13巻
▼第六章/大破滅:第一節/UFO大飛来(5~17) ▼登場人物/岬(日本の総理大臣)、戸川洋子(ヨッコ/女子高校生/きよらの母)、アーサー・ヤング(アメリカ合衆国大統領)、ローズ(経済界の最高位/グランド・マスター)、兼松博士兄(物理学者)、兼松博士弟(病理学者)、岬タロウ(岬総理大臣の息子)、チキン・ジョージ(バイオ鳥肉のササミ細胞から誕生した天才科学者)、チキン・ルーシー(ルーシー/チキン・ジョージの遺伝子組み替えにより知能を発達させた鶏)、アメリカ・ヤング(アメリカ合衆国大統領の息子)、バーバラ(SOS30号/科学調査機関の特別隊員) ●あらすじ/とうとう謎のUFO群は地球上空へと到達し、空を覆う。UFOから現れた天女のようにも見える宇宙人たちは、必死にUFOへと救いを呼びかける自然環境保護クラブのメンバー、佐和田トシエのもとへと真っ先に下りてくる。「わたし達を救いに来てくださったのですね!!」と歓喜するトシエだったが……(第一節5)。▼飛来した宇宙人たちのもとへ、岬首相の使いとして戦車とともに現れた山下。宇宙へと発信したSOSに応えて救いにきてくれたのではないか!? と呼びかけるのだが……。(第一節6) ●本巻の特徴/謎のUFO群から舞い降りてきた宇宙人たちが、佐和田トシエや山下、岬総理、ローズと3人のクローン、兼松博士、宇宙へ飛び立つ日本の子どもたち、大統領の息子アメリカ……と次々に襲っていく様、逃げ惑う人々が描かれる。ついに地球上で今まで通りの生活が送れない破滅の日の近いことが確信させられる。宇宙人が人間を襲うときの奇妙な行為の謎は第十四巻で明かされる。 ●その他の登場人物/自然環境保護クラブのメンバー(ヨッコと同じ高校に通う/佐和田トシエ、他)、山下(岬総理の側近)、のばら・もみじ・つつじ(ローズのクローン)