いいひと。

高橋しん

3.34

2398

完結・全26巻

『いいひと。(1)』巻の書影
『いいひと。(2)』巻の書影
『いいひと。(3)』巻の書影
『いいひと。(4)』巻の書影
『いいひと。(5)』巻の書影
『いいひと。(6)』巻の書影
『いいひと。(7)』巻の書影
『いいひと。(8)』巻の書影
『いいひと。(9)』巻の書影
『いいひと。(10)』巻の書影
『いいひと。(11)』巻の書影
『いいひと。(12)』巻の書影
『いいひと。(13)』巻の書影
『いいひと。(14)』巻の書影
『いいひと。(15)』巻の書影
『いいひと。(16)』巻の書影
『いいひと。(17)』巻の書影
『いいひと。(18)』巻の書影
『いいひと。(19)』巻の書影
『いいひと。(20)』巻の書影
『いいひと。(21)』巻の書影
『いいひと。(22)』巻の書影
『いいひと。(23)』巻の書影
『いいひと。(24)』巻の書影
『いいひと。(25)』巻の書影
『いいひと。(26)』巻の書影
ワシさん、他2人が読んでいます

この漫画のレビュー

5.0
4.0
3.0
2.0
1.0
3.34

27件の評価

5.0

26巻まで読みました

高橋しんといえば、今は最終兵器彼女のほうが有名かもしれませんが、私的には氏の代表作といえば本作が浮かびます。
国内最大手のスポーツメーカーに入社したサラリーマンを主人公に、ジェンダー問題や雇用問題、派閥、過労死といった会社的なゴタゴタを解決する、アフター5やOL、あるいは特殊な業界にスポットを当てたわけではない、いわゆる普通のサラリーマンを題材とした作品です。
主人公、北野優二は底抜けにお人好しのいいひとで、ある企みから部署を転々とさせられますが、己の信念による行動で様々なトラブルを切り抜け、結果、大勢の人を幸せにする。
課題、問題点などは会社的で、常識の枠内で最大限の成果を上げるように奮闘するのが当然なのですが、主人公はその常識のギリギリ枠内で自身の考える多くの人を幸せにする発想を行い、成功を収める、そこに一サラリーマンとしてカタルシスを感じました。
コミックス読んでた当時は未成年でしたが。

本作の終了の原因はドラマのできであることは有名ですが、打ち切られたような唐突な終わり方をせず、今までの集大成然とした素晴らしいラストでした。
また、本作を読むきっかけがドラマ版だったので、ドラマはドラマで良かったと私は思っています。
メディアミックスするときに、原作の設定に手を加えることはよくあることなので、消費者としてドラマの内容は許容範囲、ただそれが原作者から提示したドラマ化の条件に反することであるならば、それは許されないことであり、怒りご尤もと思います。
ただし、ドラマ版はドラマ版で名作だと思うので、古い作品ですが、興味のある人にはおすすめです。

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