ガール・デバイス~目次より一部抜粋~ ◆ロケットガール ◆バードガール ◆ドッグガール・・・など他にも多数あり。
心が溶けて体中から溢れて、あんたに伝わればいい――。 無垢で従順なイヌの目が、燃えさしの雄の本能に火を点ける。 目の怪我で引退を余儀なくされた元ボクサー・一弥と、一弥を慕い、彼のためにリングに立つ従順で無口なイヌ・岳。 ある試合前、翌日の計量のため体毛を剃るとうそぶき、悪戯半分に岳の下半身に手を伸ばした一弥は、やがて自分を見る岳の色を宿した目に欲望を抑えられなくなり――。 トレーナーと新人ボクサーの甘くヒリつく恋に溺れる。 実力派作家ウノハナの新たな代表作、完成。
高校生の新と正太朗。幼馴染の二人だが、長い間、新は正太朗への想いを隠して過ごしていた。これまでも、そしてこれからも言うつもりのない「好き」という言葉。しかしある時、正太朗から思いもよらぬ告白を受け……。幼馴染から恋人へ、変化する関係を繊細かつ濃密に綴るきらきらラブストーリー。2人の友人である澤山&長谷のビミョーな関係を描いた番外編も収録!
雰囲気を召し上がれ シンプルな表紙のセンスにも好感度UP★ まったりした雰囲気を楽しむ作品です。 昭和チック(だと勝手に思っている)絵柄を堪能することが目的で購入。 まず、絵ありきということです。 服の皺の描き方とか、ほんとうに漫画的ですきです。かわいい。 大雑把なコマ割も好き。 ごちゃごちゃしてなくて、必要最低限の線で描かれる世界観がよいのです。 絵についてはこのくらいにして、中身について書きましょう。 ストーリーは、まったりスローテンポな恋物語ですね。 6年間の遠距離恋愛の末に、ようやく同じアパートに住むことになったカップルの話。 だから、恋の成就にすったもんだする段階ではなく、落ち着いて読めます。 ただ、このふたり、最後まで致しておりません。笑 というのも、受の恵ちゃんはノンケさんで、現実的に男とセックスが結びついてないんです。みいくんの告白を受けて、さあお付き合いしましょうってときにも、 「付き合うって言っても、何も変わんないよね」 と笑顔で言い切った上、 「えっちなんかぜったいむり」 とのたまったのでした。 そのことをトラウマのように覚えているみいくんは、先に進みたくてもキス以上のことができずにいるんです。でも、当の恵ちゃんはそのへんのことを理解してなくて、みいくんに他の男の影をみつけるとヤキモチ焼いたりとかして。かーいいの。 無垢で純粋な恵ちゃんの愛情表現は中学生レベルで、必死に自分の欲望抑えようと頑張ってるみいくんの臆病っぷりが面白いです。【This item is excerpted from "http://www.chil-chil.net/top/". 】
闇深ヒロインたちのまぶしすぎる狂宴!! ずるくてかわいい子年の17歳・根住野(ねずみの)レミが幻獣ヌエに見初められ 変身美少女系ヒロイン・干支天使(エトランジェル)となって、宿敵・怨魔(えんま)と戦う!! 王道フォーマットに収まらない奔放すぎる展開のラッシュはクセになること間違いなし。 中ホメ節炸裂のテクニカルなサンプリングギャグもさることながら、 登場人物たちの萌えキュンな心模様の愛らしさも見逃せません。
中川ホメオパシー氏の連載マンガ。 氏の作風は非常に独特で、有り体にいえば、何を考えて生きていればこんなものが描けるのかわからないようなマンガを描きます。 容赦ない下ネタ、ブラックネタ、不謹慎なパロディが飛び交い、なんの脈絡もなく気持ち悪い怪物が現れるシュールな日常空間。 そんな異常な日常でクラス、どこにでもいる女子高生が運命に導かれ、怨魔(エンマ)という怪物と戦う内容となっています。 主人公の「根住野レミ」は、他人を陥れて利益を得ることが得意な女子高生です。 彼女はある日、神の使いと名乗るネズミのような生き物・幻獣ヌエに出会い、世界のために力を貸して欲しいとお願いされます。 そんな折に怪物・怨魔サソリオが現れ、業火を吐いて罪のない人を焼き殺し始めます。 だからといってどうということもないレミでしたが、ヌエから純金の変身アイテムを渡されたことで金に目がくらみ、レミはチアラットに変身、サソリオを爆散させるという、ツッコミどころ満載なストーリーになっています。 干支天使というタイトルの通り、十二支の物語がモチーフです。 チアラット=ネズミを始め十二支の動物たちに対応した仲間がおり、少しずつ仲間が増えて巨悪を倒す内容です。 敵の怨魔は人間のネガティブな感情がモンスター化されたもので、敵のボスである十二支でいうとネコポジションのシャノワール様が中心となった敵組織が、そういった人の負の感情を利用して怨魔を作り上げます。 設定や展開がかなりプリキュアっぽいのですが、愛や正義を信条に戦うようなキャラは一人もいません。 個性的なタッチのせいでいまいちかわいいと言い切れない女の子たちが、変態に絡まれたり、逆に変態行為に励んだりする、汚いプリキュアとなっています。 リイドカフェで連載されていて、2018年9月頃に最終回を迎えました。 ちなみに既刊3巻で、既に最終回を迎えて何年も経っているのに、最終巻の発売がされないままでいます。 2023年1月現在、ちょうど3巻の続きからリイドカフェで読めますが、このまま最終巻が発売されないままとなると続きがロスト・フィルムになるので、刊行して欲しいところです。 また、本作は実写化されており、主役のチアラットたちを希崎ジェシカや辰巳ゆいらが演じています。 私はまだ未視聴ですが、セクシー女優たちが主演で、メガホンを取っているのが、あのおバカ映画の巨匠・河崎実、おまけに原作が中川ホメオパシーなので、とんでもないできになっているのは間違いないですね。
by うにたべたい (581)3.44
11
発刊: 2015.11.11 ~
完結・全3巻
新刊通知
a疲れてるとき、しんどい時、私はいつも大橋君の漫画を読む。――――東村アキコ 忘れてた、あの感情がよみがえる。ノスタルジック・イリュージョン。「母さん。ボクらは今、漠然とした不安の中、たしかに中学2年という季節を過ごしています。」中学2年の太郎の家にはお母さんがいません。人より少しシャイです。親友はヤスシ。同じクラスの谷村さんにこっそり想いをよせています。冴えない学生生活をおくる太郎は、それでも何かデカいことをやってやろうと… いや、やったほうがいいのか? という気持ちで生活をしていますが… 雨上がりの虹のように描かれる、誰にでも平等にあったはずの青春物語。繊細でリリカル、モラトリアムと妄想が爆発するヤングゼネレーション・コミック。トーチweb連載時の原稿を大幅加筆&修正。描き下ろし漫画とコラムも特別収録した決定版。
3.11
11
発刊: 2015.09.11 ~
完結・全1巻
新刊通知
a太宰治、芥川龍之介、夏目漱石、森鴎外、カフカ、トルストイ……あの名作を今更「読んでない」とは言えないあなたも大丈夫。今からでも余裕で間に合う、史上もっとも肩の凝らない文学入門! ……名作の主人公の9割はろくでなしだった!! 【収録作品】太宰治「人間失格」 中島敦「山月記」 梶井基次郎「檸檬」 森鴎外「舞姫」 坂口安吾「桜の森の満開の下」 フランツ・カフカ「変身」 宮沢賢治「注文の多い料理店」 永井荷風「墨東綺譚」 泉鏡花「高野聖」 夏目漱石「三四郎」 アンデルセン「雪の女王」 芥川龍之介「羅生門」 田山花袋「蒲団」 幸田露伴「五重塔」 新美南吉「ごん狐」 樋口一葉「たけくらべ」 魯迅「阿Q正伝」 伊藤左千夫「野菊の墓」 トルストイ「イワンのばか」 エドガー・アラン・ポー「モルグ街の殺人」 菊池寛「恩讐の彼方に」 二葉亭四迷「浮雲」 グリム兄弟「ラプンツェル」 夢野久作「ドグラ・マグラ」 堀辰雄「風立ちぬ」(単行本描き下ろし)
3.47
11
発刊: 2009.06.01 ~
既刊1巻
新刊通知
a彼と彼の、 『恋人ごっこの一週間』、その結末は---!? 人を好きになるのって ほんと しんどい 高校三年の篠 弓弦は、 月曜日の一番最初に告白してきた相手と 必ずつきあい、週末に必ず別れると噂の後輩、 芹生冬至と一週間限定の恋人としてつきあっている。 月曜日 つきあうことになって、 火曜日 意識して、水曜日 近づいて、 木曜日 恋を自覚して──! 残されたのは三日間!! 一緒にいることが当たり前になったふたりだけど…