ニート、家を作る!? 『午前3時の無法地帯』『三代目薬屋久兵衛』のねむようこ最新作! 親に黙って大学を中退し、地元に帰ってきたカズキ。 激怒する親から残りの学費200万円をもらい、 祖母が遺した美容室を改装して住むことにした。 しかし、無敵に思えた軍資金200万円も、 家を理想通りにリノベーションするには全っ然足りない!!!!! 開業場所を探していた美容師・聖大に一部を貸し、 家賃収入を得ることになったが、それでも工事は必須…。 そこで、元リフォーム屋の栄吉に力を借りつつ、 文字通り「自分の手で」壁を壊し、天井をはがして 家を改装する、カズキのガチンコDIYライフが始まった…! ボンクラ娘のDIYライフと恋の行方は?
キュンってする。タイプの違う男子…悩む(笑)初めの展開にあり得ないとか、無謀過ぎて共感出来ないと真人間みたいな感想を持ったのが間違い。最後まで読むとこーゆー生き方もあっていい。途中で道を外れる事、元の道に戻る事、これと言って夢もやりたい事がない事も全てアリだなって思わせてくれる。ハッキリしない事もそれはそれで今の二人には正解なんだと思いました。 頑張る事が全てじゃない。真面目な事が絶対じゃない。不完全で欠点があるキャラクターばかりだけど嫌な奴がいないのが良い◉ それにしてもねむ先生のもうチョット欲しいと思わせる絶妙な終わり方流石!先を想像して何回も読み直したり、次回作に期待が増したり離れられなくなる…
by シュン (753)心が、洗われるようなボーイズラブ。「男が好きでもおかしくないよ」好きになった相手と抱き合えたら。そんなこと絶対叶わないと思ってた────。年下フリーターとゲイ小説家のじれったいほど切ない恋。3年前、2人は沖縄の離島の海辺で出会った。小説家の卵でゲイの橋本駿(はしもとしゅん)は、物憂げに過ごす高校生・知花実央(ちばなみお)が気になりナンパめいた声をかける。日に日に距離を縮めた2人だったが、実央は島を離れることに。そして3年後、島に戻ってきた実央は「3年考えた。男でも駿が好き」と駿に迫る。しかし駿はいざ実央と恋人同士に、となると1歩を踏み出せなくて──。
小説家の駿(しゅん)は、沖縄の離島で出会った年下の恋人・実央(みお)を連れて、故郷の北海道へ向かっていた。かつて、幼なじみとの結婚式をゲイだと言って逃げ出して以来、駿は実家とは絶縁状態でいたが、父親が病気だと聞き、一度帰ることを決意した。迷惑をかけた実家に男の恋人を連れて行く。駿にとっては気まずい帰省だっがが、親を亡くした実央には―。海辺のエトランゼの続編、天涯孤独成年とゲイな小説家の切なく瑞々しい恋。第1巻。
『ミッドナイトブルー:色の名称。「真夜中の青」と形容される、ほとんど黒に近い青のこと。濃紺よりも暗い紫みの青。中国明朝の磁器に用いられた釉薬から名前がついた「ミンブルー」に由来するという説もある。』 ――それは高3の夏「卒業しても2年ごとに集まって4人で火星観測をしよう」そう約束した2日後に、彼女は交通事故で死んでしまった。天文部の同級生だった僕たち3人は彼女との約束を守り、2年に1度集まっている。そこには、僕にしか見えていない彼女も来ているけれど―――…。(「ミッドナイトブルー」) 戻れない青春の日々を大事に慈しむ表題作他、ノスタルジー溢れる短編全7編を収録。新世代の叙情派ストーリーテラーが贈る傑作短編集。―― 人生の宝箱に入れたくなる物語たちをあなたへ ――