3.43
47
発刊: 2016.04.12 ~
完結・全5巻
新刊通知
aこの世界では、廃人こそが最強 ネットゲーム「プラネット」において最強と呼ばれる4人組がいた。 4人組の名前は”赤羽一家”。彼らはネットゲーム上の疑似家族だった。 互いには知らないが、彼らの正体は現実世界で崩壊した本物の家族である。 引きこもりの長男、優等生の次男、我が子から尊敬されない父親、家庭を顧みない母親… 彼らは家族のぬくもりを知らない。 ネットゲーム上の家族が仮初めのぬくもりである事も知らない。 そして互いが本当の家族である事も知らない。 赤羽一家を中心としてネットゲーム『プラネット』の中で繰り広げられる、 モンスターとのバトル、ギルド同士の戦い、そして最終標的”黒い鳥”をめぐる権謀術数… 物語は現実世界を、そして現実の家族を巻き込んで大きく動き出す―
魔人と旧人類の永きに渡る戦火の中、魔軍の捕虜として捉えられた男がいた。その男の名はアンダー。歴史上15人しか確認されていない不死者だった。ありとあらゆる拷問、処刑を受けるも数日後には再生するアンダーに業を煮やした業火卿ピロは、戯れに彼を気球で空の彼方に飛ばす処刑を思いつく――
転校先の学校で、同級生・理生の秘密を知ったなつる。少年と少女の、幼い恋と冒険の物語。――七尾(ななお)なつるは東京から転校してきた小学6年生。クラスの女子に無視され、サッカーチームの新任コーチともソリが合わない。そんな時、大人びたクラスメイト・鈴村理生(すずむら・りお)の、誰にも言えない秘密を知ることに……。夕立、お祭り、「とうふ」という名の白い猫。小学校最後の夏。ふたりの、ひそやかな冒険が始まる。
3.69
47
発刊: 2012.06.06 ~
完結・全8巻
新刊通知
aこの先、DANGEROUS! 命の保証なし!! 稀代の才能が描く、生き残りをかけた未曾有の異能バトル!! “魔人”と呼ばれる異能力者たちが存在する、とある世界。 私立希望崎学園・通称「戦闘破壊学園ダンゲロス」では、 対立する2つのグループの抗争が激化していた。 “邪賢王ヒロシマ”率いる、暴力で学園を支配する「番長グループ」。 “ド正義卓也”を擁する、魔人校則の遵守により治安を保つ「生徒会」。 いま、前代未聞の“ハルマゲドン”が勃発する―――――!
狂気か? 復讐か? 3匹の獣(めす)が牙を剥き合う…おんなの修羅場! ドイツ、中国、そして日本へ! 中国の売春街で起きた謎の殺人…それはやがて、日本の某・広域暴力団内部での現金盗難事件と結びつき、とある辺境の孤島にて、予期せぬ火花となり炸裂する! ネオ時代劇『無限の住人』大団円の余韻に浸る間もなく、沙村広明が渾身で描く、背徳のエンタテインメント。著者の大好物であるチャイナドレスが、縦横無尽に冷酷非常に舞い戦う、情慾(エロス)と暴力(バイオレンス)の完璧な融合…これが“叛逆ずべ公アクション”だ!!
死にもの狂いで非モテ道。あり余る美貌が故、絶対的不幸にさいなまれる美人美術モデル・紺野泉。涙腺ゆるゆる。幸せぽろぽろ。あの手この手で非モテ道に邁進する川沿い美人協奏曲開演。
3.38
47
発刊: 2015.03.13 ~
完結・全7巻
新刊通知
a父の借金のために始めたヤバめのバイト先で、類のピンチを救ったのはお坊ちゃまの祷真。来年の春まで女とバレないという条件で、彼の執事となり、男装して一緒にイケメンだらけの男子校に通うことに!? そこには「暴君」と呼ばれる祷真のいとこ・遥祈が! うっかり遥祈に恋心を抱いちゃった類…。祷真への「忠誠」か遥祈との「恋」か……どっちをとるの!? キケンすぎる男装&執事女子ライフ…自分の操は自分で守れ!!
3.71
47
発刊: 2010.08.17 ~
完結・全19巻
新刊通知
a池戸定治(いけどさだはる)、ワケあって白武高に転校してきた。ゴリラーマンの異名をとる恐ろしい男だ。しかし白武高の生徒はゴリラーマンの本当の恐ろしさをまだ知らない。彼らに知りうるのはカロリーメイト(ミルク味)が好きだということだけであった……。もちろんキミたちも知らない。だってこれから読むんだから……。
女子高生・摩季は一見普通の女の子。だが、ストリートファイトでは空中殺法を使って無敵を誇る「エアマスター」となって戦う!
3.22
47
発刊: ~
通常版・他1作品
新刊通知
a魔法の呪文「トッテモコマッタンガー」を偶然の一致で唱えてしまい、失敗ばかりの魔法使い「タルルート」を呼び出してしまった小学生「江戸城本丸」が主人公。 次の話に続くこともありますが基本的に一話完結型のギャグ漫画です。 作者の江川達也はいろいろ批判の声が多い人物ですが、本作を読んでいるとあの江川達也がこれほど高レベルの作画で、しかも週刊連載を何年も続けていたなんて信じられない思いがします。 本作は絵こそ荒いですが力強く、一コマ一コマに勢いがあって読んでいてすごく楽しい作品でした。 氏の最近の作品や言動から批判する気持ちは十分分かるのですが、本作については紛れなく名作です。 本作はドラえもんへのアンチテーゼを謳っていたが、結局は模倣に終わったと作者は自己評価しています。 ですが、ドラえもんへのアンチテーゼと言われると納得する部分が多いです。 確かに話の展開は似ていて、のび太やジャイアン、スネ夫、しずかちゃんポジションと言えるキャラクターが登場するのですが、本丸はのび太くんと違い、タルの不思議な魔法の力を使って勝利するのではなく、魔法の力で特訓をして、努力に努力を重ねて苦手を克服し、勝ってしまう、そして人として大きく成長する物語となっています。 少年誌らしからぬエロ展開が多いのも特徴の一つです。 後発のジャンプ漫画に比べるとぬるい展開ではあるのですが、女の子が体を洗うタオルに憑依してしまう、魔法のメガネで服が透けて見えるなど、当時の小学生男子にはドキドキの展開が多かったです。 ネタバレはしたくないので細かく書きませんが、最終回直前の展開がかなり熱く、少年誌らしい燃える展開でした。 ラストは打ち切りだそうなのですが、それを感じさせない余韻を残した終わり方になっています。 大変きれいなスッキリとした、そしてタルルートらしい良い最終回だと感じました。 本作を読むと、もう本当に最近の江川達也はどうなってしまったのかと思います。 本作は現在の氏が想像できないほどハイクオリティーでメッセージ性に溢れ、熱い、素晴らしい作品です。
by うにたべたい (581)