望月峯太郎さんの作品の書影

望月峯太郎

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作品数:8

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プロフィール

望月 峯太郎(もちづき みねたろう、1964年1月29日 - )は、日本の漫画家。神奈川県横浜市出身。男性。『東京怪童』以降、ペンネームを望月 ミネタロウと表記。

望月峯太郎の作品

一覧
『ドラゴンヘッド』の書影

ドラゴンヘッド

3.51

11935

発刊: 1995.2.3 ~

完結・全10巻

20世紀最後に放たれた、恐怖の大巨編「世紀末サバイバル」!! 修学旅行帰りの新幹線は、突然のトンネル落盤事故によってすべての光を失った……!! 闇につつまれ、血みどろになった凄惨な“墓所”。生存者はテル、アコ、ノブオ、3名のみ。ほか全員、即死……。酸素も食料も出口すらも断たれた少年たちは、次第に壊れゆく「心」と闘いながら、動きはじめる。たったひとつの“希望”――「東京に、家族のもとに帰ること」を、生き延びるための支えとして……!!!!

『座敷女』の書影

座敷女

3.44

2626

発刊: 1993.6.5 ~

既刊1巻

雷のなる深夜、森ヒロシはドンドンという音で目が覚めた。外を覗(のぞ)いてみると、隣の部屋の前に、ロングコートにロングヘアー、紙袋とバッグを提げた異様な大女が立っていた。翌日から、突如その大女に付きまとわれるようになった森。サチコと名乗る女の行動は次第に異常さを増してきた。彼女の目的は何?そして彼女は何者!?ひたひたと迫りくる恐怖に、あなたは耐えられるか?望月峯太郎の傑作ホラー!

『バタアシ金魚』の書影

バタアシ金魚

3.39

1650

発刊: 1986.4.4 ~

完結・全6巻

俺、花井薫。水泳は好きじゃないけど、ソノコ君のコト、ホントに愛してるから、水泳部に入ったんだ。俺はヤルからね。

『万祝』の書影

万祝

3.23

1366

発刊: 2003.7.2 ~

完結・全11巻

「強く……強くなってね!」亡き母親の言葉を文字通りとらえ、強さを求め続ける15歳の女子高生・フナコ。ある日、平凡な父との二人暮らしにうんざりしている彼女の家に、謎の下宿人・カトーが現れた。亡くなった名漁師のおじーちゃんに異常なまでに興味を示すカトーに不信感を抱くフナコ。そんな中、彼女の家に泥棒が入り、フナコは海上へと連れ去られてしまった……。こいつらって、カイゾク!?血湧き肉躍る、現代海洋冒険ロマン!

『バイクメ~ン』の書影

バイクメ~ン

3.21

1033

発刊: 1990.2.2 ~

完結・全4巻

『お茶の間』の書影

お茶の間

3.54

1009

発刊: ~

完結・全3巻

「バタアシ金魚」の花井薫(ハナイ・カオル)が社会人になって帰ってきた!宇宙一愛してる苑子(ソノコ)君に贈る、バラ色の人生設計は完璧!?世間の荒波に立ち向かう結婚&お仕事マンガ!!ソノコと同棲生活を送るカオルは、大学を卒業し就職、デパートの販売促進部に配属された。相変わらずのマイペースぶりに、職場でも家庭でも嵐を巻き起こしまくり!!

『ずっと先の話』の書影

ずっと先の話

3.30

565

発刊: 2001.9.5 ~

完結・全1巻

『ドラゴンヘッド』『バタアシ金魚』などなど手がける鬼才・望月峯太郎、初の短編集!もちろん全作品が単行本初収録。しかも加筆・再構成・着色などにより、クォリティも大幅アップ!!ジャンルは、SF・ファンタジー・コメディ・ルポ漫画などなど……多岐にわたっておるのです!「僕ちゃん」1991/「ブッとばすわよっ!」1992/「トゥルーラブ」1994/「COLOR」1988~89/「リリカルロボット」1995/「ずっと先の話」1989――そのほかいろいろレアな傑作を収録!

『鮫肌男と桃尻女』の書影

鮫肌男と桃尻女

3.05

352

発刊: 1994.5.1 ~

通常版・他1作品

取り得も身寄りのない桃尻(ももじり)トシ子は、叔父(おじ)の経営するホテルで働いていた。日常に絶望を感じていたそんな彼女の前に、突然半裸の男が現れた!その男・鮫肌黒男(さめはだ・くろお)は、組織の金を持ち出し、ヤクザから追われる身。今まで感じたことのない衝撃を感じた彼女は、鮫肌を助け、彼とともにあてのない逃避行の旅へと出た!息をもつかせぬスピード感とバイオレンス!望月峯太郎の大傑作!!

作品レビュー

一覧

3.4

1巻まで読みました

なんもいえねー

鮫肌男と桃尻女

レビュー(10)件

既刊1巻

3.5

10巻まで読みました

失速。

ドラゴンヘッド

レビュー(271)件

完結・全10巻

3.7

10巻まで読みました

修学旅行から帰る新幹線の乗車中に、突如発生した大災害によって車両ごとトンネル内に閉じ込められた高校生が、そこからの脱出を図るストーリーです。
日常が突如崩壊し、出口を塞がれた漆黒のトンネル内での恐怖が描かれた作品となります。
生存したのは主人公を含めたったの3名で、それ以外はクラスメイトも嫌な教師も、他の乗客も乗員も皆死体に変わっているという凄まじい状況です。
水も食料も限られた暗闇の空間で、外に出ることも叶わず、精神が蝕まれていく様が描かれます。

その後、トンネルからの脱出には成功するのですが、地上は暗雲立ち込める死の世界に変わっています。
そして、何が起きてどうなってしまったのかを確かめる展開となります。

いわゆる、終末もののようなストーリーです。
生き物は死に絶え、自分たち以外の生存者がいるかどうかも険しい世界が舞台です。
そこで、普通の高校生だった主人公の「青木輝」は、偶然生き残った同級生の「瀬戸憧子」と、繰り返し襲いくる自然災害から命を守りながら行動を続けます。
1994年連載開始の、今となっては古い作品ですが、テンポは良く、先の気になる展開です。
死体描写は多々ありますが、死体はあって当然の世界観のため、気にならないレベルです。
地面は沈み、陽の光は届かず、竜巻や大火災、大地震が絶えず発生しているため、まさに死と隣り合わせという緊迫感が伝わってくる作品だと思います。

ラスト直前まではとても良かったです。
人が自然の前にちっぽけな存在であると思い知らされ、恐怖というよりも畏怖感が伝わってきます。
ストーリーが進む度に、為す術もない絶望感が感じられました。

ただ、ラストが酷いです。
終盤に謎をばらまき、"わけがわからない"としか言いようがない終わり方になっています。
終わり方さえちゃんとすれば、文句なしの名作になっていたと思うのですが、そこだけとても残念です。

ドラゴンヘッド

レビュー(271)件

完結・全10巻

4.0

10巻まで読みました

狂気がいい

ドラゴンヘッド

レビュー(271)件

完結・全10巻

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