3.19
8
発刊: 2007.06.23 ~
完結・全7巻
新刊通知
a霧深き19世紀ロンドン。わずか数平方マイルに数百万もの人々がひしめき、彼らが望み、企み、絶望するがゆえ起こる幾つもの難事件。名探偵と名高きシャーロック・ホームズの姪クリスティがつまびらかにする真実が人々を救い導いていく。今日も彼女は事件と出会う…。伯父に劣らぬ明晰な頭脳で真実を射抜く可憐な美少女クリスティ。そして彼女を支えるひと癖もふた癖もあるメイドたち―ノーラとアンヌマリー。彼女達の前に、悪しき策謀は瞬かない!
吸血鬼に最も恐れられ、非情な運命に翻弄された伝説の戦士・宮本篤(あつし)!本編では語られることがなかった秘蔵のエピソードを収めた『彼岸島』初の外伝コミックス!!松本光司の処女作『彼女は笑う』も特別収録。
3.04
8
発刊: 2018.02.19 ~
既刊3巻
新刊通知
a紙・電子累計40万部の孤島サバイバルミステリー、衝撃の新章開幕!死刑が廃止された日本。極刑「島流し」となった囚人達が送られる先は…!?閉鎖されたはずの惨劇の島は場所を変え、忌まわしき歴史を紡ぎ続ける。蠢く陰謀と断末魔の叫びの中で、記憶を失くした男が謎に挑む――
好きな人のことをいつも考えている。好きな人のことはなんでも知りたい。私はあなたが好きだから。僕はあなたが好きだから。好きな人のことを知りたい気持ちは、きっとみんなが抱えています。大きさも重さも違う好きのなかには、こんな形もあるのです。相手を愛するがゆえにストーカーとなった男女の、ちょっと怖くて、ちょっと面白い、純愛サスペンス。
3.21
8
発刊: 2019.02.22 ~
既刊2巻
新刊通知
a(※この本はアフタヌーンKC『ネメシスの杖』新装版です。) 医療事故調査を行う行政機関「患者安全委員会調査室」。調査員・阿里 玲のもとに、ある内部告発文書が届く。 「台田総合病院はシャーガス病に罹患した患者を隠蔽している」調査のため病院へ向かう阿里だが、そこには想像以上の悲劇が待ち受けていた……!人間と組織に巣食う「闇」に対峙する、本格医療ミステリ!
3.03
8
発刊: 2019.04.26 ~
完結・全3巻
新刊通知
a心を穿つ青春ミステリ、待望のコミカライズ! 階段島――その長い階段の上には、魔女がいる。 閉ざされた島から出るには、“失くしたもの"を探さねばならない。 真っ直ぐな瞳の少女・真辺由宇がそこに降り立ったとき、物語はどうしようもなく動き出す。 累計70万部突破の大人気小説が、待望のコミックに! 河野裕書き下ろしのシナリオで、小説にはないエピソードも多数収録。
人気爆発! 戦慄の痛快クライム・サスペンス 警視庁の墓場と呼ばれる、捜査第六課… 通称・ロクジ。ロクジとは、「南無阿弥陀仏」の六字を指し、警察の隠語“死体”を意味していた。ある日、ロクジへの異動を命じられた、大黒天音(おおぐろあまね)は窓際部署への転属に嘆く。だがそこで、「テル」という謎の力を持つ、ギャンブル好きの風変わりな刑事・恵比寿警(えびすけい)と出会うのだった。常人では判断できない一瞬の表情より、「喜び」「興奮」「嫌悪」などの隠された感情「テル」(兆し)を読み取る、恵比寿の能力…!! その「テル」の力をもちいて、凶悪殺人事件の数々に、二人が立ち向かう…!! 第1集では、CASE1「闇カジノ殺人事件」、CASE2「ワークショップ殺人事件」、CASE3「お笑い芸人殺人事件」の三編を収録!!
スタジオジブリ・鈴木敏夫氏、激賞!!!赤坂時生の妻は3年前に村から失踪した。光と音という可愛い双子を残したままに。時生は何を見落としたのか?この村がおかしいのか?誰を信用したらいいのか?この村に建つ巨大で無口な観音様だけが総てを知っている――この異様で、理不尽な世界で、家族の愛だけは確かなんだ。
3.18
8
発刊: 2021.06.17 ~
既刊6巻
新刊通知
a『Q.E.D』『C.M.B』であらゆる事件を描いてきたミステリー漫画の名手・加藤元浩最新作は世界を欺くクライムサスペンス!狙うは、1兆円!!!!父親が背負わされた借金“100億円”のカタとして、生まれ故郷・神入島を奪われ、違う土地で暮らすことになった少女・神入空。思い出の詰まった「神入島」を買い戻すためにアルバイトを続ける空は、謎の少年・秋山風月と出会う。自分の策に従えば100億円が手に入るという風月の計画に乗り、空は幼馴染みの蒼海路と共に大金を盗み出すことを決意する――!!
3.07
7
発刊: ~
通常版・他2作品
新刊通知
a地球のようで地球でない、過去のようで未来の話。七人の異母兄弟たちがくり広げるミステリアスロマン。あだち作品の中でも異色の時代劇。
冬目景作品。 何作か読んでますが、ちゃんと完結まで読んだのは本作だけです。 というのも、氏の作品は不定期連載や掲載誌の変更が多く、次巻が出るペースも遅いためです。 本作も2000年2月に連載開始したのですが、不定期連載を繰り返し、開始から終了まで10年以上の時を経た2011年6月に最終巻が発売されました。 内容的にもスパンを置くとついていくのが難しくなるので、完結後作品を一気読みするには最適と思います。 舞台は大正時代半ば、帝都東京に事務所を構える「松之宮 遥」は優秀な私立探偵で、恩師の紹介から「高苑 真夜」という少女を助手に雇うこととなる。 探偵事務所に舞い込んでくる奇怪な事件を二人が解き明かすものとなっています。 時代考証ができていて、アインシュタインの訪日やウォレン・G・ハーディング大統領の死去、震災で倒壊する前の凌雲閣などがストーリーに絡みます。 また、ミステリーらしく衒学的な部分もあり、興味深く読むことができました。 真夜はワトスン役として必要十分で、作中、歩く広辞苑と比喩されるほどの深い知識を蓄えており、様々な場面でその知識が役立ちます。 ただ世俗には疎く、蝙蝠が縁起の良い動物であるということは知っているのに、皆が当然知っているような流行り言葉などを知りません。 ラストは、民俗学の研究者より稀人ではないかと言われた彼女の正体にスポットがあたったものとなっていて、切ない終わり方となっています。 私的にはちょっと無理矢理っぽいラストだった気がしました。当初からこのラストはプロットにあったのか。 内容は重いですが、全4巻と冊数は短いです。冬目景の入り口としておすすめ。
by うにたべたい (581)