姫ちゃんのリボン

水沢めぐみ

3.39

2369

既刊10巻

『姫ちゃんのリボン(1)』巻の書影
『姫ちゃんのリボン(2)』巻の書影
『姫ちゃんのリボン(3)』巻の書影
『姫ちゃんのリボン(4)』巻の書影
『姫ちゃんのリボン(5)』巻の書影
『姫ちゃんのリボン(6)』巻の書影
『姫ちゃんのリボン(7)』巻の書影
『姫ちゃんのリボン(8)』巻の書影
『姫ちゃんのリボン(9)』巻の書影
『姫ちゃんのリボン(10)』巻の書影
うにたべたいさん、他2人が読んでいます

あらすじストーリー紹介

あらすじがまだ登録されていません。
Wikipediaで検索する

この漫画の詳細情報

はじめての方はこちら

この漫画のレビュー

一覧
5.0
4.0
3.0
2.0
1.0
3.39

38件の評価

3.9

10巻まで読みました

りぼんで連載していた少女マンガ。
"赤ずきんチャチャ"の一つ前にアニメ放映していて、本作もアニメの主題歌はSMAPが担当し、SMAPが作中ゲストとして登場していました。
当時、アニメが男女問わず大人気で、一定年齢以上の方は必ず知っているような作品です。

元気いっぱいで女の子にもてるお転婆な中学生「野々原姫子」が主人公です。
ある晩、姫ちゃんの窓の外に、姫子と同じ顔をした女の子があらわれます。
彼女は魔法の国の王女「エリカ」で、王家を継ぐための修行のため、彼女と同じ顔をした姫ちゃんの日常を一年間観察させて欲しいと申し出ます。
その代わりに、エリカは姫ちゃんに、他人に変身できる"魔法のリボン"を渡します。

魔法のリボンの存在がバレると、魔法の国は大騒ぎになり、姫ちゃんは、魔法の国に関する全ての記憶を消されてしまいます。
唯一、姫ちゃんのクラスメイトの「小林大地」と、魔法の力で会話できるようになった姫ちゃんの大事なぬいぐるみ「ポコ太」にのみ、魔法の存在が明かされており、二人の力も借りながら、トラブルを乗り越えてゆく展開となります。

ストーリーマンガとなっていて、一つのトラブルについて、複数話で一旦収束するフォーマットです。
作中、魔法の国から謎の目的を持った青年がやってきたり、元の姿に戻れなくなったり、魔法の国へ行くことになったり、様々な事件が発生しますが、姫ちゃんの持ち前の元気さと明るさで切り抜けます。
絵が可愛らしく、古いマンガですが、今読んでも十分楽しめると思います。
姫ちゃんのちょっとドジで向こう見ずな行動にはハラハラさせられますが、読んでいて元気になれる内容だと思います。

ただ、発生するトラブルの多くは、姫ちゃんの行動が起因になっていることが多く、姫ちゃんじゃなくても、他のキャラの不用意な行動が起因でトラブルになるパターンが多いです。
しかもあまり反省せず、「ははは」でごまかされることが多いため、読んでいてムッとくることが多々ありました。
トラブル内容も結構しゃれにならないことが多いので、全体的に明るい作品ですが、いまいちスッキリしないと感じることがあります。

なお、アニメではリボン以外の魔法のアイテムが登場しましたが、マンガではアイテムは基本的に"魔法のリボン"のみです。
本作に限らず、この頃のアニメはオリジナル展開が強いものが多いので、アニメはアニメ、マンガはマンガとして楽しむのがおすすめですね。

すべて表示

この漫画を読んだ人におすすめ

Loading ...
Loading ...