オレは樹乃倉厳。34歳。趣味はキャンプ。独りで野営する生粋のソロキャンパー。車はいらない。電車を乗り継ぎ、最後はバスで山に入る。自然を愛してる、火を木を水を土を。それと同等に孤独な自分の生き方を愛している―ーー。…な俺が! ひょんなことから草野雫20歳という小娘に出会い、ふたりでソロキャンプをするはめに!
大石練・15歳。バレーボールの名門・白雲山学園中等部に在籍。小学校時代に全国大会で準優勝したほどの実力を隠しながら、練はずっと自分を抑え続けていた。
3.19
4384
発刊: 2018.06.15 ~
既刊17巻
新刊通知
a数々の難事件を解決した天才高校生・金田一一(きんだいちはじめ)は、37歳のオッサンになっていた。PR会社で働く金田一は、上司の命令で離島リゾートのイベントを担当することに。なんとその島は、3度も殺人事件が起きた”オペラ座館”のあった歌島だった!「もう謎は解きたくない」と思っている金田一は、何も起きないことを祈りつつ上陸。しかし、そんな彼を嘲笑うかのように歌島にファントムの笑い声が響くのだったーー。
人類の一部が“特殊能力”を手に入れた世界――。その力で正義に奉仕する者を“ヒーロー”、悪に従事する者を“怪人”と呼んだ。無職の青年・千秋は、両親に代わって弟たちを養うべく、就職活動の真っ最中。ある日、面接に向かう道中に痴漢を目撃し、思わず助けに入ってしまう。正義感溢れるこの行動が、千秋を“ある仕事”へ導く。それは「善と悪」、「虚と実」、「表と裏」のはざまだった・・・・・・!!
3.64
3061
発刊: 2016.11.22 ~
既刊8巻
新刊通知
a幼なじみのイマドキ男子3人が我が身の不幸を嘆いていると、風変わりな美女が現れた。「セカイ」という組織のエージェントを名乗る彼女に誘われ、3人は「300日後、3人の中で最も不幸になった者はどんな願いも叶う」というゲームへの参加を決める。『失恋ショコラティエ』『脳内ポイズンベリー』の水城せとながキレッキレの台詞で描く、友情・嫉妬・悪意……。さまざまな感情あざなう300日のゲームが始まる。
江戸吉原は男と女、女と女がだまし合う色の街。その中の「玉菊屋」に売られてきた、ふてぶてしくて意地っ張りだけどちょっと健気な少女。彼女が、ほかの遊女たちの生き様や悲劇的な最期を目の当たりにしながら位の高い遊女である花魁へと成長していく。のちに伝説の花魁となる「きよ葉」の型破りな生き方を描く、破天荒花魁ストーリー!
ある夏の日、偶然引き寄せられた小説家と謎の美女。そしてそこから二人が紡ぎ出す、狂おしい愛の記録。話題沸騰! 『恋風』『夏の前日』の吉田基已の最新作!!
タイトルで敬遠しないで頂きたい… ノスタルジック年の差ラブストーリー。 40歳にして純情妄想少年な 編集者兼小説家の鳴海六郎(なるみろくろう)が 夏祭りの夜に出会った 22歳の謎のクール美少女・雪乃に想いを寄せる話。 おすすめは、お互いに惹かれ合ってるんだけど、 雪乃がまぁ素直になれなくて 「小説家の先生は口説き文句もお上手ですのね」 「キ…キッスくらいなんでもないんですからね」 このもどかしさ!! ここがたまらんポイントですね 六郎から自分の小説を プレゼントするって言われても断って こっそり本屋に探しに行って買って それを愛おしそうに抱きしめる そんな雪乃がめちゃくそかわいいです。 40歳にして良い言い方で少年の心を持った… えー、ダメな方で雪乃と喋れただけで喜んじゃう 中学生のような恋愛をしている主人公。 しかもそれが小説家なので そんな妄想が爆発している所に 官能小説を書かないかという仕事がきちゃって 頭の中はますます色々といやエロエロと大変なことに… どのくらいエロエロな妄想かというと 2巻を読んだ時に1巻から1年以上空いていたので じじいなんで微妙に内容忘れててあれ…? ふたりってセックスしたんじゃなかったっけ? と勘違いしたぐらい(笑) いや、1巻読み返したら 六郎の頭の中ではデートすらまだなのに セックスした事になってて それが勘違いしてた原因だったんですけどw その清々しいくらいまっすぐなエロバカ正直さ 官能先生ならぬオナニー先生 …嫌いじゃないです そして単行本の帯に 「この恋路はきっとうまくいく」って 書いてあるんですけど… ほ、ほんとかなぁ?信じていいんでしょうか? 吉田先生は「恋風」「夏の前日」… なんか悲恋のイメージなんですけど… その辺もどうなるか期待したい作品です ----- ※こちらのレビューはYoutubeにアップしている音読レビューを 文字起こし、修正したものです https://youtu.be/vT0eqK4j6fw
by 相田コメゾウ (267)3.40
2164
発刊: 2016.12.22 ~
既刊15巻
新刊通知
a『柔道部物語』から25年、小林まことが再び“本格柔道漫画”を描く!原作はアトランタオリンピック女子柔道61kg級で、日本女子柔道界に初めての金メダルをもたらした恵本裕子!!雪の旭川を舞台に、白帯の女子高生が世界の頂点を目指す!
3.33
2102
発刊: 2018.01.23 ~
既刊2巻
新刊通知
a夜明至(よあけいたる)、バツイチやもめの38歳。職業、フリーの保険調査員。ある日彼のもとに持ち込まれた2つの依頼。それは「銃暴発事故の保険調査」と「ワケアリ少年・玄(くろ)を預かること」。玄は初対面から夜明に嫌悪感を示し、予期せぬ同居は最悪の幕開けに…。思うように調査も進まぬ中、玄の“一言”が事態を一変させる。夜明にとって玄の存在は光明となるのか――?保険調査で「嘘」を暴く新感覚ミステリー、開幕!
3.65
1727
発刊: 2021.11.22 ~
既刊8巻
新刊通知
a累計100万部超の大ヒットクライムサスペンス『親愛なる僕へ殺意をこめて』コンビ最新作。富字山南警察署の刑事・冴木仁は空き巣の通報を受けて、とある屋敷へ。ところが、調べを進めていく中で、衝撃の事実が判明。捜査陣に戦慄が走る。血塗られた狂気と対峙する刑事を描く、激情と慟哭のノワールサスペンス、開幕。
酸化鉄の赤き大地を、戦乱の鉄風が鋭く吹きすさぶ。 戦災孤児の少女・陽子は孤児院に収容されるも、休む間もなくさらなる戦火に巻き込まれる。泣き叫び逃げ惑う小さな魂はいかにして機構術と出会い、恐るべき戦士へとなったのか。 一方、森羅天頂武闘会を戦い抜いた未来のガリィは自らのルーツを求め火星へと降り立つ。 謎の戦士フラウ・Xの正体とは。機甲術壊滅の真相とは。戦乱の火星を舞台に描かれる原点とその終着点。過去の陽子と未来のガリィ、二人の物語が重なる時、全ての謎が明らかになる! 銃夢サーガ最終章、遂に開幕!
3.54
907
発刊: 2010.11.22 ~
通常版・他1作品
新刊通知
a小説家と探偵、二つの顔を持つ青年クロエと、幼き吸血鬼の少女ミサキ。数奇な運命により結ばれた二人が織りなす、ストレンジラブストーリー! 初期バージョンの『EARLY NIGHTS』を各巻(1~6巻)に収録! 総計150ページ超! クロエとミサキ、二人の物語の原型がここにある! 日が沈み、人々が眠りにつく夜、小説家と探偵、二つの顔を持つクロエと吸血鬼の少女ミサキの一日は始まる。平穏な二人の時間に、猫探しの依頼が。多忙なクロエを心配するミサキは、一人で猫探しを開始するが――。 犯人が死んでもなお、起こり続ける凶悪連続殺人の謎に挑む科学警察研究所の主任研究員サイノメ。彼女に訪れた窮地に学生からの知り合いであるクロエは――。
3.06
853
発刊: 2020.07.20 ~
既刊6巻
新刊通知
aシリーズ累計350万部突破「グラゼニ」スピンオフ、プレイボール!! 同級生はもちろん先生でさえ凌駕する圧倒的な運動神経を持つリア充中学生ナッツこと凡田夏之介。そんなノリノリのナッツの前に現れた永倉さより。彼女との間で突如としてはじまる交換日記は予想外なことばかりで戸惑うナッツ! ドキドキワクワクな青春時代をご覧あれ!!
かつて京で、幕府に背く長州藩らの不逞浪士を取り締まっていた武闘集団「新選組」。明治元年、今や長州・薩摩が官軍を名乗り新選組は賊軍と化していた。官軍に北へと追いつめられる中、新選組副長の土方歳三は、重病を患う友・沖田総司のもとを訪れる。はたしてその真意とは――!
主人公を土方歳三に据えた歴史漫画。 歴史漫画の醍醐味は、終わりがわかっている史実をベースにしながらも、どの辺で作者の色が出ているかを比較しながら楽しむところにあると思います。 この点、本作は初っ端から「土方歳三の小姓・市村鉄之助と沖田総司を入れ替え、沖田総司を生き長らえさせている」 という大胆なアレンジから入ります。 過去を回想するかたちで池田屋事件のエピソードも挿入されますが、ここも他では見たことがない切り口。新鮮です。 その他、新政府軍に対抗すべく、東北に朝廷を建てる構想があったという一説をストーリーに組み込んでいたりと中々面白いです。 作画の迫力や最低限のセリフ、テンポのいいナレーションも相まってとっても読みやすいし「if」のストーリーに違和感がない。 なにより洋装をして土方と共にする沖田が見られて嬉しい…これぞ漫画の醍醐味ですよね。
by せーふぁ (1046)島耕作シリーズは、『課長島耕作』から現在連載中の『相談役島耕作』までモーニング連載なのですが、課長昇進までの過去編は、モーニング連載の島耕作と同時進行でイブニングで連載されていました。 本作『ヤング島耕作』はその第一弾で、連載時期としては2001年から2010年なので、『部長島耕作』と並行して連載が開始しました。 なお、『ヤング島耕作』は途中で主任に昇進し、『ヤング島耕作 主任編』として、タイトルとナンバリングが新しくなっています。 『ヤング島耕作』では、島耕作が初芝電器産業へ新卒入社して、肩書なしの一般社員として、歯車として働く姿を追ったものとなります。 新入社員の島耕作が、学生ノリから社会人としてのいろはを叩き込まれ、社会の汚さや我慢を覚え、時には、明らかに間違っていることに対して明確に自分の考えを伝えながら、少しずつ成長していく展開となります。 島耕作を主人公に据えたドラマではありますが、会社が一社員の動きでどうこう変わるというものでもなく、彼と、彼の周辺に及ぶ物語となります。 極端に非現実的などんでん返しや、特殊能力の類、どこかのビルの屋上でワイングラスを傾けながら、経済を思うままに揺り動かしてほくそ笑む謎の集団が現れるでもなく、あくまでも、一会社員が彼の力の及ぶ範囲で粉骨慢心します。 そんなマンガおもしろいのかというと、これが意外におもしろかったです。 私自身、週休8日を希望している側の社会人なのですが、様々なトラブルに遭遇し右往左往している彼の状況は、読んでいてとても先が気になり、ページが進みました。 また、島耕作の活躍により事態が決着した時には、喜びのようなものも感じられました。これが働く喜びというものなのか。 作中には、後に課長編以降でも登場するキャラが数多く出てきていて、そういう意味でも読んでいて楽しかったです。 初芝電産創始者の吉原初太郎、同僚の樫村建三、大泉裕介と馬島典子、そして、後に島耕作が最も信頼を置くこととなる中沢喜一等々、課長編以降を読んでいればおなじみの面々の過去の姿が登場します。 島耕作も若く描かれているのですが、女性を惑わすフェロモンはこの頃から健在らしく、女性関係は特に見習いたいと思いました。 昭和後期が舞台のサラリーマンマンガなので、言葉や通信手段も然り、文化や考え方も現代に則さないと思う部分があります。 それでも、こういう時代は確かにあったのだというなということを踏まえて、温故知新、学び取ることができる作品だと思いました。 主任の昇進辞令を受け取り、本作は引き続き『ヤング島耕作 主任編』に続きます。
by うにたべたい (525)