作品数:50

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プロフィール

秋本 治(あきもと おさむ、1952年12月11日 - )は、東京都葛飾区亀有出身の日本の漫画家。本郷高校デザイン科卒業。代表作でもある『こちら葛飾区亀有公園前派出所』は、1976年から2016年に連載終了するまでに計40年間も渡って連載された。旧ペンネームは山止 たつひこ(やまどめ たつひこ)であった。有限会社アトリエびーだまの社長でもある。血液型はA型。

秋本治の作品

一覧
『こちら葛飾区亀有公園前派出所』の書影
1巻無料

こちら葛飾区亀有公園前派出所

3.71

31054

発刊: 1977.07.01 ~

完結・全200巻

新刊通知

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「やつらをひとりも帰すんじゃねえぞ!!」ガンマニアの中川と冬本が派出所を訪れ、拳銃談義に。そこに暴走族が出現し、両さんらは追撃を開始!!「早撃ち両さん!?の巻」他7編に加え、山止たつひこ笑劇場「交通安全'76」も収録。

『新装版 Mr.Clice / ミスター クリス』の書影

新装版 Mr.Clice / ミスター クリス

3.20

1914

発刊: 2017.11.02 ~

通常版・他1作品

新刊通知

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任務中に事故死した超A級スパイの繰巣陣は、脳だけ女性の体に移植され復活! 上司に認められて早く男の体に戻してもらう為、危険な任務を遂行すべく世界を飛び回る!!

『Mr.Clice / ミスター クリス』の書影

Mr.Clice / ミスター クリス

3.29

1445

発刊: 1989.04.01 ~

通常版・他1作品

新刊通知

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繰巣陣は国家特別工作機関の最優秀エージェント。だがある日、不慮の事故により殉職してしまう。あまりに優秀であった彼は、脳だけを女性の身体に移植され、ジン・クリスとして甦るのだが…!?

親方日の丸の特務機関:国家特別工作機関の超A級スーパーエージェント、繰巣陣はソ連での工作活動中、交通事故で命を落としてしまう。 20億円もの国家予算をかけて作り上げた繰巣陣を失う事による責任問題を逃れるため、上層部はたまたま同時期に亡くなった女子テニスプレイヤーの体に脳だけを移植させる。 繰巣は女性の体と、ついでに改造されて手に入れた様々な能力で、事件に挑んでいく、という話。 秋本治氏こち亀連載時に、月刊少年ジャンプでたまに掲載していた作品で、1話完結です。 巻が進んでも男性の戻る話が進むとか、実はバックに黒幕がいて正体が少しずつ分かるとか、そういう進展はありません。 また、この手の漫画には意外な気がするのですが、献体の女性の素性に関しての話はほぼないです。 元プロテニスプレイヤーという話なので、それなりに世界に顔が知れていてもいい気がするのですが、そのうちやるのかしらん。 女性の肉体で生きながらえたが、女遊びができないことから元の男性に戻りたがっている繰巣と、一方で、女性の体のほうが成績が高く、また再手術の予算が取れないことより、男の体に戻したくない上層部のドタバタから始まって、なんだかんだ不承不承任務に赴き、クリスちゃんの活躍で勧善懲悪とするのがテンプレートになっています。 長らく続編は描かれませんでしたが、2017年頭頃に10年ぶりに続編が掲載され続刊が出ました。 延頸鶴望の末という感じではあるのですが、その際に既刊の5冊も含めて新版として新刊を含めた6冊が発売され、既存の5冊は旧版という扱いになっています。 新版は中を見ていないのですが、1から5巻は体裁だけが変わって、本編の書き直しなどは行われていない様子。 ただ、新版の表紙は全て、2017年時点の秋本治の絵柄となっており、好みの問題でしょうけど、新版の表紙は一周回って古臭い感じがしてしまい、一昔前の絵柄のほうが私的には気に入っています。

by うにたべたい (581)
『こちら葛飾区亀有公園前派出所 999巻 13誌出張版の巻』の書影

こちら葛飾区亀有公園前派出所 999巻 13誌出張版の巻

3.17

1410

発刊: 2011.12.02 ~

完結・全1巻

新刊通知

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連載35周年の記念企画として、集英社が発売している全漫画誌13誌に、“出張版"として掲載された「こちら葛飾区亀有公園前派出所」を完全収録!! 掲載当時の雰囲気を再現したこの1冊を読んで偉業を体感せよ!!

『月刊こち亀』の書影

月刊こち亀

3.17

1308

発刊: ~

既刊32巻

新刊通知

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『こち亀文庫 コミック版』の書影

こち亀文庫 コミック版

1062

発刊: 2008.08.08 ~

既刊20巻

新刊通知

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新品、未開封。こち亀文庫 1 (集英社文庫―コミック版) (集英社文庫 あ 28-44)

『こちら葛飾区亀有公園前派出所 文庫版』の書影

こちら葛飾区亀有公園前派出所 文庫版

3.24

951

発刊: 1995.08.01 ~

完結・全22巻

新刊通知

a

『週刊少年ジャンプ』誌上で最長寿連載を誇る、あの『こちら葛飾区亀有公園前派出所』が文庫サイズで登場! 著者・秋本治氏が数ある名作の中から傑作中の傑作を選んだ、ファン必携の究極自選集!

秋本治氏お得意の、下町の大工を舞台とした人情漫画です。 短編集ではなく、表題の「東京深川三代目」の5話分(プラスおまけ)が乗っており、本巻1冊で完結となっています。 さらに秋本治作品には珍しいことに、ラストはドタバタで落とさず、きれいな形で終了させている作品となっています。 東京都深川区にある大工の3代目として生まれた立花静は、女子高生であるにも関わらず、下町の荒っぽい大工衆をまとめ上げるほどの器があり、段取りがよく、また、大工としての腕前も超一流の腕を持ち合わせている。 現役の棟梁である祖父・立花徳兵、気弱な父・立花墨つぼと共に、様々な事件をその気風の良さで解決していくというストーリー。 1話1話が象徴的で、読んでいい気分になれる作品です。 また、秋本治作品らしく、しっかりとした調査の上で描かれています。 現場のことももちろん、道具やしきたりについても違和感一つ感じさせず、また桐箪笥や石油ストーブ、ブラウン管のテレビなどの小物一つとっても、下町の一家らしいフォルムが守られており、このような作品は今後現れることがないのかもと思われるくらいうまい作品です。 個人的に、これまで読んだこち亀以外の秋本治作品の中で2番好きな作品です。 ちなみに1番好きなのはMr.Cliceですが、長らく休載中なので、早く再開し、こちらもきれいに終わらせてほしいと願っています。

by うにたべたい (581)

あの両さんが少年時代の思い出を語る。「勝鬨橋開け」「光の球場」に、書き下ろし。

『こちら葛飾区亀有公園前派出所ミニ 文庫版』の書影

こちら葛飾区亀有公園前派出所ミニ 文庫版

3.00

554

発刊: 2000.04.01 ~

完結・全4巻

新刊通知

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秋本治が自ら厳選した名作を集めた、コミック文庫版『こち亀』が、大好評に答えて再び登場! 全26巻に収録しきれなかった傑作が、満を持してここに登場!

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作品レビュー

一覧

4.9

200巻まで読みました

1976年に始まり2016年まで40年に渡って一度の休載もなく続いた、週刊少年ジャンプの長老的作品。
私自身、生まれる前に始まってそこからずっと続いていたので、同様に多くの人にとっては「ジャンプにこち亀が載っているのは当たり前」状態だったと思います。
ですが、週刊少年ジャンプ 2016年42号 を持って連載終了。
その後も何度か読み切りや特別編という形で何度か掲載されるのですが、週刊連載は終わってしまい、一時代が終了したような感覚になりましたね。

個人的には、全く読んだことがない方がいることが考えられないレベルのマンガですが、一応説明を入れると、本作は破天荒な警察官・両津勘吉を主人公に据えたギャグマンガです。
舞台はタイトルにもある東京都葛飾区にある公園前交番ですが、この公園は実在せず、亀有駅前の交番がモデルと言われてますね。
数話に渡るストーリー展開があることもありますが、基本は一話完結型で、連載が続くに連れてキャラクターは増えていきますが、大きなストーリーの縦筋のようなものはないです。
一話完結型のギャグ漫画が、内容を変えずに2000話近い連載を続けていたわけではなく、ストーリーフォーマット、展開、題材などは頻繁に変わります。
40年も連載を続けていたので絵柄も序盤と終盤ではガラリと変わっていて、変わっていることもよくネタになります(過去の両津大集合回など)。
そのため、こち亀ファンからは、「100巻前くらいが全盛」だとか、「20巻から50巻あたりの雰囲気がベスト」だとか、「寿司屋が出てから~」とか「大阪が出てから~」とか、連載時期で推しの異なる論争が起こりますね。
私は大体130巻くらいまでは揃えて途中挫折したのですが、個人的には弓道回あたり100巻過ぎたあたりくらいが好みです。
ただ、改めて全巻読んでみたのですが、当時誌面で読んで微妙に感じていた御堂春も普通に元気で可愛らしく、ハズレはないと思います。

100巻以降あたりで、弓道(磯鷲早矢、飛鷹左京)、寿司屋(擬宝珠纏)、大阪(御堂春)と、それまでのこち亀ファンを試すような展開が続きます。
ただ、100巻以前、7,80巻以降のIT黎明期では、自作PCによるスペックアップや容量の増加していく外部記憶媒体、そして当時大流行だったギャルゲーなどが取り上げられます。
ワープロ専用機の操作やDOSプロンプトについて、ショップ店頭の試用機で小学生と一緒に学ぶシーンがあり、当時を知る人でないと同ギャグなのかすらわからないマニアックなシーンも多々有ります。
それ以前では、アニメ、特撮、そしておもちゃの歴史、骨董化してきたブリキやソフビ人形が取り上げられており、さらにバイク、車、ミリタリーなど、ネタの範囲はかなり広いです。
逆に180巻以降では、ボーカロイドやVtuberが作中に登場します。
扱われるジャンルは幅広く、ギャグ漫画ではなくある種の歴史書のような読み応えすら感じると思います。

また、中盤では両津がメインのハーレム展開も多いです。
両津は胴長短足で身長も高くなく、繋がり眉毛で毛深く、金銭にも汚い上、風呂にも入らないので物理的にも汚い、女性の敵として描かれています。
ですが、初期から登場した同僚の秋本麗子を始めに、ニューハーフとして登場した麻里愛(後に女性化)、弓道の磯鷲早矢、寿司屋の娘・擬宝珠纏など、両津に好意を持つキャラが多数存在します。
絵は序盤はかなり線が太いのですが、途中から現代的になり、金儲けのために等身大ドールを作るため麗子に睡眠薬を飲ませて実測するシーンなど、お色気シーも入れてきます。
その一方で、男同士の絡みも多いです。
バイクに乗ると性格の変わる本田速人、傭兵時代が長く全身に武器を装備しているボルボ西郷、硬派だったがギャルゲーにハマってしまった左近寺竜之介、そして忘れてはならない両津の上司・大原大次郎部長との"裸の付き合い"のシーンも異様に多く、そっち方面でも人気がある作品ですね。

どこから読んでもおもしろく、一巻から読む必要もないです。
時代の流れもありますが、最初期では、ラストまでレギュラー登場し続けた中川圭一と両さんが一緒に、警官になって手にしたニューナンブをぶっ放すかなり危ない展開が続きます。
現在では差別と捉えられない表現もあり、重版されたどこかのタイミングで修正がされるのですが、やはり当時のヤバい雰囲気が感じられなくなってしまうので、できれば初版に近いコミックスをおすすめします。
ちなみに作者の秋本治氏は、連載当初、山止たつひこというペンネームでした。
そのため、初版に近い初期のこち亀はコミックの作者欄に山止たつひこと書いていて、私もそれを所持しているのですが、プレミアが出だしている気がしますね。

1巻無料

こちら葛飾区亀有公園前派出所

レビュー(478)件

完結・全200巻

3.9

200巻まで読みました

纏レモンが出てくる回が好き

1巻無料

こちら葛飾区亀有公園前派出所

レビュー(478)件

完結・全200巻

3.0

言わずの

1巻無料

こちら葛飾区亀有公園前派出所

レビュー(478)件

完結・全200巻

3.3

200巻まで読みました

何巻からでも読める

1巻無料

こちら葛飾区亀有公園前派出所

レビュー(478)件

完結・全200巻

3.7

200巻まで読みました

大人になってからの方が面白い

1巻無料

こちら葛飾区亀有公園前派出所

レビュー(478)件

完結・全200巻

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