3.42
4
発刊: 2009.03.26 ~
既刊1巻
新刊通知
a昭和58年夏──。死のループを抜け出した雛見沢村には平和な日々が訪れていた。梨花は仲間とすごす初めての夏休みに心躍らせていた。しかし、楽しいはずの夏休みは計画とは裏腹に何一つ上手くいかないはじまりだった。そんな梨花のもとに旅行の計画が持ち込まれ事態は大変なことに……。一体、梨花の夏休みはどうなってしまうのか!?
「ひぐらしのなく頃に」のマンガオリジナルストーリーとしては4作目にあたる作品。 ひぐらし本編の最終章・祭噺し編の後日談で、マンガオリジナルの他3作(祭囃し編、鬼曝し編、現壊し編)とは異なり、グロ・ホラー・サスペンス要素は無いです。 同じく、本編完結後のストーリーでは賽殺し編がありましたが、わけのわからないIFの世界に飛ばされて帰り方を模索する賽殺し編とも違い、本作は最後まで田舎の少年たちの冒険譚となっていました。 主人公は古手梨花です。 ループする世界を抜け出すことに成功した梨花は、初めて夏休みを迎えて心が踊っていたのですが、何をやっても空回りしてしまい戸惑っていた。 羽入は、そんな梨花に、これを機会に雛見沢村から飛び出して、東京へ旅行に行ってはどうかと提案する。 いつもの部活メンバーもそれに賛同するが、子供だけで遠方に行くことを大人たちに反対されたため、圭一たちは村をこっそり抜け出すことを画策するという展開です。 雛見沢症候群の女王感染者なのに遠方に行っていのかというところについては、都合よく落ち着いてきているので少しくらい不在にしても平気ということになっていて、設定的なところが色々緩いです。 抜け出した後どうするつもりかあまり考えられていなかったり、いきあたりばったり感がありました。 事件らしい事件も発生せず、終盤、羽入の絡みでなんかいい話っぽくなっていますが、個人的にはグロやサスペンス要素ありきの"ひぐらし"と思っているところがあるので、本作は微妙でした。 ループを抜け出した梨花が、その次のステップとして前に進むための物語なのかなと思います。 作者は影崎由那氏。 "かりん"を描いていた方ですね。絵は可愛らしく、読みやすいです。 全1巻と短いので、ひぐらし本編読了後続きを読みたいと思ったら手にとっていいと思います。
by うにたべたい (585)3.02
4
発刊: 2007.09.06 ~
完結・全1巻
新刊通知
aキュウ、リュウ、メグ、キンタ、カズマ。あの5人がちょっぴり成長して帰ってきた!! 伝説の名探偵・団守彦(だん・もりひこ)の遺志を継ぎ、探偵になるための修業に励むQクラスに休息はない! 花に埋もれたヴァイオリニストの謎とは? 「旋律のアリバイ」/東京→京都→大阪 鉄壁のアリバイライン!! 「タイムリミットに挑め!」/密室トリックに秘められたもうひとつの罠!? 「愛と哀しみの密室」。次々と起きる事件の謎を5人の力で解き明かせ!!
金田一少年の事件簿連載終了後に週刊少年マガジンで連載していた『探偵学園Q』連載終了から二年後に連載された続編。 『探偵学園Q』連載終了から数年経過後のストーリーです。 キュウたち5人は引き続き探偵学園のQクラスとして探偵技術の習得に励んでおり、AクラスメンバーもQクラスへの編入を狙っています。 設定的に変わるところはほとんどなく、数年経ったということでカズマの身長が高くなったくらいです。 ただ、『探偵学園Q』終了後の話であるため、冥王星は一旦壊滅しており、リュウの家庭の問題も解決済み、キュウの名字の秘密も判明済みなど、『探偵学園Q』に関するネタバレが当然あるので、読むのであれば『探偵学園Q』読了後である必要があります。 内容は本編とあまり変わらず、不可思議な事件をキュウたちの力によって解き明かす展開です。 ただ全1巻完結と話数が短い中に3編ほど事件が詰め込まれているため、トリックは簡潔、話も駆け足です。 推理ものとしては微妙で、ファンサービス的な意味合いが強いと感じました。 ラストは冥王星の復活を示唆する終わり方になっています。 『探偵学園Q』が編集部の意向により打ち切りに近い形で終了した様子で、作者たちは機会があれば続けたいと思っていたようです。 プレミアムの連載は2007年で今となってはかなり以前の作品になってしまったので、連載再開は難しいように思いますが、『探偵学園Q』自体、一つの探偵の物語として良作だったので、続きが描かれることがあればぜひ読みたいですね。
by うにたべたい (585)3.27
4
発刊: 2012.11.21 ~
完結・全1巻
新刊通知
a静寂と闇に支配された小さな島の小さな村。「くらやみ村」と呼ばれるその村は、夜が明けず、収穫はわずか。年に一度のお祭りを祝うにも楽器すらない。誰からも忘れられたその村にある日、街の人がやってきた。村に光をもたらす「ひかりの木」を植えないかと・・・。
3.38
4
発刊: 2014.04.25 ~
既刊1巻
新刊通知
a3.08
4
発刊: 2016.09.13 ~
既刊1巻
新刊通知
a美容女性誌『VOCE』で連載された漫画家・東村アキコ氏本人による、“一日で美人になれる”超一流美容クリニック&サロンの体験コミック! 法令線を消し、小顔になり、たるみを解消し、つやつやヘアを手に入れ、脱毛して、メイクもオシャレに……etc.欲張りな女性の願望をかなえて、美容人生に喝を入れてくれる、「即ビジンになれる」方法、大人気漫画家・東村アキコが体当たりで爆笑レポート! ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
女グセ最悪の兄の悪行の因果か、恋愛迷子の女子高生・ナルミ。親友の付き合いでウォッチングしていた人気読モの同級生・セナくんの「天使」な一面に、まんまと恋に落ちてしまう。でも放課後の教室で知った彼の「悪魔」な本性は…!? 『春待つ僕ら』あなしんの初期連載がプチデザに登場!!【第1話「告白の真実」収録。】
クラスの問題児が水族館であたしにキスした!? 水泳部の憧れの先輩と真夜中のプールで…! 友達から彼女になるために、あたしは…!! いつもはチャラいはずの男友達が真剣にあたしにキスしようとして――!? 自分を変えたくて、この関係を変えたくて、勇気を出して一歩踏み出す4人の女の子たち。「デザート」デビュー後間もない超新星・満井春香が描く、キュンキュン間違いなしのkissオムニバス・ストーリー!
3.35
4
発刊: 2015.05.15 ~
完結・全5巻
新刊通知
a水の中に戻ってきた元神童・水野泳一郎。幼馴染ハル、自称ライバル紅洋、天然娘ルカなど賑やかな面々に囲まれ再び栄冠へと歩みだす!
オノ・ナツメの短編集。 モーニング・ツーに連載されていた、全6篇の作品が収録されています。 各作品は完全に独立していてつながりはありません。 タイトルのDanza(ダンツァ)は、イタリア語でダンスの意味。 各話の共通のテーマとして、主役と呼べる人物が各作品で2人出てきて、その2人の心がダンスを踊るように打ち解け合い、わだかまりが解けるようなストーリーとなっています。 各作品の感想は以下の通り。 ・cornice1 長靴 両親が離婚し、疎遠となっていた父と息子。 父はワイン造りを営んでいるが、長年一緒にやってきた相棒が死んだため、手伝いをするために父のもとに駆けつけるのだが、父は自分を見ようともしないという話。 30ページとない作品ですが気持ちの変化や長い年月を感じられる作品でした。 ラストはほっこりさせられる内容になっています。 ・cornice2 湖の記憶 交流のない父子の家にやってきた不思議な謎の男の話。 オノ・ナツメには珍しいSF作品で、話を読んでいて私自身も、本作のキャラと同じ、言っていることは冗談かなにかだと思いました。 オノ・ナツメキャラでSF展開をすると、どうも信じられないというか、意外な感じがします。 藤子・F・不二雄のSF短編のような話でした。 ・cornice3 箱庭 ある日本人の男と、ドイツ系アメリカ人の娘婿の話。現代日本が舞台の話です。 本作に出てくるドイツ系アメリカ人の娘婿はオノ・ナツメの別作品「I've a rich understanding of my finest defenses」の登場キャラと同一人物で、cornice6のキャラともつながりがあります。 外国人が苦手な純日本人の男性と外国人の婿の、婿舅間のわだかまりが解ける話なのですが、特に何か事件やきっかけがあるわけでなく、意地を張っていた舅の気が変わっただけの話といえなくもない内容です。 ・cornice4 ジェラテリーアとカラビニエーリ 十数ページで終わる超短編作品。 警備のため持ち場を離れられないカラビニエーリが待ちゆく人の食べているジェラテリーアを羨む話。 動かない近衛兵というとイギリスのそれが有名ですが、イタリアの警察は任務中にジェラテリーアくらい食べそうだと思うのは私だけでしょうか。 ・cornice5 煙 仲の悪い兄弟が、古城で行われたパーティーに出席したが、地震か何かで城が倒壊し、2人瓦礫に閉じ込められる話。 本作に限った話ではないのですが、単純な線とカエルのような容姿のキャラクターで、ここまでいろいろな状態を表現できるのはすごいと思います。 視点がパラパラと切り替わるのですが、非常に読みやすいです。 ・cornice6 パートナー ニューヨーク市警察のルーキーとそのパートナーが、端的にいうと仲が良くなる話。 どこかパートナーを信頼しきれていなかったが、ある出来事がきっかけで本当の意味でパートナーとなる。 本作の主人公の一人「キース」は過去作「I've a rich understanding of my finest defenses」のキャラと同一人物で、また、このあとの作品「COPPERS」で続編が描かれています。 全編を通して、ギャグやお色気の全くない、ハードドライなストーリーでした。 おすすめの短編集ですが、わかりやすい漫画を好む方には退屈を感じるかもしれません。
by うにたべたい (585)