24巻
▼第1話/お供▼第2話/知恵▼第3話/要領▼第4話/セクシャル・ハラスメント▼第5話/海外出張▼第6話/L.A.(ロサンゼルス)▼第7話/仕事始め▼第8話/八つ当たり▼第9話/判断▼第10話/立場▼第11話/金一封▼第12話/バレンタインデー▼第13話/風邪●登場人物/大原笑介(五井物産・食品事業部食品3課社員)、森川(五井物産・食品事業部次長)、高山時也(五井物産・食品事業部食品3課課長)、泉今日子(五井物産・人事部社員)、長谷伸子(五井物産・経理部社員)、花園(食品事業部食品3課係長)●あらすじ/大橋取締役のお供として大阪出張することになった笑介。だが、大橋部長は、おっちょこちょいの笑介がお供でなにやら不満のご様子。翌朝、徹夜明けの笑介は新幹線内のビュッフェに朝食と取締役のタバコを買いにいく。そこで笑介は、シュウマイが縁で自分専用のお茶を持ち歩く男性と出会い、お茶のティーバッグをもらう。無事大阪で正和食品との商談を終えた大橋取締役と笑介は、その夜先方の社長を料亭に招く予定になっていた。笑介が料亭に着くと、すでに大橋取締役と正和食品の社長が、出されたお茶も飲まずにモメていた。笑介は、ふすまの影から見える正和食品の社長が、新幹線で会った男性と気づき、社長さんからもらったティーバッグを女中さんに差し出す…(第1話)。▼大手スーパーは年末に食品フェアを開催することになり、担当の加藤と高山は、重役さんたちとキングサーモンの買い付けにカナダに出張することになった。しかし出張当日、加藤さんが風邪で高熱を出したため、笑介が代役をすることに。あわてて準備をする笑介。今日子は英語が苦手な笑介のために電訳機を用意してくれた。なんとかカナダに着いた笑介一行は、カナダ支社の石倉さんとともにサーモンの養殖場へ視察にいく。しかし養殖場では、大手スーパーが希望する4キロのサーモンが天候不順のためなく、3キロものしかない。しかもビデオカメラを壊してしまい、大手スーパーの人たちの信用を失ってしまう笑介。困った彼は4キロもののサーモンを探しに出かける…(第5話)。●この巻の特徴/初めて海外出張に出かけた笑介は、持ち前のガンバリぶりでピンチを乗り越え、現地の人とのコミュニケーションもうまくいくのだった。