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望月峯太郎
3.52
11898
新刊通知
発刊:1995.03.01 〜
完結・全10巻
288件の評価
アトキンソン
3.5
失速。
お芋
3.7
このレビューにはネタバレを含みます。
結局よく分からないまま終わったが途中までワクワクさせられたのは間違いない。ノリオの登場コマは衝撃的だった。
うにたべたい
修学旅行から帰る新幹線の乗車中に、突如発生した大災害によって車両ごとトンネル内に閉じ込められた高校生が、そこからの脱出を図るストーリーです。日常が突如崩壊し、出口を塞がれた漆黒のトンネル内での恐怖が描かれた作品となります。生存したのは主人公を含めたったの3名で、それ以外はクラスメイトも嫌な教師も、他の乗客も乗員も皆死体に変わっているという凄まじい状況です。水も食料も限られた暗闇の空間で、外に出ることも叶わず、精神が蝕まれていく様が描かれます。その後、トンネルからの脱出には成功するのですが、地上は暗雲立ち込める死の世界に変わっています。そして、何が起きてどうなってしまったのかを確かめる展開となります。いわゆる、終末もののようなストーリーです。生き物は死に絶え、自分たち以外の生存者がいるかどうかも険しい世界が舞台です。そこで、普通の高校生だった主人公の「青木輝」は、偶然生き残った同級生の「瀬戸憧子」と、繰り返し襲いくる自然災害から命を守りながら行動を続けます。1994年連載開始の、今となっては古い作品ですが、テンポは良く、先の気になる展開です。死体描写は多々ありますが、死体はあって当然の世界観のため、気にならないレベルです。地面は沈み、陽の光は届かず、竜巻や大火災、大地震が絶えず発生しているため、まさに死と隣り合わせという緊迫感が伝わってくる作品だと思います。ラスト直前まではとても良かったです。人が自然の前にちっぽけな存在であると思い知らされ、恐怖というよりも畏怖感が伝わってきます。ストーリーが進む度に、為す術もない絶望感が感じられました。ただ、ラストが酷いです。終盤に謎をばらまき、"わけがわからない"としか言いようがない終わり方になっています。終わり方さえちゃんとすれば、文句なしの名作になっていたと思うのですが、そこだけとても残念です。
おにーさん
4.0
狂気がいい
memory
3.3
読んでいて凄く疲れた作品。結局色々明かされないまま終わってしまった。投げっぱなしの作品はあまり好みではない。次は気楽に読める漫画を読みたいと思います。
SFF
3.0
どんどん尻すぼみに…
ੈ☆.。.:*・子
4.5
名作だと思います。とても良かったです。読んでてすごく疲れた作品。そのくらい作品に引き込まれる。読み手も登場人物達も、何が起こっているのかわからない状況でずっとハラハラヒヤヒヤしている。もしかしたら助かるかもしれない、助かってやるという小さな光を探して、前に前に進み続けるお話です。いろんなことがあったことにより、たくさんの人と出会い、経験し、勉強する。少年少女だからできたことなのかなとも思いました。
せーふぁ
天変地異で日本の国土がめちゃくちゃ、国が機能していない最中を生き抜こうともがくサバイバルサスペンス。読み終わるまでなんでこのタイトルなのか皆目検討がつきませんでしたが、ああなるほど、と。4巻あたりまではサバイバルホラー的側面が強く、そっち方面を期待していると肩透かしをくらうかもしれません。観念的、形而上学的な人間の持つ「恐怖」という感情が主題です。極限状態でどのような形でそれが噴出し、またひとは克服しようとするのか。全体的に画面が暗いし、終始陰鬱なので読むのにエネルギーが必要ですが、未読の方はぜひそういった視点で読んでみて欲しいです。
ksan
5.0
全部忘れてもっかい読みたい
███████
3.4
感情移入し過ぎでこっちまで絶望する。終始壊れた世界とくらい画面。読み終わったあとどっぷり疲れた。そのくらい濃いです。現代版アダムとイブなのかな。てか打ち切らんで欲しかった。結局ドラゴンヘッドて何だったん富士山どうしちゃったん(アイ・アムヒーロー好きな人は好きそう)
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