小学館の少女・女性誌マンガのまとめ
男装の獣人少女×皇子 皇宮ファンタジー! 大ヒット作『黎明のアルカナ』の世界を受け継ぐ――新たなる物語! 半人半獣の希少種――亜人。 彼らは人間に虐げられ、支配されていた。 亜人の少女・藍月は男と偽り 第四皇子・天耀の“従獣”として皇宮に参内する。 すべては弟の敵…天耀を暗殺するために。 「この地獄のような世界で…まだ喜びに震えることができる。 この男を殺せる…待ち望んだ機会に――!」 しかし藍月が見たのは、天耀の意外な素顔で…! 美しき獣が世界に挑む、新幻想叙事詩、開幕!! 巻末には前作『水神の生贄』の最終回のその後を描いた特別編も収録。
過去作「黎明のアルカナ」の世界観を引き継いだ新たな王道ファンタジーです。もちろん前作を読んでる方が楽しめますが、ここからのスタートでもだいじょうぶ。 半人半獣の亜人は人に支配され、皇族につかえる亜人は「従獣」と呼ばれていました。 「従獣」となり皇子に殺されたと言われる双子の弟の敵をうつために、亜人の少女・藍月は自らを男と偽って従獣として皇宮に入ります。ただ敵と思っていたその皇子は唯一弟の死を悼んでくれた人で、実は他に首謀者がいるということがわかり…という感じでストーリーが進んでいきます。 流石の重厚な作りの世界観と、洗練された絵柄に一気に引き込まれるので、ファンならずとも中華系ファンタジー好きは問答無用でおすすめです!
by ぴよ (97)時は大正時代、元・お嬢様の花宮蘭子は、高級カフェー「カシオペア」で女給として働いてる。 24歳の蘭子は、家族からは行き遅れだの、恥ずかしいだの文句を言われているが、当の本人は、どこ吹く風で、仕事第一。 そんなある日、仕事中に、良家出身と思われるイケメン大学青年から突然プレゼントをもらう。 色めきだつ仕事仲間たちだったが、わけのわからない蘭子は極めて冷静。 だが、家ではとんでもない問題が起きていた。 なんと、子爵の蝶名橋家から蘭子に縁談の話が来てると言う。 実は、両家の祖父同士が孫を結婚させる約束をしていたのだ。 とはいえ、仕事も楽しいし、結婚にもまだ興味のない蘭子は断るが、体裁を保ちたい両親の勢いに押され、しぶしぶ蝶名橋家へ向かうことになった。 驚いたことに、その婚約者とは、カフェーでプレゼントをくれたあの無愛想な青年・耀一郎だった。 彼もこの結婚が嫌なのかと思ったら、意外にも乗り気のようで――!?