの異形をデザインしたのか──その背景には、人類の未来へとつながる壮大な計画が横たわっていた! 稀代の表現者・五十嵐大介が放つハードSF、ついに登場!
地下に広がる巨大なダーツ競技場を舞台に、巨万の富と、時に命を賭けて闘う裏世界のダーツプレイヤーたち!! “迷路の悪魔”と呼ばれる、すご腕ダーツプレイヤー・烏丸徨は、冷酷非道な借金取り・神谷を相手に一千万円を賭けてダーツで勝負をすることに。揺らがぬ心が放つ、必中の矢を武器に烏丸は悪辣非道な対戦相手を脱出不能の迷路へと誘い込む。刺激が突き刺さる爽快ダーツアクション!! 早くも話題沸騰!!
3.68
9
発刊: 2011.08.05 ~
通常版・他3作品
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a彼のように、強くなりたい!! ボク、浅川拓の学校での立場は、いつの間にか、”いじめられっ子”っていうやつに、決まっていた。そんな最低な毎日の中で、出会った秀人くんの圧倒的強さ!「ボクも彼みたいに強くなりたい。」そう思ったからボク、今日からツッパリデビューします!!
3.32
9
発刊: 2014.07.17 ~
完結・全19巻
新刊通知
a「週刊少年マガジン」で大人気だった『エア・ギア』が新装版で登場!巻頭カラー付き!描き下ろし巻末おまけ、大暮維人初のエッセイマンガも必見!超小型強力モーターを組み込んだ自走シューズ「エア・トレック」(A・T)を装着して暴走する「暴風族(ストームライダー)」が街を騒がせていた。東雲市一部エリアを仕切っていた「東中ガンズ」は、縄張り争いが高じて暴風族チーム「髑髏十字軍」に襲われる。無残に敗北した「東中ガンズ」のベビーフェイス・南樹(イッキ)は、リベンジを果たすためにA・Tを始めることになった!
3.14
9
発刊: 2010.11.05 ~
完結・全8巻
新刊通知
a大人気DVD『攻殻機動隊S.A.C.』に収録されているショートアニメを完全オリジナルストーリーで漫画化!愛嬌たっぷりの思考戦車・タチコマがソロデビューだ!超法規特殊部隊・公安9課に配属されているタチコマは、大のおしゃべり好き。倉庫で休んでいるときは、いつも集会を開いて、9課メンバーのウワサ話やマニアックなテーマについて議論する。ウイットに富んだタチコマたちの会話をぜひお楽しみください。
3.40
9
発刊: 2011.12.13 ~
通常版・他1作品
新刊通知
aつっつんこと筒井光はアニメやゲームのバーチャルな女の子で満足している高校生。ある日、プール掃除を一緒にやるハメになった、派手でツンツンしてて男グセの悪い完全リア充女・色葉から猛烈にアプローチされる・・・。友達も少なくて、自分の世界しかなかった、つっつんは大胆で奔放な色葉にブンブン振り回されちゃって・・・ペース、乱されまくりなんですけど!? 初めてのリアル恋愛に戸惑う少年の、不器用な純愛物語!
子供の頃、むかいの基(ひろ)の家に入りびたっていた真魚(まお)。その家に行くと必ず元気になれたから。数年後…父の再婚で家に居場所がなくなった真魚は、両親を亡くして以来、独りで家を守る基の家に住まわせてもらうことになったけれど…!? 年の差幼なじみ2人の明るく切ないラブストーリー!!
3.57
9
発刊: 2010.04.23 ~
完結・全4巻
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a島耕作、初めての昇進!主任となり初めてできた部下のなかに、ハツシバアメリカからやってきた問題児がいた。初芝のロゴデザインを手掛けた世界的デザイナーの息子、亀渕雄太郎だ。社長や専務とも親しく、アメリカ式を押し通そうとする彼に、島は頭を悩ます――。サラリーマン社会の悪習や不条理な要求と闘いながら、島は着実に出世の道を歩む!!
主任になり、初めて名刺に肩書きがついた島耕作シリーズ、主任編。 『ヤング島耕作』からタイトルが変わっただけの、引き続きの続編です。 タイトルが『主任島耕作』ではないのは、作中設定によると"主任"は以降の役職と比較すると重みがなく、問題がなければ誰でもなれることからだと思います。 とはいえ、"主任"というポジションに配置され、初めて明確に部下を持った上司となった島耕作の苦悩の日々が綴られるものとなっています。 部下というほど年が離れているわけではない後輩社員と共に、上司の命令の元、業務を遂行していく姿が語られます。 その時々の判断があっているのか悩みながら、時に叱責されながら、また時には上司の行動に感銘を受けながら、社会人として会社人として成長する内容です。 同シリーズの他作品もそうですが、サラリーマンが仕事を追われる毎日が描かれており、リタイアするまで終了しない、終わらない社畜の日常が描かれているため、ある意味では日常系と言えなくもないです。 ただ、仕事とセックスの比重がすこぶる高く"日常系"と呼ぶにはゆるさがまったく感じられないので、こんな世間の荒波に揉まれる日常系は癒やしにならないですね。 本作では結婚のエピソードや、妻の懐妊など、プライベートでの事件も多く登場するのが特徴だと思います。 仕事に追われ、大事なイベントもすっぽかしてしまい、おおっぴらではないものの社内の女性とヤッちゃう島耕作を仕事だからと許容する妻「怜子」は、実は結構聡明で寛容な女性だったんだなと思いました。 課長島耕作スタート時点で夫婦仲は冷え切っていたので、新婚時代は何か新鮮な感じがしました。 また、主任編序盤で、「亀渕雄太郎」という社員が島耕作の下につくのですが、彼のエピソードはネット上でやや有名と思います。 アメリカ経験が長いため、和を重んじず、実績や後ろ盾があるが個人主義な仕事をする彼と島耕作の口論シーンは、現在も物議を醸すものとなっています。 時代背景もあって島耕作の主張は旧態依然な感じもしますが、亀渕のやり方が正しいとも言い切れず、ある程度経験をした社会人に読んでほしい話だと思いました。 あと、終盤のホラー回が普通に怖かったですね。 凄くインパクトがあって不意を突かれました、夜一人で読んでいてゾッとしました。 ラストはお決まりの昇進です。 次回はまたタイトルが代わって、『係長島耕作』に続きます。
by うにたべたい (525)