13巻
▼第1話/発令▼第2話/新係長▼第3話/初出社▼第4話/先輩OL▼第5話/適材▼第6話/ドラフト▼第7話/ダブルデート▼第8話/幹事▼第9話/信頼▼第10話/フレッシュマン▼第11話/信用▼第12話/ラッキー・ボーイ●登場人物/大原笑介(五井物産・食品事業部食品3課社員)、森川(五井物産・食品事業部次長)、高山時也(五井物産・食品事業部食品3課課長代理)、泉今日子(五井物産・人事部社員)、長谷伸子(五井物産・経理部社員)●あらすじ/頃は3月。人事異動の季節になり、管理職員たちは昇進の知らせを待ち望んでいる。食品事業部内でも同じこと。矢沢食1課長と森川食3課長の次長のイス狙いレースは、結局森川課長に軍配があがった。そこへ大橋食品部長兼取締役から、食3にひとり新顔がくるとの通達があった。自分が課長昇進だと思っている高山だが、食3課員たちは新課長の噂を始める。辞令の日、いつになくそわそわしている高山。だが結局人事部からは連絡がない。がっかりして帰宅する高山を、妻は「あなたしかできない仕事をしてください」と励ます。ある日、室町食品の担当・笑介は、学校が春休みなのに気づかず、給食用に半生の焼きそば6万食分を発注してしまう。問題を解決するために、高山さんはある解決策を打ち出す…(第1話)。▼笑介は徹夜明けの朝、見慣れない訪問者を産業スパイと勘違いする。実はその人物こそが食3に赴任した、新係長・松岡だった。着任早々、食3担当の得意先回りを始める松岡。課員たちは、出先で新しい上司と会うことが少し迷惑の様子。その頃笑介は、大手スーパーへ納入する江戸食品のプライベートブランド製品の仕事を進めていた。そこで松岡に見積もりの相談をする笑介。すると笑介にとって最も重要な得意先である江戸食品の見積もりを、もう少し安くするようにという指示が。ほかの課員たちも同様で、松岡は今まで問題がなかった企画にもなにかと注文をつける。そこで課員たちはしばらく新係長の様子を見ようとするが…(第2話)。●その他の登場人物/大原部長兼取締役(第1話、第6話、第10話、第11話)、竹下室町食品取締役(第1話、第3話、第5話、第7話、第10話)、松岡新係長(第2話、第7話、第9話)、村田社長室長(第3話)、木下人事部長(第3話、第5話)