4巻
多田野はマンガ家のダイナマイト蔵田のところでアシスタントをしながら次のマンガのネームを考えている。しかしネームができず泉に手抜きのネームを見せてしまう。怒った泉に多田野は蔵田のマンガに対する真剣さを見せられ、やる気を出すようになる。ある日、街中で多田野はマンガ家を目指す六郎に出会う。ある事情から六郎は多田野の家に住むことになり、増刊号のコンペのネームを2人はそれぞれ切磋琢磨し仕上げることとなった。2人ともネームの出来は良く増刊号に載ることになった。しかし、人気投票では六郎が1位で多田野がビリという結果となり、六郎の連載が決まってしまう。気にくわない多田野はとうとう六郎を追い出してしまう。反省した多田野は六郎のピンチを救うことで仲直りをする。ある日、野球選手の武田についてマンガを描くことに決まった多田野は資料集めに街に出てみると、そこには能理子の姿があった。能理子は多田野を見るなり涙を流してしまう。涙の意味はいったい何なのか。