12巻
▼第1話/課内宴会▼第2話/年末調整▼第3話/多忙▼第4話/常連▼第5話/プロジェクト▼第6話/キッカケ▼第7話/区切り▼第8話/エグゼクティブ▼第9話/スピン・オフ▼第10話/噂▼第11話/次長の器▼第12話/同期●登場人物/大原笑介(五井物産・食品事業部食品3課社員)、森川(五井物産・食品事業部食品3課課長)、高山時也(五井物産・食品事業部食品3課係長)、泉今日子(五井物産・人事部社員)、長谷伸子(五井物産・経理部社員)●あらすじ/忘年会のシーズン。食3では課内宴会が週末に予定されていた。宴会大好きの高山係長がいつもは幹事を担当していたが、今年は笑介が幹事になった。高山は、かつて契約していた会社との再取引をまとめるため、大橋部長とともに接待の毎日が続いていたためだ。早速笑介は会場探しを始めるが、会社から出る予算はわずか6000円、しかも週末ということでなかなか店が見つからない。やっとの思いで見つけた店はボロボロの居酒屋。しかも課長も高山も仕事の都合で遅れてくることになり、課員たちは物足りない。そこへ課長から出張先から戻れないと連絡が入る。課長に予算を2000円上乗せしていいといわれた課員たちは…(第1話)。▼食品1課から、レストラン・チェーン「フラワーズ」の仕事が食品3課に回ってきた。実は先代社長と交代した、ヤンエグ2代目のアメリカ流儀の仕事ぶりが、食1では手に負えなかったのだ。ネバリを買われ担当になった笑介は、早速挨拶に出向く。だがアポなしでしかも就業時間過ぎという理由で門前払いになる。落ち込む笑介に、室町食品の竹下取締役からの相談事が舞い込む。室町食品で業務用パスタを販売することになり、大手レストラン・チェーンと契約したいというのだ。この機会に、フラワーズと仕事をしたいと思う笑介は、2代目社長とアポを取り室町食品のパスタの商談を持ち掛けるが、持ち前の気軽さが裏目に出てしまい、社長を怒らせてしまう…(第8話)。●その他の登場人物/竹下室町食品取締役(第2話、第4話、第6話、第8話、第11話)、木下人事部長(第3話、第6話、第9話)、大橋部長(第6話、第10話、第11話)、矢沢食1課長(第10話、第11話)