3.17
9
発刊: ~
通常版・他2作品
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a戦乱の世に、運命にあらがい信念に生きる人間像を描く大河歴史コミック ▼第1話/脱獄▼第2話/仇討▼第3話/疾風剣▼第4話/無風道人(1)▼第5話/無風道人(2)▼第6話/無風道人(3)▼第7話/無風道人(4)▼第8話/秘太刀▼第9話/幻の使者▼第10話/通り魔▼第11話/雷雲党▼第12話/忍剣▼第13話/土一揆▼第14話/地摺り残月剣▼第15話/雷雲砦▼第16話/密偵▼第17話/天神戦法●登場人物/結城重太郎(伏影城元城主の一子。父の仇討ちをめざす)。影丸(謎の忍者。雷雲党を説得し城を攻めるよう導く。農民に人望が厚い)。無風道人(謎の僧侶。重太郎に剣の基本、吹毛剣を教える) ●あらすじ/永禄年間のこと。土牢に幽閉されていた子どもが助け出された。それは伏影城元城主、結城隼人光春の一子、重太郎だった。当時の家老坂上主膳の謀反により、城はのっとられ父は非業の死を遂げていた。牢を出た重太郎は、父の仇をうつため単身城に忍び込む。そこに待っていたのは、謎の忍者と主膳の影武者の死体だった(第1、2話)。▼城で会った忍者、影丸に助けられた重太郎は、追手から身を隠しつつ腕と心をみがくために、武者修行の旅に出る。一方主膳は、腕のたつ最上三剣士に重太郎を討つよう申しつける。その頃、重太郎は瀕死の落武者から「陰の流れ疾風の剣」を伝授されていた…(第3話)。▼仇討ちのために、重太郎は無風道人のもとから故郷へ戻っていた。影丸は、闘いで腕をなくし倒れた重太郎を助け、雷雲党の砦にかくまうが…(第15話)。●本巻の特徴/剣法とは精神論でなく、ただひとを殺すための方法だと語る無風道人。ウサギを殺すことなく毛だけを斬る、太刀先の見切りを教える。登場人物の異なる信念がぶつかりあい、重太郎は剣の腕をあげていく。●その他の登場キャラクター/坂上主膳(第2、12、13話)、最上三剣士(第3、5~7話)、林崎甚助(第3、16話)、上泉秀胤(第3話)、明美(第6、8、9話)、眼づけの熊(第6、7、16話)、雷雲党(第11、15、17話)、螢火(第12、14話)●その他のデータ/登場する忍術・剣術~陰の流れ疾風の剣(第3話)、金剛縛または合気遠当ての術(第8話)、吹毛剣(第8話)、地摺り斬月剣(第14話)、天神戦法(第17話) 解説~武光誠(明治学院大学助教授)
3.27
9
発刊: 2006.07.28 ~
完結・全4巻
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a高校の漫画研究サークルで、ゆる〜い青春を謳歌してきた部員達。自分勝手で気ままな空間を各々気に入っていたのだが、ある時異物が混入する!毒を持つ可憐なその女生徒にかき乱されるサークルの行方は……?
▼第1話/熱烈娘と幽霊▼第2話/芋娘と幽霊▼第3話/幽霊と消えた鍋▼第4話/幽霊と親切娘▼第5話/幽霊と寂しん坊▼第6話/幽霊と姉妹愛▼第7話/幽霊と姑娘(クーニャン)▼巻末付録/楊貴妃直伝!!星の数ほどチャーハンレシピ物語●主な登場人物/中村華子(通称ハナちゃん。中華街の名店「満点大飯店」で働く見習い料理人。世界一の料理人目指して修業中)、楊貴妃(中国唐代の皇妃だが、幽霊となって現代まで旨いものを求め続けてきた…!?)●あらすじ/親類がオーナーを務める横浜中華街の名店「満点大飯店」で働く見習い料理人・ハナちゃんこと中村華子。ある日、彼女が関帝廟を訪れたところ、楊貴妃と名乗る幽霊が現れた。ハナちゃんの手助けをすると言ってきた楊貴妃に手を引かれるままやってきたのは、「上海亭」という中華料理店で…(第1話)。●本巻の特徴/食いしん坊、世にはばかる!?満腹志向歴1300年の楊貴妃&駆け出し熱烈娘が美味探求!!読者の空腹を満たす、待望の第1集!!●その他の登場人物/富永(満点大飯店のオーナー。足もとを見ず、夢ばかり見ている?)、上海亭夫婦(店主が鍋をふれなくなり、華子に厨房を貸している)
五島(ごしま)は興行主にメキシコのボクサー・トラビスとの対戦カードを組ませる。周囲は、五島が自分と同類に見えるトラビスにベルトを引き継がせて引退するのが目的の試合だと思っていた。そして迎えたタイトルマッチ。実際、トラビスは五島と闘うことにより、ボクサーとして成長するのが目に見えてわかった。しかし、トラビスが真価を発揮した途端…!? 『ピンポン』の松本大洋が贈る、異色ボクシング漫画。セオリーを打ち破る驚異の結末が待つ完結巻!
もはや地上はビルと車で埋め尽くされ、地下都市に人工の自然環境を求めるようになった近未来の東京。クラスメートに占い代をカンパしてもらった女子中学生ヨッコは、ミッチとともに占い師のもとを訪れた。実は、ヨッコのおなかの中にはもうひとつの命が宿り始めていたのだ。ヨッコのおなかに手をかざした途端、占い師は口から恐ろしい形相をしたエクトプラズムを吐き出し…。地球が終焉を迎える近未来――バイオ鳥肉のササミ細胞から誕生した天才科学者・チキン・ジョージを中心に、地球が滅亡していく恐怖と人類の「勇気・正義・愛・生命力」を描いた楳図ワールドの集大成的作品。自然を無視し、無分別に進化発展を続ける我々現代人に警鐘を鳴らす!
小池一夫原作、叶精作作画による注目のSFハードアクション。ホモ・サピエンスの対極に位置する存在、それがホモ・エレクトロ・メカニクス、通称HEM! かつて第二次大戦で作り出された人造人間たちは、その技術とともに地下に潜伏し、時を待っていた。電子機械人間――HEMの兄と妹をもつマッキ―!! 3人は現代によみがえったヒトラーの野望をくいとめることができるのか!?
11月の東京・新宿。潜水艇操縦士の小野寺俊夫は立ち寄った飲み屋で「ビルが突然地中に飲みこまれる」という不可解な事件に遭遇する。偶然居合わせたレスキュー隊員の機転で窮地を脱したかに思われたが、それは日本に起こる災厄の序章にすぎなかった…
小松左京氏のSF小説を原作にしたコミカライズ作品。 原作は1973年に刊行され、その後、映画化、翌年にはドラマ化されました。 また、1973年の同年スタートでさいとう・プロによりマンガ化もしているのですが、こちらは後年の2006年スタートした一色登希彦氏によるものです。 コミカライズ2作めが連載開始した同年に映画の2作めも製作、公開されているので、当時、その宣伝目的もあったのだろうと思います。 私は原作小説は未読、1973年の映画と、2020年に本作を題材にしたアニメがあって、そちらは視聴済みです。 その日は妙に暑く、11月だというのにセミが鳴いていた。 深海から陸地に上がり、喧騒に嫌気が差していた深海潜水艇のパイロット・「小野寺俊夫」は、同僚の「結城慎司」と共に新宿雑居ビルの居酒屋に入る。 そこで飲んでいると急に局地的な地震が発生し、雑居ビルが地中に沈んでいってしまう。 たまたま居合わせたハイパーレスキューの「阿部玲子」と、小野寺の特殊能力というべき危険予知能力の協力によって奇跡的に犠牲者は出さずに済んだが、それはこれから発生する災厄の序章に過ぎなかった。 日本各地で大地震による重大な被害が発生し、各地での混乱の様子が生々しく描写されています。 特に首都直下型地震発生時の様子は、ガラスが降り注ぎ、炎の竜巻によって避難民が焼かれ、逃げ場のない地下鉄の中で溺れ死ぬ人々の様子が克明で、地震被害にあった方が読むと精神的なショックを受ける可能性があります。 また、福田村事件に代表される、自警団による暴行殺人が横行するなど、"生きている人間の怖さ"の描写もすごかった。 文明人と呼ばれる現代の人々も、極限状態にはこうなってしまうのかもと思わせる説得力がありました。 小野寺と玲子の出会いがお見合いではなく居酒屋であったり、日本沈没の原因もマントルコーンテクトニクスという架空の理論に基づくものであったりと、映画とは大きく違っていました。 また、日本を脱出する人々の受け入れ先の条件が提示されたりと、漫画版のほうが設定等綿密に感じました。 中野昭慶氏の迫力ある特撮が用いられた映画版は、そちらはそちらでおすすめですが、漫画版も異なるベクトルでおすすめします。 ただ前述もしている通り、地震やそれによる津波の描写があるので、トラウマのある方は読まないほうがいいと思います。
by うにたべたい (585)花輪君がクラスの女子と音楽の話をしていたのを立ち聞きした永沢君。花輪君が口にしていた「ブートレッグ」という言葉はおろか、その日本語「海賊盤」の意味さえ分からない。もちろん、いちおう親友の藤木君も知らない。「ボクたちは言葉を知らなすぎる」と危惧したふたりは、さっそく勉強のため図書館に行き、本を借りることにする。永沢君が選んだのは『若きウェルテルの悩み』、藤木君は『車輪の下』だ。しかし、案の定すぐにふたりは読書にあきてしまうが、ふと永沢君は視線を感じる。前の机に座っているかわいい女の子が、自分を見ている!? そこで永沢君は藤木君だけを帰し、ひとり図書館に残るのだが…
カメオタクで女の子に全く相手をされなかった秋は、憧れの女の子・ユイと同じ大学に入学したのをきっかけに大変身する!三人の女兄弟に鍛え上げられ、女の扱い上手のカッコイイ男になる。しかも、少女の願いである好きな女以外とはHしないという「Bバージン」を貫く男に!しかし、あまりにも女の扱い上手な秋のことをユイは「遊び人」だと勘違いしてしまい、秋の想いを真剣に受け止めようとしなくて…!?モテないキミはもちろん、モテるキミも必読!!モテマクリ男へ大変身の恋愛必勝マニュアル!!
ドーテー非リアのカメオタク・住田秋が、一目惚れした女の子・桂木ユイに釣り合うため、3人の姉妹による死ぬ気の特訓で華々しい大学デビューを果たし、様々なテクを駆使してユイを落とそうと奮戦する。 題材が結構エグいです。 大学のナンパサークルという、きれいな言い方をすれば刹那的な愛に溢れた箱で、カリスマとなったチャラ男、然して、その正体は根暗な亀オタク、イタい男性遍歴をもった姉に組み込まれたBバージン(好きな女性以外とはヤれないため未経験)の宿命を背負い、キャンパスNo.1の女王の誘惑にも負けず、ただ一人の女の子を落とすため奮闘する話です。 レディースコミックスでヤッたのヤラないの、奪ったの犯されたのは結構普通にありますが、青年コミックスでこれは珍しいと思いました。主人公はちょっとおかしいくらいに純情なのですが、周囲の人物はいい感じに上の下、中の上ランクの文学部の大学生といった感じです。 少し前の作品のため、今読むと古く感じる場面もありますが、流行が違うだけで、今読んでも十分面白いです。 かつて非モテのバイブルと呼ばれただけあって、しばしば挟まるモテテク講座も現在に通用する内容と思います。 ただし、これを読んで俺も遊んでやろうという輩は、痛い目を見るのが落ちなので注意が必要です。できるやつはすでにやっているので。 非リアが脱皮するためには、血の滲む特訓が必要ということを、本書は教示しています。 イケメンが口説いたり、戦ったり、誤解されたり、守ったり、秤にかけたり、そしてたどり着く話です。 ラストは普通に泣けました。好きなマンガの一つです。
by うにたべたい (585)