学校に居場所をなくし、閉じこもっていた中学1年生の安西こころの目の前で、ある日、突然、部屋の鏡が光り始めた。輝く鏡をくぐり抜けると、その先にあったのは不思議な城。こころを含む7人の中学生は、案内人の“オオカミさま”から「どんな願いでも叶えられる“開かずの部屋”」の鍵を探すよう告げられる。本屋大賞第1位の感動作、渾身のコミカライズ!
ありとあらゆる犯罪者が収容される街・監獄街。雪の深いこの街で、クロエは幼い弟の世話をすることだけを生きがいに生活していた。しかし、隣人のとある計画を発端として、姉弟の運命は動き始める――。これは、檻の中で希望を探し求める少女の、戦いの物語。
3.11
27
発刊: 2014.01.30 ~
完結・全8巻
新刊通知
a待望のアナザー「土竜」ワールド、爆誕!! 日浦匡也、18歳。 後にクレイジーパピヨンと呼ばれる男――!! バブル真っ盛りの時代を駆け抜ける、苛烈な青春!! 若き阿湖組長との出会い…そして凶悪なる敵…!! 外伝の枠を超える“超”外伝、ここに開幕!! 衝撃のセクシャル・バイオレンス・ノワール!!
永年の時を経て蘇る伝統。新首相阿藤が復活させた官邸料理人。料亭政治という闇を吹き払い、開かれた官邸をアピールする為に抜擢された料理人は若干25歳の女の子・一木くるみ。一見頼りなさそうに見えるくるみだが、大使館公邸料理人・大沢公を師に持つ実力は折り紙つきだ。くるみに要求されるのは、首相の正餐の手助けをする事で…。「大使閣下の料理人」の西村ミツルが、期待の新人大崎充とタッグを組み送る料理人くるみの活躍。
第45代、及び第48代から51代に渡り首相を務めてきた吉田茂内閣時に任があった官邸料理人。 新たに内閣総理大臣となった「阿藤一郎」は、日本独自の料亭政治を廃止し、国民へのアピールのため、吉田茂より不在だった官邸料理人を復活させることにした。 官邸に招かれる要人、国賓、スポーツ選手などに、官邸料理人として着任した「一木くるみ」はメッセージを込めた料理を提供する、というストーリー。 政治的ないざこざや人間関係、また国家間の問題についても、メッセージが込められた一皿でより良い関係として前に進む手助けをする展開となっています。 序盤は1話ないし数話程度の短話で完結するパターンでしたが、中後半より官邸勤めから飛び出し、くるみがフレンチの世界大会に参戦する「カレーム・ドーム編」になります。 その後、雑誌が休刊となりカレーム・ドーム決勝まで描かれず連載は終了。 官邸料理人時にくるみの補佐をしていた「神矢ノエル」の娘の回想という形で幕を閉じました。 作る料理はフレンチを主体とした創作料理で、サイゼのミラノ風ドリアで満足する私的には味の想像ができないような料理ばかりでした。 食べる姿はおいしそうで、レシピの解説があるストーリーもあるのですが、目で味わうにはある程度、ちゃんとしたお店の料理の知識が必要になりそうです。 官邸が舞台ということで、固有名詞は置き換えられているものの実際の時事問題を絡めた展開も多くありますが、展開はシンプルでわかりやすかったです。 展開的にどうしてもご都合主義な感じが出てしまうのは仕方ないポイントとだと思います。 料理を提供される側も妙に料理に詳しかったりして、私なぞは「なんかよくわからないけどおいしい気がするー」という感想で終わりそうなものですが、まんまと料理の裏の意味を読み取って感心する展開になっています。 絵はとてもキレイで読みやすいです。 美女が多数登場し、尻の描き込みにこだわりを感じますが、絵がキレイすぎてエロスはあまり感じません。 それよりも、序盤くるみのライバルポジションとして「岩月理子」という娘が登場するのですが、こいつが自分勝手にやりたい放題やって失敗するくせに反省する素振りもないのがちょっとムッときました。 こいつに限らずくるみの周りに現れるキャラは基本最初は敵として現れるので、毎話苦労が絶えない主人公だなと感じました。 ドラマ化もされた作品ですが、前述の通り、途中で終わった感じがあるのが残念。 なお、次回作は無いですが、前作はあるようなので、そのうち読んでみたいと思います。
by うにたべたい (581)第17回文化庁メディア芸術祭マンガ部門新人賞受賞作「夏休みの町」を収録した、新しくて懐かしい魅惑の作家、町田洋の初期作品集!眠れない建築士と建物の声を聴く男。丘の上の戦闘機とありふれた夏休み。君に会えない僕と屋上で見上げた空。夜とコンクリート。平坦な日常にある、もう一つの地平に見たことのない景色がある。町田洋の静かな世界がここに!
話題作「トリガー」に続き、インパルス板倉俊之の描き下ろし小説のコミカライズ化。作画は「トリガー」を圧倒的画力で描き切った武村勇治。主人公・二村孝次郎は幼馴染の修平とともに裏カジノでの儲け話を画策する…そして……待ち受ける蟻地獄…。手に汗握るアウトローサバイバル!!
「蟻地獄」という漫画を読んだ。 こちらは、人気芸人インパルス板倉さんが原作を手掛けた作品。 主人公(孝次)は親友の修平とパチプロで生計を立てていた。 そんなある日、浮浪者の様な男に裏カジノでの儲け話を持ち掛けられる。 孝次達はギャンブルで日頃から稼いでいる自信から自分達なら裏カジノでのイカサマも卒なくこなせると考え、儲け話に乗るのだが事態は最悪な方向へと転じていく。 裏カジノのオーナーにイカサマがバレた挙句、親友を人質に取られてしまう。 そして、助けたいなら5日間で300万円を用意しろと条件を提示されるのだった。 果たして孝次は親友を救えるのか、、、。 本作の見所は、窮地に追いやられた人間の脳裏を過ぎる大金を得るための非合法な手段。 終盤の心理戦。 全4巻ということもあり、一気読み必至。
by ヒノデ (67)3.51
27
発刊: 2019.01.08 ~
既刊14巻
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aドッグトレーナー、それは犬と人との絆をつなぐ仕事。優柔不断な青年・佐村未祐は元カノから押し付けられた犬の散歩中に神業ドッグトレーナー・丹羽眞一郎と出会う。その偶然の出会いは未祐の人生を大きく変えていく!新米ドッグトレーナーの成長ストーリー!
いい年齢(トシ)だけど大人じゃなくて、仲良しだけど踏み切れなくて……私たち29歳で最後の思春期迎えます。交際9年・同棲5年の浅尾温子(あっちゃん)と岩城晃平(コーヘー)。仕事、結婚、子作り、アレコレ……三十路直前に訪れた最後の思春期、ゆらぐゆらめく第三次性徴白書!
27歳、高校の同窓会に参加した6人。弁護士秘書のたまき、エリートサラリーマンの拓海、シングルマザーの優華、靴の販売員・太一、IT社長・庄司、教師の萌たちは好きだった人の話に…「たまきには拓海以外に好きな人がいる」と優華が嘘をついていたことが発覚!本当は両想いだったたまきと拓海。飲み明かして夜が明けるとたまきは10年前、高校2年の夏に戻っていた。なんと拓海も戻っていることがわかる。そして、ふたりに届く「嘘つき」というメール…。
島耕作は総合宣伝部の部長へと昇進を果たす。しかし社長交代や派閥争いのあおりを受け、出向や転属を繰り返す。ワイン事業に始まり、音楽事業など分野は多岐にわたる。娘との対面や大町久美子、かつ子らとのロマンスなど読みごたえあるストーリーも健在。
3.37
27
発刊: 1998.07.01 ~
通常版・他2作品
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a祖父・滋悟郎の指導を受けた柔道の天才少女・猪熊柔がオリンピックの金メダルと国民栄誉賞、そして日本スポーツ界のスーパースターになることを目指す!?
「何人たりとも俺の前は走らせねぇ」自分を追い越す車の存在を許さぬ男・赤木軍馬。波乱と興奮のフォーミュラ・カーレースに生きる男の青春を描く巨編!