16巻
▼第1話/不満▼第2話/ヤケ酒▼第3話/贈り物▼第4話/パーティー▼第5話/大掃除▼第6話/苦情(クレーム)▼第7話/年賀▼第8話/同僚▼第9話/ウマが合う▼第10話/予算▼第11話/文句▼第12話/評価▼第13話/ムード・メーカー●登場人物/大原笑介(五井物産・食品事業部食品3課社員)、森川(五井物産・食品事業部次長)、高山時也(五井物産・食品事業部食品3課課長代理)、泉今日子(五井物産・人事部社員)、長谷伸子(五井物産・経理部社員)●あらすじ/最近、花園にいろいろと注意されることの多い新人の広田。自分に対して何が不満なのか分からず、高山に相談するが、人に好かれる努力が足りないからだと叱責されてしまう広田。給湯室で、ガンバリ屋だが自信過剰でプライドも高く人間としての基本が出来ていないと、女子社員にも評判はイマイチのようだ。就業後、笑介は飲みに出かける。どうしたら人に好かれるのか笑介に相談する広田。その相談は、グチとなり毎晩続いていき、笑介も少々食傷気味だ。ある日、広田が担当している天正食品から伝言を花園が受けた。しかしその伝言は広田に伝わらず、彼は花園に「大口取引をツブす気ですか」ときつく当たってしまう。笑介は広田のあとを追い、天正食品に謝りに出掛ける…(第1話)。▼ヘアスタイルを変えたが、だれも評価してくれないと不機嫌な伸子。一方、後輩の三条から低価格コーヒー・チェーンを作ることになった戦国コーヒーの仕事について相談された笑介。他のチェーン店とは違う付加価値をふたりで考えることにしたのだが、なかなかいいアイデアが浮かんでこない。ある日笑介は、焼きたてパンを置くことを考え、早速室町食品の竹下取締役に、パンの生地の手配を願い出る。室町食品からも好解答が得られ、上司からも期待される笑介たちだった。しかし、戦国コーヒーから三条に電話が入り、室町食品の焼きたてパンはいらないといってくる。結局アイデアだけ戦国コーヒーに取られてしまった。しかたなく竹下取締役に謝りに出掛ける笑介は、そこで竹下さんから室町食品も焼きたてパンを売るコーヒー・スタンドの事業を始めるといわれる…(第12話)。●その他の登場人物/竹下室町食品取締役(第2話、第4話、第7話、第12話)、大橋取締役(第3話、第5話、第11話)