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ヤマシタトモコ
3.49
2681
発刊:2015.12.04 〜
完結・全2巻
「私」の人生は奪われた―― 1年前、体と人格が入れ替わった男女。小田薪葉菜(おだまきはな、女子高生・17)と木根正吾(きねしょうご、自動車工・38)は、ある日突然、体と人格が入れ替わってしまった。別人の体のままで1年が過ぎ、偶然2人は再会する。少女の体になった男は容姿を磨き美しい読者モデルに、中年男の体になった少女は記憶喪失扱いで定職を失っていた。再会した“自分”はあまりにも違う“自分”になっていて――。 女子高生(17)と中年男(38)。女と男、人格逆転ドラマ。
57件の評価
あのひと
4.0
女子高生とおっさんが入れ替わって、女子高生で中身がおっさんの方がモデルやったりして人生をやり直したりする。入れ替わりパターンではラブコメっぽい展開になりがちでどうやって元に戻ろうか四苦八苦するのが多いが、そうではないので考えされられて面白かった。
Run
4.2
これからが気になる!そしてヤマシタトモコ先生ならではの深みが良い!
せーふぁ
17歳女子高生と38歳独身男性の、歳の差版君の名は。ドラマ『パパと娘の7日間』も歳の差だけど、あれは親子だからこそコメディチックに成立していたわけで。全く赤の他人どうしとなるとどうなるのか。ストーリーとしては、これからのところでッ…!ってとこで終わりを迎えるけど広い意味でハッピーエンドだったろうと思いたい。ヤマシタトモコ先生が入れ替わりモノを描くとこうなるのか、と何回も思った。入れ替わることで、入れ替わる前の自分と入れ替わった後の自分はどこへいくのか。そのあたりの描写が深く、とっても楽しんで読めました。
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