山下和美さんの作品の書影

山下和美

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作品数:59

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プロフィール

山下 和美(やました かずみ、1959年8月15日 - )は、日本の漫画家。北海道小樽市出身。女性。血液型はAB型。神奈川県立希望ヶ丘高等学校卒業。横浜国立大学教育学部中退(本人によると持病のためにやむなく中退したとのこと)。

山下和美の作品

一覧
『ランド』の書影

ランド

3.71

6131

発刊: 2020.09.18 ~

既刊11巻

新刊通知

a

“空”に穴が空き、大混乱が訪れる「この世」で、“文字”を知る杏は多くの者の心を掴む。そして彼女は世界を繋げるべく、動き出す。捨吉は病に臥(ふ)せるアンのため、急激に“老い”が押し寄せる「あの世」へ。なすすべもなく惑う人ごみの中で出会ったの者とはーー。平治、我次郎は山之内父と出会い、荒唐無稽な夢は現実味をおび始める。小さき者たちが運命に突き動かされる頃、かりそめの世界は、もう崩壊寸前。

『天才柳沢教授の生活』の書影

天才柳沢教授の生活

3.42

4781

発刊: 1989.09.20 ~

既刊34巻

新刊通知

a

Y大経済学部教授、柳沢良則。道路は右端を歩き、横断歩道以外で道を渡らない。安くてうまいさんまのためなら、足を棒にしても歩き続ける。これは、道路交通法を遵守し、自由経済の法則に忠実な学者の、克明で愉快な記録である。今日は、柳沢教授の末娘・世津子のY大入学式の日である。教え子となった世津子と共に教授は出勤しようとするが…!?

『不思議な少年』の書影

不思議な少年

3.69

4499

発刊: 2001.10.23 ~

既刊9巻

新刊通知

a

あらゆる時代とあらゆる場所を「彼」は訪れる。――終戦直後の日本に生きる家族を縛る「血」と「土地」。19世紀末のロンドンを懸命に生きる身寄りのない少女。生きる目的を知らぬまま戦国乱世を駆け抜けた1人の青年。それはいつの時代も変わらない人間らしい生き方。そこに1人の少年がいた。永遠の生を持って「人間」を見つめる不思議な少年が。『天才柳沢教授の生活』の山下和美が人間の光と闇をきらびやかに描く新シリーズ、堂々のスタート!

『天才柳沢教授の生活』の書影

天才柳沢教授の生活

3.25

1045

発刊: 2001.07.12 ~

既刊17巻

新刊通知

a
『不思議な少年 文庫版』の書影

不思議な少年 文庫版

3.43

841

発刊: 2017.10.12 ~

既刊6巻

新刊通知

a

終戦直後の日本に生きる家族を縛る「血」と「土地」。19世紀末のロンドンを懸命に生きる身寄りのない少女。生きる目的を知らぬまま戦国乱世を駆け抜けた一人の青年。戦後の日本、神に愛された声を持ちながら、誰にも理解されずに生きる男の生涯。死をも知ろうとする哲学者・ソクラテス。永遠の生を持っている不思議な少年が、時代を超えて「人間」を見つめる。人間の光と闇をきらびやかに描く不朽の名作、ついに文庫化。

『摩天楼のバーディー』の書影

摩天楼のバーディー

3.00

803

発刊: ~

完結・全8巻

新刊通知

a

山根トキオ、お金さえもらえばどんな仕事でも請け負う便利屋。高層ビル街にたった1軒とり残されたレトロなアパートの最上階で1人暮らし。通称バーディー。クールなヒーローの息もつかせぬ冒険に圧倒される究極のラブサスペンス。大人気シリーズ登場篇!!

『山下和美【短編集】』の書影

山下和美【短編集】

3.07

468

発刊: 2002.04.20 ~

完結・全1巻

新刊通知

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99年、無茶苦茶カッコいい禿オヤジを描いてモーニング誌上で話題をさらった『ROCKS』を始め、各誌で絶賛を浴びた傑作短編群、ここに集結!短編『ガラクタ星人宙(そら)を駈ける』『ROCKS』『ブルー・スパイス』『プライベート・ガーデン』の4本と、そして「もしもあの時、別の選択をしていたら…」という、誰もが思う人生の岐路をドラマチックに切り取った『昨日の君は別の君明日の私は別の私』全4話を収録!

『寿町美女御殿』の書影

寿町美女御殿

3.40

359

発刊: 2004.11.19 ~

完結・全4巻

新刊通知

a

地下室に住む謎の女性エリザベス。彼女の正体は一体――!? アパートを探していた大学1年生の菅平くんは「家賃1万円」という夢のような物件を探し当てた。そこは、女性ばかり4世代5人暮らしの古いお屋敷・早乙女家の1室。何やら怪しげな雰囲気漂うそのお屋敷には、実はもうひとりの家族がいた。その名はエリザベス。年齢102歳。果たして彼女は一体何者なのか…!?

『数寄です!』の書影

数寄です!

3.07

359

発刊: 2011.04.20 ~

完結・全3巻

新刊通知

a

数寄屋建築をめぐる著者初のエッセイコミック!建築家・蔵田徹也氏との運命的な出会いにより「和」の心に目覚めた山下和美は東京都内に一戸建ての数寄屋を建てようと思い立つ――

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作品レビュー

一覧

3.2

~3巻までkindle所持

天才柳沢教授の生活

レビュー(35)件

既刊34巻

3.0

34巻まで読みました

1〜5だけある

天才柳沢教授の生活

レビュー(35)件

既刊34巻

4.0

11巻まで読みました

このレビューにはネタバレを含みます。

2021/07/24、6までnt。5.0。おもしろ!謎が徐々に解けてきてどんどん気になって読んじゃう。2巻までで、あー非論理的なしきたりで生きてる村の人達の不条理なSF話かなーと思いきや、3巻ででかい1展開ある。毎回事実知るごとに衝撃受ける。映画のトゥルーマン・ショーみたい。
この世(村)の人は世界を四つ神に作られて生贄とかせんと制裁下ると考えてる世界。そこで話回ってるかと思いきやそれはあの世(現実社会)の会社ランドの天音和音が操って作ってるものだった。何が目的かは分からんけどこの世の人々を見てるっていうか研究してるって感じ?んでアンと杏に文字覚えさせたりでこの世の社会をどう動くか見てるのかな?
この会社は天音和音が子供の頃に考えた設計の実現らしい。何考えてるかよく分からん不思議な双子。でも最近和音がこの世の人に情を持ったのか?、天音の行き過ぎ行動に不快感を抱く。6巻ラストは、天音とあやめ様の娘蓮華様がこの世のトップとして来た経緯、捨吉との片想いチック?な関係などの過去が描かれて、今現在の囚われた杏、忘れないあの世で悩むアン、狐仮面でひっそりの何考えてるか分かんない捨吉、生贄になる予定の30人の子供達、どうなるのか、で終了。

2021/09/02、11最終巻まで蔦谷レンタ。凄い考えさせられる内容な。良い悪いだけじゃない感じ。操って無くても人間関わって生きてりゃこうなるのかもなとか。天音和音の、現代社会切り離した人々が出来上がってく様を見たいってのは確かに成程と少し共感した。全ての始まりが11巻で分かって逆向きに話暴かれてってて。11ラストではーそういうことだったのかーと。初めて見る感じで面白かった。最後の方結構難しかった。全部読んで5.0は付け過ぎたなって思った。

ランド

レビュー(81)件

既刊11巻

4.0

11巻まで読みました

作者は"天才柳沢教授の生活"で著名の山下和美さん。
ある四方を山に囲まれた集落が舞台。
文明レベルは低く、電気・ガス・水道はもちろん、その世界には"文字"すら無く、多くの人が農業や公役によって糧を得ています。
また、村の四方には巨大な神様の像がそびえ立ち、村民達はこの神達を恐れ、夜には決して外を出歩かないなどの禁忌を守っています。
ある干ばつが続く日に、「捨吉」という男の元に双子の子供が生まれる。
捨吉は生贄に捧ぐ為、子供を山奥に運び込む仕事をしているのですが、この日は捨吉の子供の内、一方を生贄に捧げることになります。
「アン」と名付けた子は捨吉の手で山奥に置き去りにされ、捨吉は罪悪感から両目を潰してしまいます。
そして、残された「杏」は野山を駆け回りすくすくと成長します。

4体の神の正体、山の向こうにあるという"あの世"とはどこか、謎だらけの世界で杏は、鷲の足に掴まって空を飛ぶ特技を身につけるのですが、そこで見た山の向こうの世界は、なんと。
というところで1巻が終わります。
架空の時代の日本に似た世界を描いた歴史ファンタジーかと思いきや、世界観は壮大で、テーマ性は深いです。
1巻から3巻のコミックの厚さに最初はビビりますが、難しくて複雑なストーリー展開の割には読みやすく、疲労感なく気づけば読み終えてしまいました。
全11巻で長さ的にもちょうどいい感じです。

人の身勝手さ、エゴ、不老不死への憧れ、人権、その他、人が人たる故に生れ出づる苦悩に目を向けながらも、登場する人々は基本的に善人で、またご都合主義的にうまくいくので、読んでいて爽快感と安心感がありました。
詳しく書くとあっという間にネタバレになるので書けないですが、最後はなんだかんだまるっとハッピーエンドで終わるのでよかったかなと思いました。
謎が少しずつ顕になる系の作品です。
好きな方はハマると思います。

ランド

レビュー(81)件

既刊11巻

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