3.05
598
発刊: 2017.09.25 ~
完結・全3巻
新刊通知
a現代グルメを異世界へ召喚―――…! ? 異世界人たち、現代グルメのおいしさと工夫に驚愕! それは、伝説の秘宝を求めて旅をする冒険者たちと、 願った食べ物が出てくる不思議なテーブルクロスの物語。 ただし、その食べ物は現代の食べ物で…! ? スーパーカップに、さんまの蒲焼の缶詰、 ねるねるねるねに、フエラムネが召喚される…! ? 異世界人たち、現代グルメのおいしさと工夫に驚愕! おいしいファンタジックグルメコメディです!
異世界の旅人たちが、彼らから見て異世界である我々の世界の一般的な食べ物を召喚できる魔法のテーブルクロスで召喚した食べ物で窮地を救ったりする話。 異世界が普通に食べ物を珍しがって食べるということで、"異世界食堂"とコンセプト的には似たところがありますが、本作で紹介される食べ物は"料理"ではなく、スーパーで売っているようなものなのが特徴です。 召喚されるものは例えば、"井村屋 氷みつ(いちご)"だったり、"ボンタンアメ"だったり、"ハウス バーモントカレー(辛口)"だったり、それがどうして異世界の窮地を救うのかというのは読んでのお楽しみとして、なかなか工夫されたストーリー展開だったように思いました。 主人公パーティーは"叡智の冠"という奇跡の遺産を探す冒険者一行です。 旅の途中、食べ物を召喚できるという"魔法のテーブルクロス"を手に入れるのですが、その召喚は1日に1度きり、そして願ったイメージが反映され、異世界から召喚されるという物でした。 ある日、砂漠で水も食料も尽き、絶体絶命のパーティーが、意を決してテーブルクロスに願ったところ召喚された食べ物は、なんと..!!! 召喚されるものは毎回意外性があり、身近で、そしてそれがさも素晴らしくおいしいものであるかのように食べるので、展開に目が離せませんでした。 ものものしい雰囲気の中、取り出された異世界の食料がまさかのあの駄菓子だったり、異世界と日常のギャップが強く感じられます。 異世界である必要性が感じられる、ある意味で、正しい(?)異世界ものなのかなと思いました。 ただ、最終回1歩手前で敵幹部が揃い、これから主人公パーティーに新たな展開があることを示唆しながら、次でそういうことはなく、畳み込むように終了します。 打ち切りか、なにか事情があったのか、残念な感じの最終回でした。 ちなみに作者の下村トモヒロ氏は、過去に"女王騎士物語"という作品で、伝説の打ち切りをした事で有名ですね。 本作はそのレベルではないですが、唐突感が女王騎士物語を彷彿させてしまいました。
by うにたべたい (525)3.24
594
発刊: 2020.08.11 ~
既刊7巻
新刊通知
a大魔術師たちが世界を動かす「メイデーア」で、最凶最悪の魔女として伝説となっている”紅の魔女”。その末裔のマキアが夢で見る女子高校生・小田一華(かずは)は転生前のマキアの姿で、一華は何者かに殺されていた…。友麻碧による本格ファンタジー原作をコミカライズ!
3.18
591
発刊: 2018.05.22 ~
完結・全2巻
新刊通知
aお触り(セクハラ)は、女の子の特権だ! イマドキJKの節原爽里は、幼馴染の不動岡清澄のことが大好き。 仲良しな二人はいつも一緒…なんだけど、それだけじゃ物足りない! もっと見せて! 揉ませて! ! 舐めさせて! ! ! 過剰スキンシップ・ガールズコメディー
3.21
587
発刊: 2012.04.21 ~
完結・全6巻
新刊通知
a二階堂サキナは男女問わず憧れの的、みんなの手本となる普通の高校生。…だったはずが、不幸な事故で命を失ってしまう。だが死に際して考えていたエロい妄想のおかげで心臓が再鼓動!!以来エロい妄想をして興奮していないと心臓を動かすことのできない、ゾンビでビッチなゾンビッチになってしまったのである!!!エロ勘違いだらけのサキナがかわいい、ゾンビッチ第1巻!!!
帝東亜高校に通う高校一年生「二階堂紗季菜」が主人公。 彼女は、同級生の「初野小春」に片思いをしているが、超がつくほどの鈍感男の小春に想いを気づいてもらえず、やきもきしながら過ごしています。 幼い頃のトラウマで、エッチがしたいけど言えずにいる紗季菜は、そんな妄想をしているところ、トラックにはねられ轢死してしまう。 だが、死の瞬間に流れた走馬灯で、ついに達せなかった小春とのエッチの妄想が流れることで、死の淵にも関わらず大興奮、結果、奇跡的に心臓が再鼓動する。 ただし、その結果、彼女は、定期的にエロい妄想をして心臓を動かさないと再び屍に戻ってしまうビッチなゾンビ、すなわち"ゾンビッチ"になってしまった。 『エッチな妄想をし続けないと生きられない』なんていう荒唐無稽な体質を打ち明けるわけにもいかず、人知れずエロい妄想をし続ける彼女の苦悩の日々を描いた作品です。 基本的に一話完結型のギャグマンガで、ゲージがギリギリですぐにでもエロい妄想をしないと命が危ない紗季菜が、自己防衛機能から日常会話でもありえない聞き間違いをして、友人や店員を酷い変質者だと勘違いする展開です。 聞き間違いのレベルはかなり強引で、かなり無理があります。 例えば、1話では、学業のレベルを上げるため"参考書"が必要だと言った友人の言葉が、"乱交しょう"と聞こえます。 真面目だと思っていた別の友人も一緒にイくと聞いてびっくり仰天。 日常会話から唐突な乱交の誘いとか、とんでもないゲス野郎だと思いますが、命がかかっていては仕方ないと(乱交に)イくと答えます。 だが、辿り着いたのは当然ながら書店で、自分の勘違いに気づき頭を抱えるのがフォーマットです。 基本的にはこの繰り返しで、最後までノリは変わりませんでした。 むしろラストに近づけば近づくほど、聞き間違いのレベルが厳しくなってゆきます。 ギャグは下品でオヤジギャグ甚だしいですが、キャラはかわいくてテンポもよく、読みやすい良作だと思います。 乱交だのフェ○だの危ないワードが飛び交いますが、ガチビッチになって、相手を限らず行為を致してしまうシーンは無く、バカバカしいけど楽しい作品です。 ラストはご都合主義展開でハッピーエンド、かと思いきや、まさかの展開で笑いました。 ライトに読める良作だと思います。
by うにたべたい (525)3.16
581
発刊: 2010.03.20 ~
完結・全4巻
新刊通知
a最愛の家族を殺した16歳・少年A。少年法の適用さえされない超法規措置により、彼は本日死刑判決をうけた!! サスペンスホラーの新鋭、ここに開花す!!
坂井和奏は、江の島の土産物屋で父親とともに暮らす高校3年生。ある事情により、声楽科から普通科に転科、普通に大学受験を目指していた。だが、クラスメイトの来夏、紗羽たちと巡り合うことで、一度は諦めた音楽の道に、再びかかわることになるが…。「歌うこと」をきっかけに繋がる3人の女の子の青春ストーリー、第1巻。
P.A.WORKSのオリジナルアニメ・TARI TARIのコミカライズ。 作画は後に"ハッピーシュガーライフ"を描くの鍵空とみやき氏です。 ストーリーは基本的にアニメ準拠ですが、巻数が全2巻と非常に短く、最後まで描かれません。 かなり端折られていて、紗羽の将来に関する両親との確執は描かれず、ヤンとの文通シーンも無し、文化祭まで話が行かないので、最後の校長の見せ場も無く、来夏と教頭が和解して終了となります。 アニメがすごく良かったので読んでみましたが、そういう意味ではちょっと期待から外れた内容でした。 アニメ版では、各キャラで苦しみやもやもやを抱えているけどそれで悩んだり、ケンカしたりして、少しづつ前に進む展開が良かったのですが、マンガ版だと完全に来夏、和奏がメインで、シンプルすぎる内容だったように思います。 絵や構成は良かったのですが、アニメ視聴済みで読むと、もう後、5,6巻分は必要だったんじゃないかなと思いました。 なお、ストーリーはアニメ準拠ですが、和奏や教頭がより性格悪く感じました。 特に教頭は完全に問題教師で、サディスティックに来夏を虐め、陥れる様は悪党以外の何物でもなく、やりすぎ感がありました。 最後は勧善懲悪ということで、失脚して首を切られるか逮捕されるかして欲しいくらいです。 "ハッピーシュガーライフ"を描く片鱗が見え隠れしていましたね。 "ハッピーシュガーライフ"とアニメのTARI TARI両方を知った上だったので、別の意味で楽しめましたが、そうでない場合はだいぶ印象が違って見えるのではと思います。
by うにたべたい (525)力もない、記憶もない、唯一の特技は女装だけ!?謎の少年ナナは世界から戦争をなくすため、機械帝国ザイエスへ立ち向かう。
3.07
579
発刊: 2013.02.22 ~
既刊1巻
新刊通知
a電撃文庫のライトノベル『デュラララ!!』のコミカライズ三作目。原作3巻のコミカライズです。 私は『デュラララ!!』は原作1巻のみ、アニメ1期のみ視聴済みなので、本作は完全に知らないストーリーですね。 ただ、コミカライズしか読んでないのですが、どうも端折られているのではないかと感じる場面があります。 特にストーリーの序盤に葛原金之助という癖の強い白バイ隊員が登場し、終盤に再度登場するのですが、ストーリーに深く絡みそうな雰囲気がするのですがちょい役で終わっていて、不自然に感じました。 デュラララは複数のキャラクターがそれぞれの思惑で動いて物語が進む偶像劇なので、今後の伏線として登場させただけという可能性もあるのですが、彼をなんのために登場したのかわからず、説明不足さを感じました。 とはいえ、本作で作中登場する全ての伏線が回収しきれているわけではなく、色々と残しながらも、本作は本作で完結した一つのストーリーだと思います。 竜ヶ峰帝人と園原杏里のクラスメイト「紀田正臣」がメインです。 彼が過去に立ち上げた池袋のカラーギャング『黄巾賊』と、正臣が黄巾賊を去った理由がストーリーの核となっていてます。 正臣は、折原臨也が絡んだ過去のいざこざを引きずったまま今に至っているのですが、ある事件がきっかけでまた黄巾賊に戻ることになります。 その事件は、前作で罪歌が起こした事件であり、その犯人としてダラーズが関わっているのではないかという疑いがあるところから、いつものデュラララが始まる展開です。 作画は前作、前前作と同じ茶鳥木明代氏で、安定してうまいです。 最初から比べると絵の上達がすごいと思いました。 ヤスダスズヒトさんのキャラクターそのままで、マンガらしい動きがついた絵になっていると思います。 本作でメインの高校生三人全員の正体が明かされる形になり、未消化な部分もあるのですが、一応の区切りがつく形になります。 茶鳥木明代氏作画のコミカライズも本作までで、コミカライズは他にもありますが、本筋は本作までとなっているようです。 デュラララのラノベは2022年4月現在もまだ最終巻は書かれていないので、続編のコミカライズは、難しいでしょうけど出たら嬉しいのにと思います。
by うにたべたい (525)3.13
578
発刊: 2019.11.12 ~
既刊5巻
新刊通知
a魔術師の紋章を持ち冒険者生活を送るクラフトだが、彼には圧倒的に魔術師の才能がなかった!! その才能の無さからパーティーをクビにされ続けるが、ある日出会った紋章官の薦めで紋章を変更。そこで得た新たな紋章で、なんと伝説の『黄昏の錬金術師』に! 最弱の魔術師から最強の錬金術師に生まれ変わったクラフトは、魔物討伐! ……ではなく、辺境開拓に全力を尽くす!! 【小説家になろう】発! 伝説級の錬金術師の自重知らずなスローライフファンタジー! ※「小説家になろう」は株式会社ヒナプロジェクトの登録商標です。※こちらの商品には、巻末にデジタル版限定特典イラストが収録されています。※
3.20
577
発刊: 2013.11.22 ~
完結・全8巻
新刊通知
a現役女子高生アイドル・高橋エナには人には言えない趣味がある…。それはクラス委員長・奈良くんと地味系男子・御影くんのボケまくりの会話を盗み聞きすること。こんな趣味がバレたら、あっという間に信用はカタストロフ!ツッコミたいけど、ツッコメない!緊張感と後ろめたさたっぷりの盗み聞きショートギャグ、開幕!