デュラララ!! 黄巾賊編

成田良悟茶鳥木明代

3.29

578

発刊:2013.10.26 〜

既刊3巻

『デュラララ!! 黄巾賊編(1)』巻の書影
『デュラララ!! 黄巾賊編(2)』巻の書影
『デュラララ!! 黄巾賊編(3)』巻の書影
うにたべたいさんが読んでいます

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この漫画のレビュー

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5.0
4.0
3.0
2.0
1.0
3.29

10件の評価

4.0

3巻まで読みました

電撃文庫のライトノベル『デュラララ!!』のコミカライズ三作目。原作3巻のコミカライズです。

私は『デュラララ!!』は原作1巻のみ、アニメ1期のみ視聴済みなので、本作は完全に知らないストーリーですね。
ただ、コミカライズしか読んでないのですが、どうも端折られているのではないかと感じる場面があります。
特にストーリーの序盤に葛原金之助という癖の強い白バイ隊員が登場し、終盤に再度登場するのですが、ストーリーに深く絡みそうな雰囲気がするのですがちょい役で終わっていて、不自然に感じました。
デュラララは複数のキャラクターがそれぞれの思惑で動いて物語が進む偶像劇なので、今後の伏線として登場させただけという可能性もあるのですが、彼をなんのために登場したのかわからず、説明不足さを感じました。
とはいえ、本作で作中登場する全ての伏線が回収しきれているわけではなく、色々と残しながらも、本作は本作で完結した一つのストーリーだと思います。

竜ヶ峰帝人と園原杏里のクラスメイト「紀田正臣」がメインです。
彼が過去に立ち上げた池袋のカラーギャング『黄巾賊』と、正臣が黄巾賊を去った理由がストーリーの核となっていてます。
正臣は、折原臨也が絡んだ過去のいざこざを引きずったまま今に至っているのですが、ある事件がきっかけでまた黄巾賊に戻ることになります。
その事件は、前作で罪歌が起こした事件であり、その犯人としてダラーズが関わっているのではないかという疑いがあるところから、いつものデュラララが始まる展開です。

作画は前作、前前作と同じ茶鳥木明代氏で、安定してうまいです。
最初から比べると絵の上達がすごいと思いました。
ヤスダスズヒトさんのキャラクターそのままで、マンガらしい動きがついた絵になっていると思います。

本作でメインの高校生三人全員の正体が明かされる形になり、未消化な部分もあるのですが、一応の区切りがつく形になります。
茶鳥木明代氏作画のコミカライズも本作までで、コミカライズは他にもありますが、本筋は本作までとなっているようです。
デュラララのラノベは2022年4月現在もまだ最終巻は書かれていないので、続編のコミカライズは、難しいでしょうけど出たら嬉しいのにと思います。

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