兄・エドワード・エルリック、弟・アルフォンス。2人の若き天才錬金術師は、幼いころ、病気で失った母を甦らせるため禁断の人体錬成を試みる。しかしその代償はあまりにも高すぎた…。錬成は失敗、エドワードはみずからの左足と、ただ一人の肉親・アルフォンスを失ってしまう。かけがえのない弟をこの世に呼び戻すため、エドワードは自身の右腕を代価とすることで、弟の魂を錬成し、鎧に定着させることに成功。そして兄弟は、すべてを取り戻すための長い旅に出る…。
2025年、NASAは日本人宇宙飛行士・南波ヒビトを含む、第1次月面長期滞在クルーのメンバーを発表。時を同じくして日本では、自動車の設計をしていた南波ムッタが会社をクビに。大きく異なった運命を歩んでいたふたりの兄弟。しかしそれぞれの未来が、幼少時代に交したある約束によって、動き出そうとしていた。 幼少時代、星空を眺めながら約束を交わした兄・六太と弟・日々人。2025年、弟は約束どおり宇宙飛行士となり、月面の第1次長期滞在クルーの一員となっていた。一方、会社をクビになり、無職の兄・六太。弟からの1通のメールで、兄は再び宇宙を目指しはじめる。
千年期の終わり頃、あらゆる地に現れ暴虐の限りを尽くした最強の民族、ヴァイキング。そのなかにあってなお、最強と謳われた伝説の戦士が息子をひとり授かった。トルフィンと名づけられた彼は、幼くして戦場を生き場所とし、血煙の彼方に幻の大陸“ヴィンランド”を目指す!! 『プラネテス』の幸村誠が描く最強民族(ヴァイキング)叙事詩、堂々登場!
2070年代、人間は地球圏を月面にまでようやく押し広げていた。 夢とエゴに満ちた航宙士志望の青年・星野八郎太(通称ハチマキ)の成長を軸に描く、「惑う人々(プラネテス)」たちの物語。「SF」を一段階進めた大傑作。 2002年度星雲賞コミック部門受賞。2003年にはNHKでアニメ放送開始。そのアニメも2005年度星雲賞メディア部門受賞。同賞の原作・アニメのW受賞は『風の谷のナウシカ』以来だと評判になった。 しがないデブリ(宇宙廃棄物)回収船に乗り組むハチマキは、大きな夢を持ちつつも、貧相な現実と不安定な自分に抗いきれずにいる。同僚のユーリは、喪った妻の思い出に後ろ髪を引かれ、自分の未来を探せずにいる。前世紀から続く大気の底の問題は未解決のままで、先進各国はその権勢を成層圏の外まで及ぼしている。人類はその腕を成層圏の外側にまで伸ばした。しかし、生きることーーその強さも弱さも何も変わらなかった。
昔 連載中 鬱気味の時 よく読んでました。 聞いたことのある多くの著名人らに山田玲司先生本人がインタビューしていきます。レビューを見てると人により好みが二手に分かれるようです。私は好きで今でも印象に残っています。山田玲司先生の作品は得意ではないですが、この作品は別です。 なかなか普段知り得ない著名人の意外な一面をライトな感覚で知ることができ、とても興味を持ちましたし、ハッとさせる言葉も多かったです。タイトルどおり私には効きました。現代の知られざる偉人達という感じで 驚く逸話もあり 世界観が広がりました。 また久しぶりに思い出したところ、以前の自炊化ファイルが無くなってしまったのと、15巻まで続いて完結していたため、良い機会なので改めて全巻紙本を購入し読破しようと思います。 ちなみに現在電子化されているのは原作から一部の話をチョイスしたベスト版( 絶望に効く薬-ONE ON ONE-セレクション )ですが、自分が好きだった話が載っているか分からないため、原作のこちらを買おうと思います。装丁も原作の方が好きですし。しかしこちらの原作は電子化されておらず紙本になります。 また別で頭に"新"が付く新•絶望に効く薬もありますが、そちらは連載紙廃刊後の別雑誌の話であるのと評判がイマイチなのでご注意下さい。
by シン (1409)意気込んで入学した大学の文学部は女の園。“文学”を志す青年・江波は、気が付けば一人、孤独に過ごす日々。私小説でのデビューを目論む彼は、物語の“ヒロイン”に相応しい“運命の相手”との出会いを求めて…!? 純情ロマンティック・コメディ!
切れ味鋭い青春コメディ。文学部に所属する大学生の江波くん。女子に囲まれた華の大学生活を憂うコミュ障や非モテを自負する彼だが、そのハッキリ物申す類稀な行動力は何かが違うと感じさせます。そして共感してしまう哲学的な思索シーンの数々と、彼独特の世界観に惹きつけられ、何度も見返してしまいます。 ここでは3巻完結の表示ですが、番外編と称した続編が揃った4巻まであります。ニコニコで何話か観れるのでオススメです。視聴者のコメント付きだとツッコミが多くてより楽しめます。 それにしてもこういう面白作品が数巻で終わってしまう例が多いのは寂しいですね。もっと観てみたかったです。 2023.2.3 ------ 再読。序盤が特に面白いですね。 2023.6.17
by シン (1409)