3.42
27
発刊: 2013.07.17 ~
既刊2巻
新刊通知
a高校2年生の栗原雪(栗原さん)は、ひとめ惚れしたひとつ年下の桃月心也(ももくん)に告白! 晴れて付き合うことになった二人だが、栗原さんにはももくんに言えない秘密があって……。 大好きな人の事は全部知りたい!! 一途だけどちょっと残念な恋愛物語。
3.53
27
発刊: 2012.12.07 ~
既刊1巻
新刊通知
a“普通になれなくてごめんなさい”ヒリヒリ青春漫画のマエストロが贈る、もどかしくて、でもそれだけじゃない、疾走焦燥ガールズ・ストーリー。“自分の名前が言えない”大島志乃。そんな彼女にも、高校に入って初めての友達が出来た。ぎこちなさ100%コミュニケーションが始まる──。いつも後から遅れて浮かぶ、ぴったりな言葉。さて、青春は不器用なヤツにも光り輝く……のか?
ニコ生主をしたり歌を歌ったり、最近ではVtuberのマネージャー活動もしているマンガ家・佃煮のりお氏のデビュー作。 一迅社の季刊誌『わぁい!』に掲載されていました。 『わぁい!』は、恥じらう女装男子からノリノリな女装男子まで、幅広いおちんちんランドを揃えていたその手のジャンル大好きな方向けのマンガ雑誌でした。 コアだけどコンスタントにファンがいるジャンルの隙間産業として人気を博していたはずなのですが、2014年を最後に休刊となりました。 本作は、そんな『わぁい!』で特に人気だった作品で、一迅社の他雑誌にも掲載され、『わぁい!』休刊後も連載が続けられました。 『わぁい!』で人気だっただけあって、内容はそれ系です。 高校二年生の「有川ひめ」は、遊び回っている両親の借金の形として、女装姿で売られそうになっているところを、生徒会役員の三人に助けられます。 美少女だけしか入れないという生徒会に目をつけられたひめは、借金を肩代わりした引き換えに、女装して生徒会の犬として加わることになるという展開です。 ひめは、自ら好んで女装しているわけではなく、やむを得ない事情により女装して学校に通っている男子という設定です。 その姿は普通にかわいい女の子で、見た目からはこんなかわいい女の子の股間に邪悪な男根が屹立しているとは到底思えないです。 ただ、掲載誌は『わぁい!』なので、男の子という設定の女の子ではなく、ちゃんと男の子アピールするところもポイントですね。 具体的には、見た目は普通に美少女のひめくんは作中頻繁にパンチラをするのですが、高校生男子が女性用の下着を身に着けているので、当然、パンツの下のふぐりがもっこりと浮かび上がっています。 また、どうみても女性だけど本当は男の子なので、上半身が裸になるシーンも少なくはなく、なぜか恥じらって慌てて胸を隠す仕草も非常に"いい"です。 男子なので何も問題ないはずのですが見た目は美少女なので、妙なものに目覚めてしまいそうですね。 ちなみに『わぁい!』掲載時には4コママンガでしたが、『わぁい!Mahalo』掲載時には、ひめの弟で女装男子のかぐやを主人公にしたスピンアウト、『月刊ComicREX』と『Febri』掲載時には普通のコマ割りのストーリーマンガとなっています。 『わぁい!』掲載が最初なのでコミック読みだと4コマからになるのですが、個人的には4コママンガの頃はコマがごちゃごちゃして読みにくく感じたため、読む場合、通常コマ割りになるまでは読みすすめることをおすすめします。 女装男子のひめくんが美女だらけの生徒会に犬として入る話なので、ハーレム展開になりそうなものですが、そうはならず、むしろ同級生で友人のチャラ男に迫られます。 普通に考えて男×男なのですが、見た目は美少女なひめくんなので、身体を弄られるシーンは妙に興奮します。 また、ひめくん以外にも女装男子が登場して、女装男子同士でラブでコメったりするので、ついそれが自然なんじゃないかと思いそうになります。 冷静に考えて女装した高校生男子がイチャイチャするとかどうかと思いますが、見た目美少女なので問題ないのではと思いそうになるときにパンチラシーンが挟まって「残念、おいなりさんだ」となる、とんでもない作品だと思います。だがそれがいい、のか。 上級者向けの作品だと思います。 読むと禁断の世界の扉を叩いてしまったような気持ちになる作品でした。
by うにたべたい (581)クラスの底辺をさまよう臭いフェチ・村井雅彦(16)。ある日、転校してきた美少女・水沢遥と付き合うことになった、彼の口からこぼれた言葉は「水沢遥は5年前に死んでいる」という事実だった…。彼女はいったい何者なのか!? その目的は!? 心揺るがす最底辺サスペンスホラー開幕!
3.57
27
発刊: 2008.12.22 ~
完結・全8巻
新刊通知
a時は遥かに遡る。ごく普通の少女・田無美代子は、事故で両親を失ってしまう。孤児院へ行った美代子を待っていたのは凄惨な虐待だった。そしてそこから、昭和58年6月の雛見沢へ至る、運命の扉が開かれていく……。「ひぐらしのなく頃に」シリーズの完結編がついにスタート。すべての謎が明かされる――!!
「ひぐらしのなく頃に・解」4作目にして最終章、祭囃し編のコミカライズ。 前作では、ミステリーの枠をとっぱらってしまい、オヤシロ様や未知の病原体、国家的な秘密組織を登場させ、真面目に考察していた層を阿鼻叫喚させることになりました。 本作は完全にそれありきのため、過去作とは違い、少年少女の冒険活劇のような展開となっています。 "未知のウイルス"、"ヤマイヌ"と呼ばれる特殊部隊、突拍子もない話を訴える少女と、それを信じ行動する仲間たちが激突する物語です。 もはや惨劇ではなく、今までの物語を終わらせるためのクライマックスそのものでした。 第1巻表紙の少女は、幼き日の"鷹野三四"です。 鷹野三四の生い立ちから、入江京介、富竹ジロウの招待、これまでの鬼隠しの舞台裏が描かれており、かなり非現実的な内容ではあるものの、これまでの惨劇にまるっと説明がつけられているのは見事と思います。 雛見沢症候群という病について対策が示せていないのが気になりますが、本作でようやくハッピーエンドで終了していて、一作目製作時点でここまでプロットを考えていたとして紛れも無い名作と思いました。 圭一もレナも魅音も沙都子も梨花ちゃんも詩音も羽入も、かつて見せた表情は本作には無く、本作では未来を掴むためにみんなで協力して戦う前向きな姿が見られます。 これまでの作品を追ってきた身からするとその姿だけで非常に感動的で、同時に終わりが近いことを感じられ、寂しさもありました。 なお、中盤にある人物の頭を生きたまま開いて脳をいじくるという"猿脳"を彷彿させる禍々しいシーンがある他、序盤、幼少期の三四が壮絶な虐待を受けるシーンがあるなど、グロ・ホラーなシーンは本作でも健在です。 後半までは暗い展開となるので期待していいと思います。 なお、終盤、有名な"ひぐらしコピペ"のシーンがあるのですが、なんか感動しました。 コピペだけ見ると痛いセリフでしかないですが、一連の流れの中で読むと自然で、何より熱いセリフのように感じられます。 このシーンや、機関車富竹、入江京介の固有結界・メイドインヘブンのシーンは象徴的な名場面ですね。 メインストーリーは本作で終了ですが、コミック版はいくつかサブストーリーやオリジナルストーリーがあるので、そちらもあわせて読む予定です。
by うにたべたい (581)弁護士は儲かる! そんな思い込みで、成績ギリギリで弁護士になった改世楽子(かいせらくこ)。しかしその年、司法試験には大量の合格者が…。就職にあぶれた楽子(らっこ)はどうにか零細事務所に押しかけ就職!そこにはいやみで出来る先輩弁護士・東海林がいて!? 新米弁護士・楽子の奮闘記!!
突如、現れた謎の寄生生物。寄生した人間を奇妙でおぞましい姿に変化させ異常な行動をとらせるという…。 一方、高校生・カナタの通う学校では商店街で目撃されたという“人喰いキリン男"のウワサが広まっていた。 それは、想像を絶する惨劇の始まりだった。 謎の核心となる“オキテネムル"とは? カナタは奇妙な戦いに身を投じることになる……!
美人店主・瑠璃宮真央が営む、静かな住宅街の片隅にひっそりと佇む古物店。 近代物から古作まで幅広く取り扱うその店にやってくるのは、地味で冴えない女、愛妻を亡くした男、友達が出来ない少女…。 呼応するかのように品物を手にしては店を後にする。しかし、その古物たちの取り扱いには十分な注意が必要だった…。 奇妙な力を秘めた古物を手にした客達が向かうのは、天国か地獄か。謎の美女と古物が誘うホラーサスペンスストーリー。
廃校に閉じ込められた見ず知らずの6人の男女と1人の少女。そこにあるのは7日間をカウントダウンする電光掲示板と監視カメラ、そして土鍋と肉切り包丁……7日間生き残れば解放されるのか、それとも最後の1人になるまで終わらないのか!?悪夢のゲームが幕を開けた!E☆エブリスタ発、『王様ゲーム』『奴隷区』に続く大人気コミック!
3.12
27
発刊: 2009.10.19 ~
既刊11巻
新刊通知
a東京浅草…隅田川沿いの雑居ビルに、小さな探偵社があった--。 ひじかた憂峰とたなか亜希夫、伝説の名作「ボーダー」を生んだ 黄金コンビが、20年ぶりに奇跡の復活! 不世出の語り部&絵師が、鋭い視線で活写する漂流列島・JAPAN。 珠玉の読切9編を収録した、浅草探偵人間模様!!