3.35
21
発刊: 2020.03.11 ~
既刊13巻
新刊通知
a僕のマンガで何とか食えるようになったので仕事を辞めて家でゴロゴロしていた妻が、ある日ムックリと起きて「赤ちゃんほしい」と言いました。‥‥で、話は飛んで赤ちゃんが生まれたところから始まる、診断が多い育児生活。この作品は、とある小規模なマンガ家の私生活を基にしたフィクションという体裁の、私漫画です。
芥川賞作家・西村賢太氏 大絶賛!!「得体の知れぬ日常を底知れぬ生命力で渉(わた)る。そんな人たちが、ここにいる。」ある日住人の一人が首を括った──。訳ありの住人たちが住む、大阪の安アパートを舞台に、借金、DV、援交などなど、堕ちて生きる人間たちの人生の機微を綴る、ファッキン下流生活譚!!飄々として過激。機微繊細にしてタフ。今、最も読むべき漫画家・岩浪れんじ、衝撃の初単行本!!ジャンル不問の全方位WEBコミックサイト『COMIC MeDu』にて大注目連載中!
3.16
21
発刊: 2020.03.06 ~
完結・全5巻
新刊通知
a明治四年。特権階級「華族」の御曹司・幸之助は、「一度も勃ったことがない」という悩みをひた隠して生きてきた。そんな中、幸之助は江戸時代から続く首斬り家の当主・沙夜と出会う。彼女の首斬りを目撃した時、幸之助の中で、どす黒い何かがうめき出す!!
どこにでもあるような街の、どこにでもあるような学校。どこにでもいるような母親と、どこにでもいるような先生。どこにでもあるようなありふれた関係、のはずだった。悪夢の“家庭訪問”までは――。小さな街で起きた“体罰事件”は全国を駆け巡り、やがて裁判へと発展する。世論の見守る中、正義の鉄槌が下るはずが……。
愛妻が急逝して半年。家事のほとんどを任せきりだった白鳥学(45歳)は“フツー”の日常生活を送るのにも悪戦苦闘中。「この先、自分は一人で生きていけるのか?」そんな漠然とした不安を抱えていた学に、まったく予期せぬ事態が起きてしまいます!“残された人の人生”を考えるドタバタ“没イチ”ライフ、開幕です!
白黒はっきりしないと気がすまない女子大生・白星クロエが保護したのは、ニジイロテンゴクオウムのニジ。飼い主が現れるまでの1週間、世話をするうちにすっかり懐かれたクロ。そんなクロにニジは謎のダンスを見せるのだが、なんとそれは求愛行動だった!! ハッピーマウスと呼ばれる鳥(?)との不思議な出会いが、クロの日常を七色に彩り始める――。『かんなぎ』の武梨えりが描く、ヘンな生き物と女の子のちょっぴりおかしな日常譚開幕!!
3.30
20
発刊: 2020.03.11 ~
完結・全4巻
新刊通知
a目立たない高校生活を送る八河柚には秘密がある。それは女優として活躍する同級生・速水瞬の熱狂的なファンであること。瞬を自身の神様と崇める柚は、同じクラスにいられるだけで幸せだった。それだけでよかったはずなのに‥‥。「あの子のそばにいたい」それだけの気持ちが、どうしてだろう、満たされるほどに渇いていく。少女が抱えるこの気持ちは恋? それとも‥‥。歪で純粋なラブストーリーの幕が今、上がる。
特別であるなら、変でも構わない。 大人っぽい容姿なのに、人との関わりに不器用な安達。栗色に髪を染めた、ちょっと天然気味のしまむら。二人は高校に入ってからの比較的浅い仲。お互いに知らないことは山ほどある。体育館の二階、二人で授業をサボる日常の中、その関係が少しだけ変わっていく──。
3.80
20
発刊: 2017.02.08 ~
完結・全1巻
新刊通知
aいつか、この日々を忘れたとしても、魔法の言葉が私を生かし続ける。 「プリンセスメゾン」の著者が描く、地方都市に生きる女子高生達の切なくも可愛い青春群像劇。 太眉に悩む寝ぼすけな女子高生・がんちゃんは、幼馴染みの高遠(たかとお)君に密やかな恋をしている。 しかし、彼からほかの女子への恋心を仄めかされて……。 「素直になったら恥かくだけや 私は鋼鉄のバリアで自分の心を守るんや」 地味で平凡な女子達にとって、人生はかくも厳しきもの。 けれど時に、友人の言葉が生涯を照らす魔法に変わることもある。 苦味も優しさも抱き込んだ目映い青春を描く傑作連作集。
マンガみたいな恋愛も、ドラマみたいな挑戦もない。スクールカーストの端っこで生きる、地味で平凡な女子高生たちのささやかな日常を綴った一作。 何を隠そう、私もかつては彼女らのような地味女子だったものだから、ページをめくるごとに共感の嵐で胸が痛んだ(特にがんちゃんの失恋やひいちゃんのいじめエピソードは、思い当たる節がありすぎって言葉が沁みた) 地味で平凡なな私たちは、「どうせ私なんか」と自分からバリアを貼りがち。素直に自分の願望を曝け出したって、どうせ恥をかくだけだと諦めがち。 けど、それじゃあ寂しすぎる。 もう一度素直になろう。もう一度、恐れずに幸せを追い求めてみよう。 高校生の時に出会いたかった一作。 時間をおいて再読したい。
by タコ星人🐙 (48)30年前・アジア西端の小国。その首都に滞在する英国人の少女ニコラは、バザールで働く青年ミマールに恋するが、結局は彼に振り向かれることなく帰国した。だが、自尊心の高いニコラは屈辱をずっと忘れず、富と名声、そして“世界の秘密”を手に入れた後、“力”を使いバザールの相談役たちを怪死させる事件を引き起こす。ニコラの復讐の魔の手は、ミマールの愛する孫娘・ハセキへと…