15巻
▼第1話/本気▼第2話/愛社精神▼第3話/つきあい▼第4話/内定▼第5話/ゴルフ▼第6話/ゴマスリ▼第7話/○×派▼第8話/スマイル▼第9話/研修旅行▼第10話/息抜き▼第11話/朝令暮改▼第12話/社風●登場人物/大原笑介(五井物産・食品事業部食品3課社員)、森川(五井物産・食品事業部次長)、高山時也(五井物産・食品事業部食品3課課長代理)、泉今日子(五井物産・人事部社員)、長谷伸子(五井物産・経理部社員)●あらすじ/今日子と笑介の仲がなかなか進展しない事を心配する伸子。だが、当人の笑介は天命産業のバーガーチェーン進出の事で悩んでいた。バーガー業界は今激戦で、笑介が進めるバーガーチェーンの進出に、天命産業は6か月も迷っていたからだ。高山にはその仕事はパスしたほうがいいといわれてしまう笑介だが、天命産業社長自らバーガー店の食べ歩きをし、他店に勝つためのバーガー研究の努力を続けていると知り、事を進める決意をする。ある日、今日子のいる人事部で問題が起きた。人事課長の机に提出した書類が紛失したのだ。課長に責められる今日子。今日子は課長の机に置いたと主張するが、課長は取り合ってくれない。知らせを聞いた笑介は「ムキになる今日子さんはウソはいわない」と人事課長にかみついた。課長は「彼女の何がわかるのか」というが、笑介は「毎日顔を会わせている今日子さんの事がわからないんですか?」と責める…(第1話)。▼今日子に昼食の誘いを断られてしまった笑介。伸子は、最近笑介に対して笑顔を向けない今日子に、新たに好きな男性ができたのかもと脅す。ある日、森川次長から室町食品に小麦粉を増量してもらうように命じられた笑介。しかし、竹下取締役も応じてくれない。仕事も低調ぎみの笑介に、今日子の態度も相変わらず冷たい。ますます不安になる笑介は、花園さんに相談する。そこで、花園さんからさまざまな意味のスマイルについて教わる。そんなとき、次長のところに文化食品から連絡が入った。早速、担当の高山は笑介を連れ、20億円分の小麦粉の契約を取りに出向く…(第8話)。●その他の登場人物/竹下室町食品取締役(第2話、第5話)、大橋取締役(第3話、第7話、第11話、第12話)、小森久美子城南大学生(第4話)、今川天平電機社長(第5話)、向井横浜新支社長(第7話)、木下人事部長(第10話)