まんがタイムきらら最初期に連載されていたマンガ。 今となってはきらら系という言葉ができるくらい、アニメファンには馴染みの深い雑誌ですが、当時は、あのまんがタイムから萌え系オンリーの雑誌が出ること自体が画期的で、一冊の単価が他のオタク向け漫画雑誌に比べると安価だったため、よく買って読んでました。 主人公の女の子とその母親が住む一軒家に、女の子と同年齢の2人の女の子が下宿してきて過ごす、ほんわかした日常を描いた4コマ漫画。 今で言う日常系4コマで、地面をこするように長い髪とそれを無視するように前髪の上から描かれた大きな目が特徴的な画風をしています。 詳しくは知らないのですが、作者の諸事情により休載になり、完結せずに3巻は発売されないままとなっていて、その後、電撃大王に掲載誌が変わり、続刊(実質3巻)が再度1巻として発売されています。 基本的に女の子が喋るだけの4コマ漫画です。 ストーリーに進展があるわけではなく、何もない特別な日に由無し事を語るだけという感じ。 ただちゃんと4コマの形態になっていて、4コマ目で必ず落とす方式になっています。 舞台は学校も多いのですが、基本的には下宿先の七瀬家で、家族のようなではなく、家族として4人+1人が日常を過ごす温かい雰囲気となっています。ちなみに時々ネタが妙に知的だったり、オチがホラーテイストだったりします。 あずまんが大王とともに萌系4コマの礎を築いた、ある意味では伝説的なマンガで、ちゃんと完結していればもっと話題になったのではと少し惜しい作品だと思います。 続刊でないものかな。
by うにたべたい (585)▼第1話/筍▼第2話/湯▼第3話/冬瓜▼第4話/蒸▼第5話/豚▼第6話/包▼第7話/粥▼第8話/熊掌・前編▼第9話/熊掌・後編▼第10話/羊▼第11話/龍井蝦仁・前編▼第12話/龍井蝦仁・後編▼第13話/雛鳥▼第14話/清蒸●主な登場人物/沈夫人(劉家の奥方。美味しい物が大好きで、わがままな女性)、李三(沈夫人に料理の腕をかわれ、劉家で働いている。気が弱い)、愛蓮(沈夫人の身の回りを世話する女性)●あらすじ/沈夫人に買われた李三が、料理人として劉家にやって来てすぐのこと。恩を返すという意味でも、美しい夫人に喜んでもらおうと、李三は初物である筍の料理を作ることにした。そこに沈夫人の小間使いである愛蓮が料理を取りに来たのだが、そこで、前任の料理人が筍料理を作ったために夫人の怒りを買い、指を切られたという話をし始めて……!?(第1話)●本巻の特徴/各話で、李三の作る料理の数々をレシピ付きでご紹介。腕に覚えのある御仁は挑戦してみてはいかが?
親父が帰ってきた。家族が待つ家に。だが、親父が不在だった16年の間に、娘・久美子はヤクザの妻となり、息子・洋介は根性のないヘタレヤンキーになり、母親はオロオロするばかりで…。帰ってくるなり早々、久美子につきまとうヤクザを一撃で倒した親父。驚く久美子と洋介に、母から驚愕の過去が語られる。16年前、親父は一家を守るためヤクザと闘っていた!!
恋人の華織を連れて、沖縄にやって来た忠。だが、スキューバの最中に水中を弾丸のように泳ぐ生き物に出くわし、その直後にサメに襲われかける。海から上がり、別荘に戻った忠たちだったが、今度は華織がおかしな臭いがすると言い始めた。その事が元で口論になり、華織は部屋を飛び出す。戸外でもなぜか悪臭が漂い、今度は目にも止まらない勢いで走る生き物が…?
“いいひと。”のスピンオフ短編集。 “いいひと。”ファンにはおすすめの一冊。それ以外の方には需要ないと思いますが。 収録作は6編で、その半分、内3篇はみっちゃんが主人公。表紙も成長したみっちゃんです。 その他3篇は主人公が異なりますが、なんでこのキャラを登用した?みたいなマニアックな人選はなく、本編の準主役といえる方々が主人公となっています。 個人的に好きな副社長や、Aqua Air開発の変態の人(名前忘れた)のスピンオフ短編とか読みたいと思うのですが、無難なキャラがメインとなっています。 各作品の感想は以下の通り。 ・さよなら、パパ。14歳~旅立ち~ 北野雄二がお世話になった下宿先の子供、みっちゃんこと城山みち子が主役のスピンオフ作品。 本作と次の“卒業”は前後編となっています。 本編最終回後から年月が経過し、14歳となったみっちゃんが、北野雄二を訪ねて単身札幌までトリップする話。 大きくなったとはいえ、中学生が一人で行けるほど北海道は近くなく、道中ろくでもない男に騙されて一緒に旅をすることになる。 その間ひどい目に逢いながらも、少し、大人に近づくという話、要約すると危ない雰囲気がしますが、そういう話ではないので、残念ながら。 少し切ない経験を経たみっちゃんの旅は後半に続く。 ・さよなら、パパ。14歳~卒業~ 後半。札幌に到着したみっちゃんが、北野雄二のお店に変装をして訪れるが、という話。 みっちゃんと妙子のオトボケな会話を楽しむ話、と見せかけて、実は、という内容でした。妙子さんはすごいなぁ。 本作を持ってみっちゃんは憧れの存在である北野雄二にお別れを告げて、また少し成長するのでした。 なお、本作品集において北野雄二は登場しません。 そこは寂しいような気もしますが、北野雄二は出てくると何もかもを大岡越前の如くまるっと解決してしまうので、スピンオフ短編としては出ないほうが正解なのかもしれません。 ・見合いでごはん 二階堂さんが主役。 城山部長の頼みでお見合いをすることになった二階堂さんが、部長のメンツを保ちつつもうまく断ろうと画策する話。 本編のキャラ通りの二階堂さんで、不器用の果にひどい別れ方をするも、なんとなくいい雰囲気で終わるストーリーとなっています。 ファンとしては、富士野大の岩館くんとはどうしちゃったの?と気になってしまうところですが、彼とは本編時以上の絡みはなかったようで、回想としてすら登場しないために少し切ないような気分になってしまいました。 ・フレデリック 本編連載時にも散々話題になった、稲葉くんの謎の本の話。 本誌を手にとった人の多くは、本作が読みたくで本書を買ったと言っても過言ではないのではないでしょうか。 スれててエロい稲葉くんの高校生時代の話となっています。 ただ、話自体は抽象的すぎてよくわからなかったというのが正直なところです。 結局の所、本編でなぜあんなに怒ったのかもわからず終いでした。 ・小雪ちゃんとあそぼう! タイトル通り、小雪ちゃんの話。 相変わらず就職浪人中でライテックスでアルバイト扱いで働いている小雪ちゃんがある日合コンに行くことになり、それを聞きつけたLCチームのメンバーが合コンに闖入する。 一番いいひと本編っぽい、ご都合主義でハッピーエンドな話でした。本短編集内では一番好きな話です。 ・さよなら、パパ。 再びみっちゃんが主役の話。ただし、本編終了からそれほど年月の経っていない、6歳のみっちゃんが主人公。 6歳の女の子が、単身札幌まで北野雄二に会いに行き、紆余曲折の末ゆーじのお店に着いて、そして。 本書一作目で14歳のみっちゃんを先に読んでいるため、その顛末を知っているので、本作はより切なく感じます。 “いいひと。”を読んだ上でないと楽しめない作品集ですが、全作品名作です。 感動したい人、面白い漫画が読みたい人には私的には“いいひと。”とあわせておすすめします。 久しぶりに押入れから引っ張り出してページを捲りましたが、年を経てもやっぱりいい作品集だと思いました。
by うにたべたい (585)3.52
11
発刊: 2005.10.28 ~
完結・全11巻
新刊通知
a東京某市で外国人集団立てこもり事件が発生した。取り囲んだ警官隊が手をこまぬいたまま26時間が経過したころ、犯人のひとりが人質をマンションから突き落とすという凶行を実行。それでも特別報道番組に出演中の警察庁OBが「無抵抗」を主張していることに業を煮やした晴は、視聴者を装って生放送をジャックし、独自の行動開始を宣言する…。
3.27
11
発刊: 2006.07.28 ~
完結・全4巻
新刊通知
a高校の漫画研究サークルで、ゆる〜い青春を謳歌してきた部員達。自分勝手で気ままな空間を各々気に入っていたのだが、ある時異物が混入する!毒を持つ可憐なその女生徒にかき乱されるサークルの行方は……?
1987年デビュー作『残暑』から、2004年8月号に「月刊イッキ」で掲載された『ポチの居場所』まで。『ぼくらの』のSF世界とは対照的な、郷愁を感じさせる淡い日常のストーリー全7話。
ススムとツトム、さくらの3人は幼なじみ。だが、ツトムは10歳の頃に失踪してしまい、残る2人もそのときから次第に離れていった。やがて中学2年生になり、さくらは同級生の女子から酷いいじめに遭うように。そんなさくらを救おうと決意したススムだが、逆にいじめっ子たちから彼女との性交を強制されてしまい…。第1回IKKI新人賞受賞作家デビュー作!!