平凡な大学生・森里螢一(もりさとけいいち)は『お助け女神事務所』に間違い電話をかけてしまったことから、鏡の中から現れた女神を名乗る美女・ベルダンディーと出逢う。いかなる願いであっても“たった一つだけ”叶えると言うベルダンディーに、螢一は「君のような女神に、ずっとそばにいてほしい」と言ってしまった。不思議な運命に導かれ、うだつの上がらない大学生と、女神の奇妙な同棲生活が始まるのだった――。
世紀の宝物を予告通りに手中し、闇から闇へと消え去る紳士・怪盗キッド!!見事なマジックで名刑事らの裏をかき、目指すは「正義」の完全犯罪!!今宵、神出鬼没の彼が狙う宝石は、時価4億円の「月の瞳」だ!!
3.84
2699
発刊: 1980.04.14 ~
通常版・他7作品
新刊通知
a宮崎駿が描き下ろしたオールカラーの絵物語。1982年「アニメージュ」にて『風の谷のナウシカ』の連載を開始したのとほぼ同時期に描かれた作品である。水彩の淡い色をいくつも重ねて着色した絵が美しい。 <p> 作物の育たない貧しい国の王子シュナは、大地に豊饒をもたらすという「金色の種」を求め、西へと旅に出る。つらい旅の途中、人間を売り買いする町で商品として売られている姉妹と出会う。彼女らを助けた後、ひとりでたどり着いた「神人の土地」で、金色の種を見つけるが…。どんな状況にあっても、生きようとする人間のたくましさ。強い心だけが生みだすことのできる、やさしさ。そして、弱さと無力さ。宮崎は、短い物語のなかに、そんなものを、ただそのまま描き出してみせる。 <p> 世界観の作りこみとそれを表現する絵の力は圧巻。特に「神人の土地」にあふれる虫、植物、巨人、月の造形には、一切の迷いが見らない。彼の頭のなかに広がる原風景を見せられているようで、生々しいほどの迫力に満ちている。死と生、喜びと恐怖の一体となったこの世界観は、以降の宮崎作品にも幾度となく登場する。 <p> チベットの民話に感銘を受けた宮崎が「地味な企画」ということでアニメ化を断念し「自分なりの映像化」を行ったものが、本作である。だがアニメという万人に向けた形をとっていれば、また違うものになっていたはずだ。淡々と、厳かに物語が進行する本書の独特の雰囲気は、絵物語という形態であればこその魅力といえるだろう。(門倉紫麻)
3.39
1886
発刊: 1981.03.12 ~
通常版・他4作品
新刊通知
aメカが大好きな美幸と超元気な夏実。2人のキュートでパワフルな婦警さんが、ド派手に事件を大解決!!
大阪一の不良校・浪城に入学した天才野球少年・甲斐孫六。甲子園で、学校で、さてまたケンカでも、孫六行く処、常に波乱、騒乱極まり知らず!!
俺、花井薫。水泳は好きじゃないけど、ソノコ君のコト、ホントに愛してるから、水泳部に入ったんだ。俺はヤルからね。
●あらすじ●ドラえもんたち五人が活躍する愛と友情がいっぱいの大冒険物語。のび太が偶然発見した化石の卵から、小さな恐竜が生まれた!! 名まえはピー助。とてものび太になついたが、ピー助のことも考え、のび太とドラえもんは、ピー助の仲間がたくさんいた時代、約一億年前の白亜紀にピー助を帰すことにした。途中、謎の黒い男が現れ、ピー助をうばおうとするが、なんとか切りぬけ、ピー助を仲間たちのいる海に帰すことができた。しかし、数日後、のび太とドラえもんは謎の黒い男におそわれたときの銃撃によるタイムマシンの故障で、仲間たちが存在しない別の海にピー助を帰してしまったことを知る。二人はしずちゃん、スネ夫、ジャイアンたちといっしょに、故障中のタイムマシンに乗りこみ、ピー助のもとへと急行した!! はたして、のび太たちはピー助に会えるのか? そして、謎の黒い男の正体は? 大長編ドラえもんシリーズの記念すべき第1作!!
3.20
1518
発刊: 1989.04.01 ~
通常版・他2作品
新刊通知
a物語は平安時代、貴族・内大臣家のおてんばな16歳の娘・瑠璃姫が自身の結婚問題などから事件を起こしたり、また貴族社会の東宮・帝即位問題に関係する政治陰謀事件などを解決して行くラブコメディーで小中学生から高校生まで人気を得た。当時の社会風俗が分かりやすく学べる事から、古典への入門書としても読める。
3.16
1449
発刊: 1989.08.30 ~
既刊7巻
新刊通知
a3.29
1445
発刊: 1989.04.01 ~
通常版・他1作品
新刊通知
a繰巣陣は国家特別工作機関の最優秀エージェント。だがある日、不慮の事故により殉職してしまう。あまりに優秀であった彼は、脳だけを女性の身体に移植され、ジン・クリスとして甦るのだが…!?
親方日の丸の特務機関:国家特別工作機関の超A級スーパーエージェント、繰巣陣はソ連での工作活動中、交通事故で命を落としてしまう。 20億円もの国家予算をかけて作り上げた繰巣陣を失う事による責任問題を逃れるため、上層部はたまたま同時期に亡くなった女子テニスプレイヤーの体に脳だけを移植させる。 繰巣は女性の体と、ついでに改造されて手に入れた様々な能力で、事件に挑んでいく、という話。 秋本治氏こち亀連載時に、月刊少年ジャンプでたまに掲載していた作品で、1話完結です。 巻が進んでも男性の戻る話が進むとか、実はバックに黒幕がいて正体が少しずつ分かるとか、そういう進展はありません。 また、この手の漫画には意外な気がするのですが、献体の女性の素性に関しての話はほぼないです。 元プロテニスプレイヤーという話なので、それなりに世界に顔が知れていてもいい気がするのですが、そのうちやるのかしらん。 女性の肉体で生きながらえたが、女遊びができないことから元の男性に戻りたがっている繰巣と、一方で、女性の体のほうが成績が高く、また再手術の予算が取れないことより、男の体に戻したくない上層部のドタバタから始まって、なんだかんだ不承不承任務に赴き、クリスちゃんの活躍で勧善懲悪とするのがテンプレートになっています。 長らく続編は描かれませんでしたが、2017年頭頃に10年ぶりに続編が掲載され続刊が出ました。 延頸鶴望の末という感じではあるのですが、その際に既刊の5冊も含めて新版として新刊を含めた6冊が発売され、既存の5冊は旧版という扱いになっています。 新版は中を見ていないのですが、1から5巻は体裁だけが変わって、本編の書き直しなどは行われていない様子。 ただ、新版の表紙は全て、2017年時点の秋本治の絵柄となっており、好みの問題でしょうけど、新版の表紙は一周回って古臭い感じがしてしまい、一昔前の絵柄のほうが私的には気に入っています。
by うにたべたい (525)ソフトボール部に所属する高1の女の子をめぐって3人の男が恋のバトルロイヤル。同級生、先生、同じマンションの住人…… 最後にハートを射止めるのは!? 美夏は高1の女の子。登校のためマンションのエレベーターに乗っていると、何やらブツブツ独り言を言う変な男が乗りこんできます。これが、美夏と直人の出会いでした。教室では、クラスメートの習がデートしようとうるさいし、部活に出れば、ソフトボール部監督の山桜先生が、美夏の写真で細工したヌード写真を家に持って帰ろうとしています。美夏をめぐる3人の男の恋の戦いが幕をあけそうな気配……(第1話)。