2007年05月18日発売
29巻
▼第1話/不安▼第2話/転職▼第3話/入社式▼第4話/模範解答▼第5話/研修ノート▼第6話/新係長▼第7話/疑心暗鬼▼第8話/資質▼第9話/父親▼第10話/人望▼第11話/イメージ▼第12話/援護射撃▼第13話/プロポーズ●登場人物/大原笑介(五井物産・食品事業部食品3課社員)、高山時也(五井物産・食品事業部食品3課課長)、泉今日子(五井物産・人事部社員)、長谷伸子(五井物産・経理部社員)、花園(五井物産・食品事業部食品3課係長)●あらすじ/今年度入社予定の新人たちの入社前研修の季節がやってきた。高山は新人の個人面談を任され、新人イビリができると大喜び。研修室では自信満々で望んだ人や、不安で胸いっぱいの人で溢れていた。個人面談では、高山が面談していた今野が具合が悪くなり医務室へ行った。高山の命令で今野の世話をすることになった笑介は医務室へ行く。そこで今野は、会社でうまく仕事ができるか不安でしょうがないと笑介に話した。笑介は、「だれでも不安だよ」と安らぎの言葉をかける。その言葉に勇気づけられた今野は、宿題に出された食品事業部用の企画をふたつ高山に提出してきた。高山さんはその企画のできに満足するが、それでも不安が解消しない今野に、笑介は自分流で不安を解消する手だてを考える・・・(第1話)。▼7月1日に発令される人事移動を控えたある日、社員たちはもっぱら下馬評をもとに移動の話をしている。食品事業部では大橋取締役をはじめ管理職たちはそれぞれ一段昇進し、花園さんも課長昇進がほぼ決まった。そこで気になる係長には、どうやら笑介の同期の加藤が有力視されている。そんなウワサもあり、覇気がない笑介。笑介は、係長に昇進したら今日子さんにプロポーズをする予定だったのだが、内示がないのだ。しかも高山たちから、笑介は一生ヒラ社員とからかわれる始末。花園さんは、そんな笑介を見て、「これ以上今日子を待たせるだけの女にしないで」といい、女心の複雑さを説明する。そのひとことに吹っ切れた笑介は、給湯室にいる今日子に会いに行く・・・(第13話)●この巻の特徴/イマイチ煮え切らなかった今日子と笑介のふたりは、ついに結婚を決意する。気になる昇進は、加藤さんが食2係長になり、岩田先輩は食2課長へと昇進し、食3の係長に笑介が推薦される。